そろそろ覚えてもらえたかな?編集部の2人が自己を高めあって激突する約束を交わした新作MMORPG『ロードオブロイヤルブラッド(ロイブラ)』。
10年近くネトゲに関わりのある者として「無課金でも本当にやり込めるか」「70vs70の大規模バトルは面白いのか」という2つの実態に迫りつつレベル上げの日々を過ごしている。
前回は第4回ということで効率の良いゴールドの稼ぎ方について語らせてもらった。
今回はレベル40達成&エピソード4へ突入した後に役立つ大戦場(RvR)のあるきかた&衝撃の初体験を見ていこう!
ちなみにライバルのレビュワーむらさきさんとは違う陣営(アスランvsハルミオン)・種族(ウィザードvsナイト)という条件で両者一緒にスタートしている。
本シリーズは教科書やWikiに載ってないテク多めで追っていきたいので、基礎的なコンテンツのおさらい・内容把握はあちらの方が分かりやすいぞ。
ロードオブロイヤルブラッド(LORD OF ROYAL BLOOD:LORB)
いざ大戦場へ……って実際は何をする場所なの?
前回にて一足早くエピソードボス倒した矢先に、新大陸でメインクエストを進めると「大戦場」が開放された。
これまでとは全く異なる巨大コンテンツということで戸惑う人も多いだろう、自分もその1人だ。まずはどのようなコンテンツかについて一緒に追っていくぜ!
2大勢力が指定された時間内で争い合うRvRエリア
「大戦場」とは、最初の選択でアスランorハルミオン(サーバー)へと分けられた敵対陣営のキャラクター同士が大規模戦争を繰り広げるRealm vs Realmエリアの総称だ。
タナトス・エンリル・アグニ・イシリスの聖域と4つのエリア単位で区別され、陣営毎に70&70の計140人が入場可能。下記の時間内だけ活動することができる。
04:30~06:00
10:30~12:00
12:30~14:00
18:30~20:00
20:30~22:00
22:30~00:00
実はPvPだけじゃなくて採取などもできるのだが、まずは参加する際に必須な「ギルド」について詳細を学んでみよう。
「ギルド」大戦場における大まかなチーム分け
機能こそ前々から開放されていたけどイマイチ役割が不透明だったギルド。実はチャット交流やパーティ募集だけでなく「大戦場」におけるシーズンランキングと関わっていたのだ。
所属ギルドを成長させるのもMMORPGにおける大きな楽しみ方の1つだが、現状だと自分のことで手一杯だろう。まずは表面的な部分について追っていくぜ。
ギルドへ所属する際は「自分で創設」「既存団へ加入」の2つあるが、余程強いプレイヤーや横の繋がりがない限り後者にすべき。
人を集めるのは難しいけど、人が集まった場所へ加えてもらうのはラクだからね。創設の場合は35,000ゴールドと地味に出費もイタイし。
ちなみに経験だと思って自分でも創ってみたけど寂しいのでスグ解散することになりました。お金の無駄だった。
初めて加入する際には左上の「自入加入のみ表示」で絞った後に、人数順にすると良心的なギルドが見つかりやすい。
「毎日ログイン」「戦闘力30万超え」というように条件付けされたギルドは避けて、ゆるーく楽しく遊べそうな所でお世話になりたい。
初心者でも出入りしやすいし、挨拶不要な場所なら余計に気負わずに済む。強くなった時は上位ギルドへ身を移すか改めて考えればいいだろう。
普段はソロプレイヤーって人も、形だけ入るような場所があるのでご安心を。とにかく所属しないと始まらない。
入場時間の中で遊べるコンテンツは複数あり!
ギルド入門編はここらへんにしておいて、いよいよ「大戦場」の中で巻き起こっている内容に移ろう。
開放時間内ならいつでも行える「プレイヤーキル」「モンスター狩り」「採取・釣り」の恒常コンテンツ。
その中でも時間が制限されているメインコンテンツ「占領戦」と、大きく分けて4つあるので順番に説明していく。
相手陣営キャラを「キル」して宝箱をゲット
「大戦場」エリアでは反対勢力のプレイヤーへ直接攻撃が可能で、モンスターと同様にHPを削りきればキルできるが、もちろん返り討ちに合うこともある。
倒した人数だけギルド貢献度・カウント宝箱を受け取れるけど、敵陣に囲まれても勝てるような強プレイヤーのみ実行できる遊び方だと思っていい。
入場できるようになったばかりのルーキーには遠い話なので話半分に知っておき、以降のコンテンツに注目してほしい。
「モンスター」を狩って希少アイテムを狙う
「占領戦」の開催時間以外は陣営とは関係のないフィールドモンスターが湧いていて、通常エリアと同じように倒せる。
出現する敵は大戦場エリアに依存しており、タナトス>エンリル>アグニ>イシリスの順で高いレベルの種族と戦えるのだ。
従ってプレイヤーの層も比例し、初心者にとっては「イシリスの聖域」へ入場できるのが最も好ましい。その分人気も高いけどね。
一般モンスターを倒すだけじゃ稼ぎは少ないけど「精鋭モンスター」という一定周期で現れる巨大ボスは別。
PvP特化ステータスを上昇させる強力なアクセ等、ここでしかドロップしない有用な限定品を狙えるのだ。
しかし強さも別格級で、HPバーが40本とかもザラ。従来のレイドボスたちとは比較にならないので周りに人が居るときだけ挑むように。
安全に確実にアイテムを「採取」しよう
レベル40付近からするとイチバン実践的かも。各地の採取ポイントから素材を集めると「霊薬」をパワーアップしていける。
「モンスターエキス」と同じ感覚で上げられるサブステータスで、種類を選べば攻撃・体力といった好きな能力を伸ばせるのだ。
通常エリアでは手に入らない大戦場限定アイテムなだけでなく1度に採れる数は制限があるので入場した際は目一杯採取していきたい。
半放置可能な「釣り」でも素材をゲット
連載第1回で触れた「釣り」は、大戦場にもスポットがある。しかも古代メダルの釣果率が少しだけ良さそうな上に「霊薬」「強化石」などの素材も一緒に釣れるぞ!
