2017年5月24日のアップデートにて、ジャンヌ・ダルクの幕間の物語「我が神はここにありてⅡ」が追加されました。これをクリアすることにより、ジャンヌの宝具性能がアップします。
ただでさえ「人間要塞」と称されるほどの耐久力を誇っていたジャンヌ、今回の強化で更なる活躍が期待されます。今回はそんな彼女の新たな宝具性能と相性の良いサーヴァント、そして強化に必要なクエストの攻略データをご紹介。
ジャンヌ・ダルクの宝具詳細と好相性サーヴァント
まずは宝具の強化前と強化後を比較し、相性の良いサーヴァントについて紹介します。
強化前と強化後の宝具データ比較
強化前
宝具「我が神はここにありて」(リュミノジテ・エテルネッル)
ランクA-
カード種類 Arts
種別 結界宝具
味方全体に無敵付与(1ターン)&防御力アップ(3ターン)&毎ターンHP回復付与(2ターン)<OCで効果アップ>+自身にスタン付与(2ターン)【デメリット】
強化後
宝具「我が神はここにありて」(リュミノジテ・エテルネッル)
ランクA
カード種類 Arts
種別 結界宝具
味方全体に無敵付与(1ターン)&防御力アップ(3ターン)&毎ターンHP回復付与(2ターン)<OCで効果アップ>&弱体状態を解除
スタンのデメリットが消えた上に弱体解除が追加
どんなパーティでも壁張りを担えた優秀な宝具「我が神はここにありて」ですが、強化前は「自身にスタン付与」という手痛いデメリットが存在しました。発動ターンとその後1ターン、合わせて2ターンのスタンは、攻撃力のインフレによる戦闘高速化の趨勢に乗り切れていない感がありました…が、今回の強化によりその欠点も解消。どころか、弱体解除までついてきてしまいました。
これは嬉しい驚きです。ジャンヌ自身の自由度が上がるだけでなく、状態異常などエネミーから付与された弱体はもちろん、デメリット付きのスキルや宝具を持つ仲間をフラットな状態に戻してあげられるためパーティ全体の安定感がグッと増します。
スタン削除により、前にもまして単騎で戦えるサーヴァントになったのは確かです。しかし全体弱体解除追加まで鑑みると、むしろ「旗を掲げて仲間を鼓舞しつつ、己も戦い続ける」方向…「FGOのジャンヌ」らしい性能に強化された、とも言えそうですね。
強化によりジャンヌと更に相性のよくなったアンデルセン
スキルに弱体デメリットを持つサーヴァントは多く存在しますが、中でも元々かなりの好相性だったのがハンス・クリスチャン・アンデルセン。
彼のスキル「無辜の怪物」には、自身の防御力を14%ダウンするデメリットがあります。パーティの耐久力やクリティカル火力を底上げしてくれる有能サポーターのアンデルセンですが、本人のHPは聖杯未使用の場合8000強と心もとない数字。そこに防御力ダウンというのは、場合によっては致命的な弱体化となり得ます。
しかし、ジャンヌの宝具によってそのデメリットは無効化。ノーリスクで毎ターンスターを獲得できるようになるのです。ジャンヌの「啓示」と合わせることで、常にスターが潤沢な状態を確保。その上2騎の宝具で回復、耐久アップ…と隙のない回復&クリティカルパーティが完成します。ジャンヌとアンデルセンを組み合わせた戦術は一部で「ジャンデルセンシステム」と呼ばれていましたが、宝具強化によりこのシステムの完成度も更に向上する結果となりました。
その他、エドワード・ティーチもスキル「海賊の誉れ」にて弱体耐性ダウンのデメリットを持っています。ティーチのスキル「紳士的な愛」により、女性は2重回復を受けられるので、こちらもジャンヌとは悪くない相性です。
デメリット付きスキルを2つ保有するメルトリリスも、ジャンヌで打ち消してあげることができれば更に輝いてくれるでしょう。あまり耐久力のないメルトリリスにとって「加虐体質」の防御デバフは痛いもの。また、「メルトウイルス」の宝具威力ダウンはメルトリリスを除く味方全体が対象。ここでもジャンヌによる弱体解除が活きてきます。
Arts宝具のエミヤ〔アサシン〕も、スキル「聖杯の寵愛」により味方全体の弱体耐性をダウンさせてしまいます。この解除の他にも、スキル「スケープゴート」で盾となるジャンヌにターゲットを集中させれば、パーティの生存率を上げることができるでしょう。このスキルではスターも獲得できます。
速攻性では弱体解除スキルに負けてしまいますが、逆に「スキル封印」状態を解除することが出来るのもポイント。存分に活かしてあげましょう。
「我が神はここにありてⅡ」のクエストデータ
ここでは、幕間の物語「我が神はここにありてⅡ」の敵構成・敵HPなど戦闘データをまとめます。ストーリーに関する言及はありません。
1節は剣・弓・狂の海賊ゾンビのみ
1節目は船上での戦いです。なお、この時「???」(アンノウン)のゲストサーヴァントを選択することができますが、正体はライダーのエドワード・ティーチ。レベルも60とさほど高くはなく、クラス相性にも関わらないので無理をして選ぶ必要はありません。
敵の構成とHPは以下の通り。
Wave1…海賊ゾンビA(剣)HP32,064 海賊ゾンビB(剣)HP36,072 海賊ゾンビC(剣)HP36,072
Wave2…海賊ゾンビA(剣)HP55,080 海賊ゾンビB(剣)HP55,080 海賊ゾンビC(狂)HP63,079
Wave3…海賊ゾンビA(狂)HP81.082 海賊ゾンビB(弓)HP120,156 海賊ゾンビC(狂)HP81,082
攻撃回数は各エネミー1回のみの雑兵ですが、HPがやや多め。強力な全体宝具を持つサーヴァントや、全体即死宝具の両儀式〔セイバー〕などを連れていくと捗るでしょう。弓はラストの1体だけなので、途中まではパーティの主力をアーチャーにしておき、ラストwaveだけオーダーチェンジでランサーを後衛から連れてくるのも手です。あるいはバーサーカーを編成すれば、クラス相性に困ることはないでしょう。
戦利品は英雄の証×6です。
2節はキャスター3体が相手
2節目はwaveも1つだけで、最初からボスサーヴァントと対峙することになります。
構成は以下の通りです。
シャドウサーヴァントA(術)(シェイクスピア)HP150,246
メフィストフェレス(術)HP366,051
シャドウサーヴァントB(術)(モーツァルト)HP131,056
HPが多いですが、特筆すべき厄介な戦法は取ってきません。ライダー編成にして、宝具を使うメフィストフェレスから順に倒してしまいましょう。1節目のゲストはこちらで来てほしかったところですね。
戦利品は虚影の塵×2、キャスターモニュメント×1です。
まとめ
幕間クエストそのものの難易度は高くないので、サクッと強化してあげましょう。
オールラウンダー人間要塞として更なる進化を遂げたジャンヌ・ダルク。相性有利のムーンキャンサーも出てきて、今後はまた八面六臂の大活躍が期待できそうです。しばらくは一部で不遇な扱いを受けていましたが、今こそ聖なる旗を再び掲げるときです!