吹雪型一等駆逐艦(特型駆逐艦)の17番艦
潮、曙、漣たち僚艦と編成されていた駆逐艦。
それが―――
駆逐艦「朧」
第7駆逐隊から離れ、本来の護衛任務を行うコトが無かった特Ⅱ型7番艦の結末を語ろう。
まぁ…駆逐艦…だから…ね… by朧
駆逐艦「朧」
朧は、旧日本海軍の吹雪型一等駆逐艦(特型駆逐艦)の17番艦。
吹雪型後期型「朧型」の1番艦で、特Ⅱ型としては7番艦になる。
1930年11月8日に進水後、編成は色々とあったが第7駆逐隊として、潮、曙、漣と編成されて、様々な海戦に参加した。
1941年末には、グアム島攻略部隊に参加し、陸軍輸送船団の護衛などを行った。
同年12月にはグアム島攻略部隊は解散となり、その後はイミエジへ向かう事となる。
この後、第7駆逐隊と離別し、本来の任務である護衛任務を行うことはなかった。
その最後―――
1942年1月以降、クェゼリンを中心とした哨戒、警戒に従事。
4月中旬から8月にかけて、横須賀を拠点として近海哨戒を行った。
10月1日、本艦は北方部隊に編入。
当時、横須賀で整備を急いでいた。
同じ頃、第21駆逐隊指令艦の初春が横須賀に入港し、朧と合流した。
11日午後、初春、朧は弾薬輸送物件を搭載し、横須賀を出港。
途中、占守島を経由して航行を続けていた。
そして、運命の10月17日―――
キスカ島方面へ航海中、キスカ島の北西30海里の北緯52度17分 東経178度08分の地点で朧と初春は米陸軍のB-26爆撃機の空爆を受けた。
対空戦闘が開始された。
朧は被弾し、舵故障状態となってしまう。
迎撃により敵機2機を撃墜するも、輸送中の弾薬が誘爆。
12時35分、轟音と共に朧は海上から姿を消した・・・。
朧の生存者は、わずか17名。
第7駆逐隊の僚艦たちと離れ、本来の任務を遂行することなく、無念の最期となってしまった。
大海に還った魂に敬礼―――
スマホで遊べる軍艦ゲーム
【戦艦】Warship Saga ウォーシップサーガ
「【戦艦】Warship Saga ウォーシップサーガ」は、リアルなグラフィックの艦隊で戦う架空戦記ストラテジー。
第二次世界大戦を舞台としているので、登場する艦船はもちろん「艦これ」同様に人気のものばかり。
システム的には、入手した設計図から造り出した軍艦で艦隊を結成し、敵国と戦っていくというもの。
艦のカスタムに重点を置いたやり込み要素が豊富で、好きな艦をとことん強くしていくコトができる。
また、艦のグラフィックがとびぬけていて、ウェザリング(汚し)まで再現しているこだわりようがスゴイ。
戦艦帝国
戦艦帝国は、戦艦を集めて艦隊を作り、他の艦隊と戦っていくシミュレーションゲームだ。
戦艦のグラフィックは非常にリアルで精密に描かれており、これならミリタリーマニアも満足できるのではないかという出来だ。
基本的には、戦艦を集めて装備をパワーアップさせて艦隊を編成。
海域を選んで他の艦隊と戦っていく。
海域等の構成は、第二次世界大戦から採用されている模様。
…つまりこれは、リアル版「艦隊これくしょん」といっていいゲーム。
「白露型」駆逐艦を入手した場合、艦名を「白露」「時雨」「村雨」「夕立」「春雨」「五月雨」「海風」「山風」「江風」「涼風」などから選ぶ事もできる。
ただもちろん、あの「艦これ」とは全く別物。
美女は登場するが美少女ではなく、グラマラスで大人な雰囲気。しかも音声がカタコトでSiriみたい…なので「艦これ」を期待してしまうと、「コレジャナイ!」と叫びたくなるだろう。
だが、リアルな戦艦が好きな人なら、必ずやその出来に満足できるゲームだ!
「鋼鐵少女」
「鋼鐵少女」は、美少女化された軍艦を育成するシミュレーションRPG!
システムは、ほぼ「艦これ」で台湾版の艦これと噂されている程。
だが、本家よりかなりユーザビリティな作りで―――
・海域の進行条件が見える
・資源回収後に鎮守府に戻る選択肢が出る
・陣形効果が見える
などなど、艦これでの不満点が解消されているような感じ。
イラストやUIは、完全にオリジナルで作られていて完成度が高いぞ。
ローカライズされていないものの、ボイスや書き文字だけ日本語だったり、かなりおススメできる逸品だ。
アプリゲットが贈る艦これ特集「魂の還る海」をご覧ください!
記者むらさきが、艦これファンのために書き下ろした「【魂の還る海】シリーズ」をご覧ください……。