「機動戦士ガンダム」には、数々の強敵と言うべきMSパイロットが登場していた。
その中でも黒いパーソナルカラーのモビルスーツを駆る「黒い三連星」は、三位一体の攻撃をする印象的なキャラクターたち。
その名も―――「ジェットストリームアタック」
それは「ガンダム」という作品の中でも、名前を持つ必殺技(連携技)として特殊なモノだ。
色々とオマージュされて、他のガンダム作品でも複数人の連携技に技名が冠されるコトがある。
しかし、ガンダム以外の作品で、堂々と同じ技を使う三人組がいたコトを知っているだろうか?
今回は、みんな真似したくなる「ジェットストリームアタック」にスポットを当てて特集してみるぞ!
ダー、ニェット、ヤツにトリプラーをかけるぞ! byガラミティ
「ジェットストリームアタック」とは?
「機動戦士ガンダム」に登場したガイア、マッシュ、オルテガという三人組のMSパイロット。
彼らは1年戦争の初期のルウム戦役で、地球連邦軍の当時中将だったレビルを捕らえるという大戦果を挙げた英雄。
黒いMSを駆るコトから「黒い三連星」の異名で連邦からも恐れられる存在となった。
そんな彼らの三位一体のフォーメーションが「ジェットストリームアタック」だ!
TVアニメのエピソード内では、3機のドムでガンダムに攻撃を仕掛けた。
最終的に倒されてしまったわけだが、彼らの攻撃は後のアニメにも大きく影響を与えていくコトとなる。
また、フォーメーションを破られた時、ガンダムに踏まれたドムのパイロット、ガイアのセリフも有名。
ガイア「俺を踏み台にした!?」
他の作品での三位一体技
他の作品でも「ジェットストリームアタック」同様のフォーメーション技がある。
まずは「機動戦士ガンダム」の続編である「機動戦士Zガンダム」に登場したヤザン・ゲーブル、ダンケル・クーバー、ラムサス・ハサの三人が使った「海ヘビ」が有名だろう。
こちらは搭乗機のハンブラビの電磁ワイヤーを使ったフォーメーション。
これは同じガンダム作品なので、オマージュというより別アプローチの連携フォーメーションの例になるだろう。
彼ら以外にも、「黒い三連星」をモチーフとするキャラは「機動戦士ガンダムSEED Destiny」にも登場している。
ヒルダ、ヘルベルト、マーズの三人が「ドムトルーパー」に搭乗し、まさに「ジェットストリームアタック」でルナマリアの乗る「フォースインパルス」を打ち破っている。
その名は「トリプラー」
しかし、ガンダム作品ではなく、全く別の作品でそっくりそのままのフォーメーションを使用した例もある!
それは「聖戦士ダンバイン」のエピソードの中に登場……。
その名も――――――「トリプラー」!
このフォーメーションを使うのはガラミティ、ダー、ニェットの三人。
機体の頭部・胸部・前腕部を赤く塗ったパーソナルカラーのビアレス3機に乗るコトから、クの国の「赤い三騎士」と呼ばれる。
名前までパチモノくさいなぁ……。
三体が重なるように突撃するスタイルも同様だが、なんといっても彼らの容姿が―――
そっくりじゃねぇか!
てか、ご本人様ですよね?と言いたくなる。
でも、名前のダー、ニェットというのは適当すぎだろう!
ロシア語の「はい」「いいえ」じゃん!
パクリも何も、このロシア人(?)たちは絶対本人が偽名で参加してるだろ!
更に言えばフォーメーションを破られた時のパターンもそっくりで、先頭のガラミティが踏まれた時のセリフが……
ガラミティ「踏んづけてったぁ!?」
この後、ダーとニェットはほぼ同時にやられちゃうんだよね。
まぁ、言ってしまえば「聖戦士ダンバイン」もまた富野監督が原作の作品。
なので、セルフオマージュ的なキャラたちだったわけだ。
つまり、本人って事でいいんだよな?(しつこいw)
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