本来ライダーのクラスは『騎兵』のクラスで馬上槍を扱う英霊にあてはめられるクラスですが、有名な馬や乗り物など高い騎乗能力を持つ英霊が幅広くあてがわれています。
ライダークラスの大まかな特徴
ライダーのクラスは前述のとおり、馬上槍の使い手だけでなく動物や獣を使役したり船や馬車の扱いにたけるなどの何かを乗りこなすことを得意とするクラスです。
低ランクでは通常の馬を普通に乗りこなす程度ですが、ライダーの騎乗スキルは高ランクのものが多く、乗りこなすことが難しい幻想上の獣をはじめ、最高位のランクではドラゴンさえも自由に乗りこなし扱うことが出来ます。
FGOではキャスタークラスに強く、アサシンクラスに弱いことになっています。
ライダー全般としてバランスのとれた能力のサーヴァントが多く、比較的使いやすいユニットがそろっています。
攻防のバランスが取れたサーヴァントは非常に扱いやすく、基本的にどんなパーティに入れても腐ることはないでしょう
パーティ内での運用法
ライダーは高ランクの騎乗スキルを有しているため、クイックカードの性能が高く設定されており、また、スター集中度が最も高いためクイックカード主体のクリティカルパーティでのメインアタッカーとして活躍が期待できます。
逆にスターとNPの獲得能力に難がありますので、アーチャーと同様にクリティカルスターを出しやすいサーヴァントやアーツカードの多いサーヴァントと組ませてあげると運用の幅が広がるでしょう。
礼装の候補はクリティカルダメージをメインで扱うならばスター集中系か、クリティカル威力増加系の礼装が使いやすいです。
宝具をメインにするのであれば、宝具を使いやすくなるアーツアップ系か初期NP獲得系の礼装で補助をしてあげると宝具を打ちやすくなります。
おすすめサーヴァント
ライダーのクラスは高レアのサーヴァントだと非常にバランスに優れ、基本ステータスはもちろん、使い勝手のいいスキルもそろっている印象があります。
対して、低レア帯は一芸に優れたサーヴァントが多く、しっかりと能力に合わせた役割を与えてあげると数値以上の活躍を見せてくれます。
マルタ
チュートリアルの10連で入手可能な☆4のライダーです。
同レア帯でも有数のHPとライダーに珍しいアーツ3枚構成、回復と補助に特化したスキルと全体的にサポート寄りでクリティカルだけでなくアーツパーティにも組み込みやすいサーヴァントになっています。
逆に攻撃性能は宝具まで含めてもかなり低く設定されており、どちらかというと盾役と高い攻撃力を持つメインアタッカーを補助し、スターによるクリティカルをメインとして戦うサブアタッカーとしての運用に向いています。
宝具もバスターの単発全体攻撃で威力そのものは決して高くありませんが、相手の防御力ダウン効果を持つため、宝具チェインの一発目に置くことでアタッカーの宝具のダメージを増やすことが出来ます。
また、第3スキルでも敵の強化解除と防御力ダウンの効果を持つため、メインアタッカーの攻撃力をより生かすことが出来ます。
牛若丸
☆3では非常に優秀なアタッカーです。能力的には補助に重きを置いたバランス型のアタッカーとなっています。
味方の補助をしつつ自身でスターを生成、それを使ったクリティカルと超火力の単体攻撃宝具でダメージを叩きこんでいくスタイルのライダーです。
燕の早業と宝具によるスター生成能力は馬鹿にできず、ヒット数の少ない牛若丸のスター生成を強力に助けてくれます。
また、高ランクの騎乗スキルによりクイック属性の宝具の威力も見た目以上にたたき出してくれるでしょう。
しかも、ボスとしてよく出てくる魔神柱はライダー・キャスター・アサシン・バーサーカーで攻撃優位を取れるので、牛若丸の宝具はボス単体で出てくる最終節で活躍してくれることでしょう。
アルトリア・ペンドラゴン(サンタオルタ)
クリスマスイベントの報酬サーヴァントで、昨年のクリスマス以前に開始したマスターの多くが所持しているサーヴァントではないでしょうか。
基本性能はセイバーのアルトリア・オルタと同様で高い攻撃力を有しています。
スキルは単体大回復とスター生成、バスターアップと使い勝手の多いものが多く、味方の回復をしつつ自身で生成したスターを自身で吸ってクリティカルを狙うという運用が可能となっています。
しかし、クリティカルを狙うのであれば通常時のスター生成能力は決して高くないため、ほかのライダーと同様にスター出しの要員を用意したいところです。
サンタオルタの最大の魅力はセイバー時と同様にその宝具の超火力となっています。
ほかのサーヴァントに比べ宝具威力が高く設定されており、またイベントの報酬サーヴァントであることからほかのレアサーヴァントに比べて宝具レベルが上げやすくなっています。
加えて魔力放出によるバスター強化ですさまじいほどのダメージをたたき出してくれることでしょう。