時間制限があるから長期放置には向かないけど短期的に稼ぐ分にはアリ。「本日の課題」を一番ラクに埋められるのも嬉しいね。
ちなみに採取時もそうなのだが、油断しているとモンスターや敵陣営プレイヤーが攻め込んでくることもある。
よほどの実力者でないと侵入されることは無いとはいえ、自陣を荒らされると悔しい。味方と協力して撃退しよう。
「占領戦」で死力を尽くして闘え
いよいよ本題となる目玉コンテンツだ。上記の3つはサブモード的な扱いで、今まで知らされていた「大戦場」とは「占領戦」を指している。
エリア解放から30分経過するとモンスター狩り・採取などの行動は制限されて、正真正銘70人と70人が雌雄を決する専用バトルモードへと移行。
先に相手陣営の拠点を破壊して勢力ゲージを0にまで追い込んだ陣営の勝利となり、最大30分で決着が付かないと総ダメージ量で勝敗は決まる。
内容的には「プレイヤーキル」にMOBA系のような火力支援付き防衛拠点を組み込んだモードだけど、なんせ140人もいるから戦場は阿鼻叫喚の図。
それまでは各地帯で自由に散見していた一同が団体と化して激突。密度も、ダメージ量も、これこそが戦争なのだと言わんばかりの迫力である。
初心者が勝てるほど甘くはなかった……
エリア開放したての戦闘力160,000だったウィザードちゃんも参戦してみたけど、まるで赤子の手をひねられるように一瞬で死んでしまう。
視えない範囲外の四方八方から範囲攻撃が飛んでくるし、見たこともないような人数が攻め込んでくるし、処理が重くて動作も表情もガクガクになった。
無知識のまま数回参加したけど、火力職であるにも関わらず一回もキルできないまま時間が過ぎていく。なんと悔しいことか。
開放されたばかりのルーキーだと何もかも別次元で全く歯が立たない事を痛感。
なんとか学べたポイントとしては、遠距離職が前に出ると即死するので間合いを保つ立ち回り&遠くからスキルを撃ち抜く正確なマップ把握が必要だ。
加えて設定から画質を落とす。エフェクト等をオンにしていると画面がカオス極まりないので描写人数も端末スペックに合わせて絞りたい。
後はとにかく死なないこと。前線で生き残っていれば戦闘要員になれずとも、味方を蘇生させれば陣営に貢献できる。
自分が死んだ際も後ろに下がれば治療を受けられるが、初心者なら他の人を優先したいので自陣復活で走って復帰するほうが良さそう。
キャラの戦闘力だけでなく、これらのプレイヤースキルも大いに関わってきて一筋縄じゃいかないバトルモードだと認識を改めた。
勝っても負けても平等な報酬が嬉しい
初体験としては散々だったが、「占領戦」に参加したプレイヤーは戦績を問わずに「アグニの戦利品」から50ダイヤ・ゴールド・プリズムといったレア通貨を貰える。
早く終わった場合は他のエリアにも入ることで数分の間に100ダイヤ以上を稼げたりと、毎日参加したいコンテンツだ。必ず終了まで見届けたい。
とはいえチーム全体としては上位者が入場するべきなので、勝負が拮抗している場所なら初心者は遠慮が必要かもしれない。
はじめての挫折、燃え上がる闘志!
これまでは無課金でも順調に進めてきたつもりだったが、今回の「大戦場」では完膚なきまでに叩き伏せられて意気消沈してしまった。
しかしまだ諦めるのは早い。ルーキーが上位者に敵わないのは当たり前だし、新たに加わった「霊薬」をはじめに強くなれる要素もまだまだ残っている。
悔しさをバネにエピソード3を進めてサブステータスを上げ、戦闘力は200,000を突破した。次こそ結果を残せるよう努力してやる。
そして次回からは、来るべきレビュワーむらさきさんとの直接対決の日に向けて戦闘力改善&大戦場で修行をするぞ!また逢おうッ!