本気のゲームは「インディー」かつ「有料」で配信される。
インディーズゲームとは和製英語。もとは「Independent Game」の略称で、個人や小規模の開発チームが開発したゲームの総称。
最近では、ゲーム制作を始めたばかりの大学生の処女作として話題のゲーム「DOWNWELL」が、リリース直後からAppstoreの「スタッフのおすすめ」「ベスト新着ゲーム」に取り上げられるなど超好スタートを切っている。
広告費が使えないゆえ、事前にユーザにゲーム内容の詳細を知らせることもできない。にも関わらず、有料で配信されるインディーズゲームは、開発者の真の自信作と言えるのではないか?そんな観点から、本まとめでは「DOWNWELL」の他、有料のインディーズゲームで評判のいいもの&遊んでみて面白かったものをご紹介します。
目次
- 1 大学生の処女作なのに、有料配信。そして、アプリゲット評価は★4.5。浮遊感、操作性、中毒性すべてが抜群。「DOWNWELL」
- 2 ベテランインディゲーム制作者Terry Canavaghの最高傑作との呼び声高い激ムズミニマルリズムゲーム「Super Hexagon」
- 3 祝・日本語対応!PS4でも発売された謎多きアクションRPG。BGMが極上の出来!「Transistor」
- 4 伝説的フリーゲーム「洞窟物語」を手掛けた開発室Pixelによる新作2D横スクロールアクション「ケロブラスター」
- 5 ゲームオブザイヤー受賞作!ぬるぬる動く分裂パズル「ワールド・オブ・グー」
- 6 高画質!ふわふわ宇宙遊泳アクション!「Inertia: Escape Velocity HD」
大学生の処女作なのに、有料配信。そして、アプリゲット評価は★4.5。浮遊感、操作性、中毒性すべてが抜群。「DOWNWELL」
「Downwell」は果てしなく深い井戸を下っていく2Dジャンプアクション・シューティング。
靴型兵器・ガンブーツを駆使して、敵を撃ったり踏んづけたりしながら、遊ぶたびにランダムに地形が変化する奇妙な井戸を攻略していく。
アイテムを拾ったり、ショップで買い物をしたり、ステージクリア時に取得するアップグレードなど、ローグ系の雰囲気もある、レトロアクションだ。
様々なゲームイベントに出展されては大きな反響を得ていた本作だが、プレイしてみると、わかる。
これは今年度最高峰の名作だ。
※iOS版のみ
スクリーンショットで魅力が伝わるとはとても思えない、スリリングかつ中毒性の高いリズムゲーム「Super Hexagon」。
本作を開発したのは、「Don’t look back」や「vvvvvv」など、多数の有名インディゲームを世に送り出したアイルランド出身のインディゲーム制作者 Terry Cavanagh。本作は、Terry Cavanaghの最高傑作として、海外ゲームメディア「IGN」「Gamezebo」「EDGE」でも賞賛されている。
素晴らしいのはゲーム性だけではない。Chipzelによるエレクトロミュージックも、そのゲームデザインに完璧すぎるほどにマッチして、没頭感を高めている。
これだけゲームがあふれる世の中だが、似ているゲームを上げるのは至難の業。そんなオリジナリティと、高いクオリティを両立したゲームだ。
祝・日本語対応!PS4でも発売された謎多きアクションRPG。BGMが極上の出来!「Transistor」
「Transistor」は世界観とBGMが抜群のSFアクションRPG。
喋る剣、「トランジスタ」を持った少女を操作し、美しい未来都市でバトルを繰り広げていく。
日本のPSストアでも配信スタートされ、メタスコアも83点を記録しているのが早くもiOSに移植された。
インディーズとは思えないほどのグラフィック、音楽のクオリティが抜群だ。
謎が多いSFだが、日本語に対応。
序盤の退屈ささえ乗り切れれば、文句なしだ。
ゲーム好きならマストかと!
※iOS版のみ
伝説的フリーゲーム「洞窟物語」を手掛けた開発室Pixelによる新作2D横スクロールアクション「ケロブラスター」
ケロブラスターは、名作だ。
そして伝説的フリーゲーム、「洞窟物語」を手掛けた開発室Pixelによる新作2D横スクロールアクションだ。
アメリカの雑誌「TIME」で「歴史上でもっとも偉大なゲーム100」の1つにも選ばれたという「洞窟物語」(Cave Story)だが、本作もその作風を踏襲した、シンプルながらもゲームの楽しさを徹底的に追求した作品に仕上がっている。
キュートなキャラクター、謎と想像の余地が残るシュールなストーリー。
レトロゲーム調懐かしいグラフィック、作者本人が手がける、どこか切ないBGMも健在だ。
とにかく特筆すべきは練りに練ったゲームバランス。
操作方法が説明なしでわかるチュートリアル的なオープニング、武器を使いこなした、アップグレードする楽しさ、充分な歯応えの難易度は上達の喜びを教えてくれる。
スマートフォンに最適化された操作方法も素晴らしい。
僕はこんなゲームをずっと待ってた気がする。ブラボー!
※iOS版のみ
ゲームオブザイヤー受賞作!ぬるぬる動く分裂パズル「ワールド・オブ・グー」
iPad・wiiゲームオブザイヤー受賞作!
不思議な生き物「グーボール」をつなげ、ステージの上部にある吸引口に吸い込ませていこう。
グーボールの中には、浮いたり取り外しができたりするモノもおり、自重で倒れないようそれらをうまく使って吸引口への道を作っていく。
一定数を吸い込ませることができればステージクリアとなる。
高画質!ふわふわ宇宙遊泳アクション!「Inertia: Escape Velocity HD」
宇宙ってロマン感じるわぁ、となんとなくシューティング系のゲーム探していたら見つけた宇宙遊泳アクション。
マーケットの紹介文を自動翻訳してみたら海外のインディーズゲームの賞を獲ったとの記述があった。
遊んでみると……おー、浮遊感あるなぁ。画像でグラフィックが良いのは分かってたけど、キャラが滑らかに動くし、動作も安定している。
しっかりできてる3Dアクションだな。