ロード・トゥ・ドラゴン（ロードラ）

「ロード・トゥ・ドラゴン」は魔導書から召喚された英雄たちを操り、道を切り拓いてドラゴンを倒すパネルアクションRPGだ。

パズドラにはハマらなかったけどさ……ロードラは初見でドハマり。

なにこれ、クソおもしろいぞ。

制作者であるアクワイアさんは、パズドラやケリ姫でおなじみのガンホーさんの子会社であり、ステータス画面やフレンドの助っ人機能などの仕様は、ほとんど同じかたちになっている。

操作感はパズドラにすごく近いんだけど、今作にはパネルを使ってフィールドを移動する道づくり要素。

戦闘中やステータス画面でキャラが動くため躍動感があり、ゲーム性や演出効果がパワーアップしている。

パズドラ好きはもちろん、流行りに乗り遅れた人も一度は遊んでほしい大作だ！

冒険の舞台は、1000年の月日が経つごとに崩壊と再興を繰り返すファンタジー世界。

七度目の崩壊を阻止すべく、プレイヤーは魔導書から英雄を召喚し、滅びの使者となった「ドラゴン」と戦う。

ゲームは、ステージ選択→道作りとザコ敵との戦闘→ドラゴン討伐→入手した資金や魔導書で英雄たちを育成する、という流れで進める。

道作りパートでは下部にある道順の描かれたパネルを選択してドラゴンがいる場所へと向かう。

マスごとに火属性強化やHP回復などのイベントが発生するので、ルートの制御ができるすごろくのような感覚で楽しめる。

それらイベントの中には敵が出現するマスもあり、剣・槍・弓・杖の4種のパネルを指でなぞって選択し、敵に攻撃を加えていく。

パズドラではブロックの数が多く、連鎖に気を配らないといけなかったけど、本作は8枚のパネルを合わせていくだけなのでコンボ攻撃が非常に簡単。

キャラごとに攻撃アクションも用意されているのでバトルの見ごたえも充分ある。

各キャラには武器属性やエレメント属性、常時発動するパーティスキル、道作りでためた「ソウル」を消費して使うアタックスキルが付与されている。

パーティ編成では単純な能力値だけでなく、武器属性の違うキャラを選んだり、剣→槍に変換するスキルを利用して同属性で固めたりと様々な戦法がとれる。

さらに、既存のゲームではレア度の高いキャラを入手するには、課金ガチャを引くことが必須になっているが。

本作は曜日・期間限定クエストで星5のキャラ（進化で最高の6ランクになる）を獲得できる。

というかね、現行の課金ガチャで出現するほとんどのキャラをゲーム中に手に入れられる大盤振る舞い仕様になっている。

課金ガチャやキャラの保持数をアップさせるために必要な「虹色水晶」も、ログインボーナスや限定ステージクリア報酬としてバンバン配られるため、やりこむだけでガチャも引ける。

無料なのに至れりつくせりなわけだ。

ただ、道作りに関しては平面的なステージしかなく、発生するイベントの種類も限られているので作業になりがち。

今後も様々な点でアップデートが予定されているため、期待感も持てる大作だ。