【ハンドレッドソウル深淵レビュー】第4回 めんどくささとハクスラ感、各種育成メニューについての感想

公開日:

執筆者:納谷英嗣

アクションの気持ち良さと報酬のバランスはどんな感じ?

ハンドレッドソウル

「ハンドレッドソウル」では各種モードをクリアして報酬を獲得し、そこで手に入れた物でキャラや装備品と英雄を強化し、より難易度の高いコンテンツに挑戦していきます。

1章から4章あたりまでは各ステージに設定された推奨戦力の値が緩やかに上がっていくので、ステージの周回等なしで進められます。

毛色が変わるのは5章あたりで、それをクリアして6章に入ると討伐モードにおける推奨戦力値が一気に増加

ここからはストーリーRPGにおける『レベル上げ』のフローにはいっていきました。

何をモチベにできるか次第だが、育成は正直しんどい

育成すべきものは多く、装備品ひとつとっても、スタン・エア・ダウンそれぞれの特性を持つメイン武器、サブ武器を育てていく必要がありますし、防具やアクセサリーも戦力アップには欠かせません。

4章までと比べると地味な繰り返し作業が多いので正直飽きてきますが、何かをモチベーションにできればその面倒さも緩和できます。

個人的には「パンドラ工房で伝説武器を作り、それを鍛えて気持ちよく勝ちたい」という思いを持って遊んでいました。

ストーリーモードはクソ気持ちいい!

地味な周回作業のなかでもストーリーモードは敵の状態異常耐性が低く、どんな武器でも活用できるのが良かったです。

スタンやエア、ダウンなど特定の状態異常に装備品を合わせる必要がないのでスタン+エアを駆使した装備&英雄で攻めることもできました。

一部ボス戦では討伐と同様にギミックを読む必要があり、最上級戦などの高難易度ステージでは戦力値が勝敗を分けますが、それ以外は、ホントスムーズ。

30秒ほどでガンガン敵をぶっ倒して、キャラが強くなったことをたしかめられます。

討伐や特別戦は相手のギミック次第

ハンドレッドソウル

5章の討伐ボス「イモータルトロール」あたりで討伐ボスの面倒くささを体感できますね。そこからは要所で面倒なボスが出てくるようになります。

難易度ノーマルで最初にぶち当たるのは6章のボス「キメラ」で、詳しくは次回の記事で書きますが、このゲームの序盤から中盤にかけての難所になります。

また、討伐ボスには難易度設定があり、同じボスがパワーアップして登場します。

一部装備品の育成に欠かせない素材をドロップできるので、必然的に攻略しないといけないんですが、これがもうしんどい

ノーマルをクリアしても油断できないハードの恐ろしさ

討伐モードの「ハード」も見た目や行動パターンはだいたい同じですが、「ノーマル」よりもステータスが高いのはもちろん、状態異常耐性が上がっていて派生技までうまく繋がらないことが多々あります。

そうなると敵の体力が減らせない=Sランクが取れないから素材も集められないということに。

しかも、一部ボスはノーマルと同じく体力回復などのギミックを携えています。そう、イモータルトロールとかいうク…もとい凶悪ボスです。

個人的にはハードの「シャドウレイス」と「イモータルトロール」が倒せていません。

推奨戦力1000ぐらい超えてますけど……。こいつらを倒せないストレスをストーリーモードでぶつけている感じです。

装備品強化はセット装備や属性を揃えるのが楽しい

ハンドレッドソウル

ここからは各種育成メニューにおける所感を。

装備品強化については1~9までの強化段階があり、9の次は1ランク上に進化します(例:T1→T2)。

装備品自体のレアリティは通常<レアやセットや属性付き<伝説系に分類されていて、上位のレアリティほど強化素材となるアイテムの入手方法が難しくなるかたちです。

ハンドレッドソウル

また、同じ装備品を入手するとソウルに変わり、これを消費すると限界突破を行えます。

強化も限界突破もステータスアップに繋がり、条件を満たせば装備品に新たなスキルが追加されるかたちです。

本作の場合、ハズレ装備品はほとんどなく(低ランクアクセサリくらい)、どの装備品も鍛えれば鍛えるだけ強くなるのが良いです。

とくに自分のプレイスタイルに合った装備品を鍛えて各モードでそれを活かせたときは気持ちいいです。

カルマ装備もあるよ!

