【名作保証】「終わらない夕暮れに消えた君」プレイ日記1〜 SYUPRO-DX全力特集!考察・攻略・ネタバレすべてを約束〜

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執筆者:編集部

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SYUPRO-DXの作品が好きだ。

SYUPRO-DXのゲームは毎回泣ける。

今回も号泣した。

終わらない夕暮れに消えた君を、まだプレイしてないなら、今すぐこの記事を閉じてダウンロードしたほうがいい。

それも無料だぞ。
課金したくなるレベルだよ。

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「終わらない夕暮れに消えた君」ストーリー紹介

夕暮れの終わらない島で起きた消失事件を探る “孤島伝奇ADV”

…10年前の お祭の日だった。
ぼくたちは みんなで かくれんぼをしていた。

ほとんどの友達は あっさり見つかったけど
ひとりだけ…いつまで経っても 見つからなかった。

次の日も その次の日も
その友達は 見つからないままだった…

そして10年後。

「10年前の つづきをしよう」――
昔 みんなで埋めたタイムカプセルは見つからず
代わりに 埋めた覚えのない箱の中から
差出人不明の手紙が出てくる。

あの日の かくれんぼで
ぼくは『鬼』だった。

ぼくは 終わらない夕暮れの中
手紙を片手に ひとりさまよい始める…

「もういいかい」
「もういいよ」

ぼくの…
10年越しのかくれんぼが 始まった。

叙情的なシナリオは今回も健在

東京から遠く、フェリーと高速船を乗り継がないといけない離島。
行方不明になった幼馴染からの手紙。

謎は不気味さを帯び、やがて恐怖に変わっていく。

「ひぐらしのなく頃に」を思い出す人もいるかもしれない。

祭りの日。夕暮れ。

センチメンタルな空気の中にも、活き活きとした人物像が描かれている。

親切極まりないシステムでエンディングまで辿り着ける

今回も「!」マークの吹き出しが出てるキャラと話すことで「キオク」「ジンブツ」が更新され、ストーリーが進む「フラグ」が立つ。

「キオク」や「ジンブツ」は人物や島の歴史など、世界観を深く知る設定を読めるほか、謎解きにも役にたつ。

ゲームを再開したときなど、どこにいけばいいのかわからないときなどに非常に便利だ。

あ、セーブで思い出したけど、オートセーブじゃないから、セーブはちゃんと手動で行うようにしよう。

昔はね、教会にいったり王様に会わないとセーブできなかったり、とてつもなく長い呪文を覚えないといけなかったりしたんだよ…。

新機能のマップが便利すぎる

もしかして前作で死ぬ思いをしてアプリゲット編集部がマップを作った思いが通じたのか、今回はマップを実装!

それも、次どこにいけばいいのかわかるようになっている。なんて優しい。
正直、こんな攻略記事がなくても、誰もがエンディングに辿り着けるようになっている。

とはいえ、高野は全力で攻略して、全実績を解除しつつストーリーを徹底的に網羅していく。

次回はストーリーを完全駆け足で紹介。
スクショマシマシでいくぜ。

「終わらない夕暮れに消えた君」も、本記事で全ての秘密を暴き、100%の実績解除と、面白いスクショと、自分のエモい感想をまとめ、真のエンディングまで攻略することを約束する。

今回は、SYUPRO-DXの有名作品を紹介させてほしい。
独断と偏見と愛で。

SYUPRO-DXとは?

左:プログラマー 浜中剛氏 中央:脚本家 横田純氏 右:コンポーザー 入間川幸成氏

SYUPRO-DXは劇団員の横田氏と、バンドマンでもある入間川氏、そしてプログラマーの浜中氏の3人でやっているアプリメーカーだ。

横田順氏の軽妙なセリフ回しとシナリオ。
入間川幸成氏のセンチメンタルに訴えかけるBGM。
浜中剛氏がプログラムした、スマートフォンでありながらストレスがない快適な操作性。

SYUPRO-DXの作品に共通する、どこかで見たような物語は、たくさんの作品をモチーフにした、メタ表現やオマージュに満ちている。

「彼女は最後に何言うか決まってなかった!?」SYUPRO-DXが贈る涙腺崩壊ADV「彼女は最後にそう言った」の㊙裏話を直撃インタビュー

あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね

「ドブネズミ」は人付き合いが苦手な勇者が、酒場で仲間を募るために相手の心に響く呪文をぶつけまくる説得RPG。

ドラクエIIIの「ルイーダの酒場」をモチーフにした、仲間を探すことすら苦手だった勇者が、コメディたっちながらも、ボロボロになりながらも仲間を築いていく姿に、人見知りの自分はめちゃくちゃ感情移入してしまった。

ゲームとしても歯ごたえのある難度で面白い。
iPhone/Android無料ゲームアプリでRPG・アドベンチャーの2カテゴリで堂々の1位を記録した、SYUPRO-DXの出世作だ。

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なんと書籍化もされ、小説やコミックになっている。

奴は四天王の中で最も金持ち

現代を舞台にした「ポケモン」「マザー」みたいな雰囲気のRPG。

20XX年。
世界は「課金四天王」と呼ばれる
四人の悪人が支配していた。

ガチャに課金するユーザーが支配する、
腐敗と自由と暴力のまっただなか、
ヒーロー不在の世界で、少年たちは立ち上がる。

ファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイの時代を思い起こさせるドット絵はそのままに、課金偏重のソシャゲRPGに対するまろやかな風刺と、「MOTHER」「ゼルダの伝説」「ポケットモンスター」「6くらいまでのファイナルファンタジー」など、古き良き日本のレトロRPGたちに対する愛をぶつけた大作。

エニックスとスクウェアがしのぎを削って、名作を乱発してた90年代の匂い。

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彼女は最後にそう言った

青春アドベンチャー。

田舎のお祭りの日。主人公は4年前に亡くなった彼女の死の真相を知るべく、ループし続ける世界で捜査を続けていく。

ドット絵ながら、「AIR」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」と言った名作アドベンチャーを彷彿とさせる、哀愁のあるBGMと、泣き笑いできるシナリオ。

アラサーたちが少年少女だった頃、テレビやパソコンの中の憧れでしかなかった、青春の物語がそこにある。

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世界一長い5分間

日本一ソフトウェアとSYUPRO-DXのコラボによるPlayStation Vita用ゲームソフト。
気が付くと、そこは魔王(?)の目の前。
記憶喪失状態でラスボス戦からゲームが始まる衝撃的なストーリー。
アドベンチャーのような現在(魔王戦)と、レトロRPGのような回想を行き来しながら、勇者は5分間で、冒険を思い返し、本来の勇者としての自分を取り戻していく…。
悔しいが未プレイ。
おい井上、VITAごと貸してくれ。おい井上。
メーカー 日本一ソフトウェア
対応機種 PlayStation Vita
発売日 2016年07月28日
価格 3980円 [税抜]

その他のアプリ

下積み時代のカジュアルゲームたち。

個人的には「彼はパイルドライバー」が好きだ。
なかには脚本の横田順氏の声が聴けるアプリも。

あーこんなに全力で文章書いたの久しぶりだよ。ラブレター書いたとき以来だな。

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執筆者: 編集部