今回は、今話題の「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」に収録されている30本のうちの1本。
「ダブルドラゴンⅡ ザ・リベンジ」を特集していこう!
前作のヒロインが殺害されるオープニングがダークすぎる作品。
テクノスジャパンの原点とも言えるシステムを採用した名作ベルトスクロールアクション!
目次
「ダブルドラゴンⅡ ザ・リベンジ」って?
「ダブルドラゴンⅡ ザ・リベンジ」は、テクノスジャパンよりリリースされたベルトスクロールアクション。
ダブルドラゴンシリーズの2作目で、1989年にはアーケード版が、同年12月22日にはファミコン版がリリースされた。
元々は海外で先行発売するために作られたもので、キャラやマップなどは前作のものを使いまわして作られた経緯がある。
グラフィック的な変更点は、顔グラフィックの変更や彩色の変更程度だった。
ゲーム冒頭で前作で救出したはずのマリアンがラスボスのウィリーに殺害されてしまい、その復讐にリー兄弟が立ち上がるというもの。
かなりダークなストーリーは、ファンの間でも不評であった。
ファミコン版では、前作でできなかった2人同時プレイが可能になっている。
様々な変更
完成度の高いファミコン版
システムが大幅に変更されていて、操作形態が左のボタンは左への攻撃、右のボタンは右への攻撃、中央のボタンでジャンプという同社からリリースされた「熱血硬派くにおくん」と同様の操作になっている。
ファミコン版では、AB同時押しがジャンプになっている。
ファミコン版でも操作は同じで、再現度も高い。
だが、それだけでなく大幅なアレンジも加えられていて比較的簡単な操作で出せる必殺技が追加されている。
また、一番の変更点としては、「肘打ち」の弱体化が言える。
前作では、「肘打ち」無双と呼ばれる程で、肘打ちのみでクリア可能だったのが、ある程度の強さに調整されている。
これにより、ファミコン版は特に色々な技を駆使して戦っていけるので、後のPCエンジン版(1993年3月12日発売)もこのファミコン版がベースになっているほど。
もう一つの変更点として、敵からのダメージが軽減されている点も大きな変更点だ。
ラスボスであるウィリーの銃撃は、前作では即死ダメージだったのだが、即死はしない程度に軽減されている。
単調とも言えた前作の攻略法に比べると、多彩な攻略が可能になっているものの、やはりストーリーのせいでいまいちファンに受け入れられていない作品になってしまっている。
ベルトスクロールアクションとしての完成度
敵のアルゴリズムや、ベルトスクロールアクションとしての完成度は前作からかなり調整されていて、かなり爽快感のある作品にシアがあっている。
だが、やはりほとんどの部分が前作の流用という印象が悪かったのか、アーケード版は特にマイナーな評価で終わってしまっている。
しかし、やり込んだファンからの評価は高く、名作といってもいいレベルのソフトだろう。
スマホで遊べるレトロ風ゲーム
ぎゅうぎゅうダンジョン2
「ぎゅうぎゅうダンジョン2」は、魔物がぎゅうぎゅうに詰まった迷宮に挑むダンジョンRPG。
ダンジョンに入ると周囲は完全に魔物に囲まれた状態でスタートする。
体当たりで即決着がつくシステムで、レベル差によってダメージが変わるというシステムだ。
前作から同様のシステムだが、今回は基本以外にジョブチェンジやダンジョン以外での宝箱などシステムが追加されている。
よりやり込み要素が深まったレ本作は、前作から遊んでいる人はもちろん、レトロ風ゲーム好きなら是非プレイしておいてほしい逸品だ!
Dot Heroes Ⅱ :Top Summoner
「Dot Heroes Ⅱ :Top Summoner」は、英雄や兵士を送り込んで魔物を倒す塔攻めRPG。
100階構成の塔を1フロアずつ攻略していくシステム。
兵士はオートで進み、オートで戦闘をしてくれるので、プレイヤーは兵士たちの稼いだお金で兵士たちや英雄を育成するのがお仕事。
英雄は任意のフロアに出現させる事ができるが、兵士と違ってフロアをクリアしても次のフロアへは進まず、出現させたフロアを巡回する。
兵士と英雄を上手く使い分けて塔を制覇し、てっぺんに待ち受けるボスを撃破するのが目的になるぞ。
スーパー ニャー!!
「スーパー ニャー!!」はヒーローに憧れるネコキャラを操り、多彩な能力を駆使してステージを突破する王道2Dスクロールアクションだ。
ハイムーンや雨の日、太陽と風など様々なシチュエーションのエリアに挑んで物語を進めていこう。
基本操作は画面左にあるボタンで左右移動、右側にはジャンプボタンがあり、敵を踏みつけて倒すスタンプ攻撃や空中にあるブロックを真下からジャンプで叩くと壊せるなどオーソドックスな形式になっている。
この他に、エリアごとに「妖精」が出現し、それを取得すると魔法弾の発射や近距離ワープなど、多彩な特殊アクションが使えるようだ。
ステージの各所には針山や不意に飛んでくるトゲトゲ玉、近づかないと発見できない隠し部屋があり、それらの障害を多彩なアクションで乗り越えていこう。
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