カリフォルニア州サンマテオ―2015年4月10日―世界中で旋風を巻き起こしたマルチプレイバトルゲーム「Vainglory(べイングローリー)」が、ついに日本のApp Storeから配信開始された。
Vaingloryはモバイル機器専用のゲームながら、コンソール機向けに開発されたコアゲームさながらのゲーム体験を提供している。
VaingloryはApp Storeのユーザーから5つ星評価を18,000以上獲得し、Touch Arcadeのモバイルゲームの権威から5点満点と評価されるなどゲーム専門媒体からも高い評価を得ている。
Vaingloryは友人同士が同じ部屋や外出先でプレイするゲームであり、昔懐かしいLANパーティーがソーシャル体験に変わる。
Vaingloryは、iPad(第2世代以降)およびMetalテクノロジー搭載のiPhone(iPhone 6、6 Plus、5S)でプレイできる。
Super Evil MegacorpのCOO兼執行役員であるKristian Segerstraleは以下のようにコメントしている。
「私たちはゲーム業界で働き始めた頃から、日本のゲームカルチャーに魅了され、刺激を受けてきました。
そのため、この度日本のApp StoreにてVaingloryを配信できることを大変嬉しく思っています。
モバイルゲームの中心である日本のプレイヤーがVaingloryに参戦して下さることを楽しみにしています!」
ゲームプレイ予告動画
Super Evil Megacorpは去る4月8日、AppBank株式会社の協力の下、日本初となるエキジビション・マッチ(公開試合)を東京都内で開催した。
Super Evil Megacorpの開発者チームとAppBankのゲームファイター氏率いる日本のトッププレイヤーがe-Sports界で名を馳せるStanSmith氏による実況のもと対戦した。
AppBank株式会社はSuper Evil Megacorpの日本における重要なパートナーであり、国内でのVaingloryの普及に協力している。
AppBank株式会社のゲームファイター氏は以下のようにコメントしている。
「Vainglory」は、App Storeでも別格の面白さを持つオンライン対戦ゲームです。
ビジュアルもゲームも、操作の反応も、すべてがハイレベル。
ストイックに遊んでも良し、友達と集まってわいわい遊んでも良し、遊んだら確実にハマる……というか、実際に毎日やってます!
そんなゲームを作ったSuper Evil Megacorpと提携し、Vaingloryの日本展開を応援できるなんて夢のようです。
ゲームの面白さに負けないよう、Vaingloryのローンチを手伝いたいと思っています!」
Vaingloryでは、3人編成の2チームがリアルタイムのバトルで勝敗を競う。
各プレイヤーはそれぞれひとりのキャラクター(ヒーロー)をコントロールするが、最終目的は、チームメンバーと戦略を立てて、敵チームの基地の中心にある巨大なクリスタル(これをVainと呼ぶ)を破壊することだ。
Vaingloryは無料でプレイし続けることができる。
1ゲームで使う6人のヒーローは毎週ローテーションで変更される。
ヒーローのロックを解除してずっと同じヒーローを使うには、ゲームに勝つことで得られる「Glory」を使うか、または実際にお金を払って「ICE」を購入すればすぐに解除することもできる。
Vaingloryの開発者は、課金勝利の仕組みを導入していないし、その予定もないということだ。
Vaingloryでは、例えば、人間の戦士に長距離からダメージを与えるのがうまいこどものドラゴン「Skaarf」のようなファンシーな生き物から、気絶させたり混乱させたりする力を持つ人間戦士の「Catherine」まで、幅広いキャラクターの選択肢の中からプレイするヒーローを選んで、マスターすることができる。
また、本ゲームには「Taka」という忍者キャラクターがいるが、Takaは本社の日本人社員であるYutaka Toguchi(渡口 優)にちなんで名づけられたものだ。
Takaの全ての技には日本語の名称と日本的なテーマが利用された。
例えばKaiten(回転)、Kaku(カク)、X-Retsu(X烈)などだ。