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新感覚ノベルゲーム!なのか?
変態キャラクター達に本を読ませるノベルゲーム!?
「ダメぽっぽ」は登場人物が全員変態のノベルアクション。
僕自身も、ノベルアクションというジャンルがピンとこないのだが…。
読書するゲームじゃなく、読書するキャラを操作するゲーム:だ。
アクが強い変な家族「レシーブ一家」。
彼らは変態な上に頭が悪く、本がまともに読めない!
本を読ませることで彼らを成長(レベルアップ)させ、助けるのがとりあえずの目標だ。
しかし謎しかない。
このゲーム。
ちょいと調べてみると、開発したスタッフには旧スクウェアの神作品「ペイグラントストーリー」に関わった人もいる模様…。
読書中に中断/再開ができなかったり、未完成な感じはあるのだが、それを差し引いても光るセンス、アクの強い個性がある。
イラストレーターの藤波俊彦氏が描く独創的なキャラクターも相成って強烈な経験を起こしかねない。
「ダメぽっぽ」の一番の特徴は変態
強烈すぎるキャラクターがスゴイ。
明らかに変なゲームだ。
ともすればクソゲーと呼ばれかれないのに、スルーできない強烈なパワーがある。
誤解を恐れず言うと、90年代のゲームのやけくそな勢いを感じる。
PCエンジン、メガドライブに続き、次世代機と呼ばれた、初代プレイステーション(PS1)、セガサターン、3DO、PC-FX…、NEOGEO…。
時代を彩った、きらびやかなミリオンヒッツの影に隠れた、滑稽で変態でツッコミどころ満載なのにどうしようもなく強い磁力をもったゲーム…。
それを人はクソゲーと呼んだ。
そして僕はそういうゲームたちを愛している。
このゲームには、忘れられない打ち切り漫画、深夜に見たB級映画、旅先で立ち寄った安居酒屋…。
そういった強烈な体験を、もたらしてくれるかもしれない。
保証はしないが。
「ダメぽっぽ」序盤攻略のコツ
すぐスタミナ切れちゃうんだよなぁ…。
ゲームの話をちょっとだけ。本をタッチしてドラッグする感覚でキャラに合わせよう。台所にいるチェーンソーを振り回しそうなカーチャンも使用可能だぞ。
いろんな作家の本を読ませるのだが、気になるキーワードを記憶させることによってストーリーが分岐する。
だが記録される時間は限られているのもまた注意だ。
あと、たまに蚊がキャラの周りに飛んでくるのでフリックで追い払おう。
うーん、それくらいである。
序盤でもスタミナが切れてしまって何もできなくなりがちなのが残念だ。
アップデートで読書中に中断/再開の機能をつけてくれたり、読書を中断しても経験値を付与するなどして、序盤の手引きをもう少し丁寧にするだけで、このゲームへの門戸は広く開かれる、と思うのだ。
このゲームの妙な魅力、なみなみならぬ重力に心惹かれた者としてちょっとの苦言を呈することを許してほしい!
ゲームの流れ
- みてくれ、このノスタルジーかつ濃ゆいキャラたちを!悪ノリだ!
- どことなく藤子不二雄ライクなキャラクターがお好みだ!
- いろんな本を読まそう!カーチャンは何故かダンボールをかぶっている…。
- 読書完了!で、だれ?このロボット…。謎しかねぇ…。
- 読書中覚えてる言葉によっては選択肢が変わってくるかも!こいつフレディ似の上にヒゲがエビフライだな…。