ハンドレッドソウル

ストーリー6章をクリアすると「カルマ装備」が開放されます。

パーティにひとつだけセットでき、体力や攻撃力などを大幅にアップできますが、ひとつだけマイナス効果が付与されている特殊装備品です。

育成には特別な討伐ボスクリアが必要となり、そちらも前述したハードモード同様に推奨戦力詐欺レベルの強敵が現れます。正直、まだ倒せていません。

ノヴァストーンは地道に開放

ハンドレッドソウル

ノヴァストーン」は、キャラや英雄ごとに設定されたスキルツリー状の枠にストーンを当てはめてステータスを上げる育成メニューです。

枠ごとに形が違い、その形に合ったストーンしか使えず、一部箇所にはレアリティやレベル制限が設けられています。

ステータスの伸び率もそれほど高くないのと、協力戦を3人プレイでクリアすれば毎日18枚のガチャチケットが得られるので(5枚で1回引ける)、地道に遊べば自然と拡張していけます。

ガチャ制ですが、他のスマホゲームと比べてもかなり良心的な育成メニューですね。

英雄の入手&育成は簡単

ハンドレッドソウル

英雄はストーリーで仲間になるものと、一部コンテンツで得られるメダルでソウルを集めて入手するもの、課金やエメラルドを大量消費して得るプレミアム英雄に分かれています。

英雄にはゲージを溜めて任意発動できるスキルと特定条件で発動するスキルが設定されていて、それらと装備品を掛け合わせて各種状態異常を狙っていくことになります。

ハンドレッドソウル

本作はミッションの達成でエメラルドを継続的かつ多く入手でき、プレミアム英雄は一定期間後にエメラルドで購入できるようになるため、課金なしでも揃えられるのが特徴です。

また「幻影の殿堂」をクリアすれば特定の英雄のソウルを集められますし、「イベント戦」でも定期的に英雄のソウル獲得ステージが用意されます。

こちらも入手、育成ともに良心的な作りでした。

パンドラ工房は同じものができてもおもしろい

ハンドレッドソウル

パンドラ工房は、素材を掛け合わせて様々な装備品をランダム生成するコンテンツ。

作り方などは以前の記事でもお伝えしましたが「艦これ」で言うところの建造をやる感じで、配合のパターンをさぐりながら試行錯誤するのが楽しかったです。

各種素材はゲームの進行だけで入手できるため、課金に頼らずに1日に3回程度は生成を行えます。

素材ブーストに使うこともあるんですが、直接的にエメラルドを消費しないのでリセマラの必要もありません。必要なのは試行回数のみ!

生成された装備品も一部を除いて有能なので無駄になることがなく、確実に戦力アップに繋げられる良コンテンツだと思っています。

パンドラ工房で作りたい装備品は?

ハンドレッドソウル

ストーリーの進行でナイトフォールやスタンニードル、デュエリスト、ボーンクラッシャーは入手できます。

幅広い状態異常を扱える斧「デミルーン」とエア特化の剣「ウィンドスレイヤー」を使いたい場合は生成が必要です。

サブ武器や防具については、直近の討伐ボスで使うことになる銃や盾は入手できますが、それ以外はパンドラ工房で作ることになり、アクセサリ全般は入手不可なので工房で獲得します。

ストーリー装備でもそれなりに進めますが、5章の中盤あたりになるとキツくなるので工房が開放された段階から必要なものを揃えていきましょう。

作るべきアイテムと素材比率

ハンドレッドソウル

第二回の記事でも触れたエアとダウンゲージを上げるサブ武器をまず作り、後はメイン武器の限界突破を狙うかセット装備のアクセサリ系を充実させていきたいです。

メイン武器を狙うなら配合の比率を「0:30:61」にするのが効果的。ほぼメイン武器しかできません。

サブ武器は「61:0:30」である程度絞って生成できます。

素材はストーリーの各章クリア後に開放される鉱山で主に入手します。ブーストをかけるのも効果的ですよ。

ハンドレッドソウル

また、3種の素材が潤沢にあるならすべてを最高値まで投入するとレア以上の装備品ができやすく、運が良ければ強力な伝説レアリティの装備品も得られます。

ただ、伝説系の装備品にもスキルが設定されていて、メイン武器については最低でも1回は限界突破をしておかないと通常やレア装備よりも使いづらくなっています。

強化に必要な素材のハードルも高くなっているため、それらが揃っていない場合はレア系の装備品の方が重宝します。

次回はアリーナやイベント戦など、その他のコンテンツとストーリー6章のレビュー&攻略をお届けします。

>ハンドレッドソウル深淵レビュー 記事一覧

ハンドレッドソウル基本情報

タイトル ハンドレッドソウル
パブリッシャー HOUND 13
価格 基本プレイ無料
公式ツイッター @hundredsoul_jp

執筆者: 納谷英嗣

携帯アプリの時代から所属している古株のライター。

執筆歴は、アプリゲットの雑誌時代を含めると19年。

好きなゲームは、ワイルドアームズシリーズ、サモンナイトシリーズ、スパロボシリーズ、デバイスレイン等々。

【広告記事について】

編集部から依頼を受けてアフィリエイト広告のゲームのレビュー、またはAF広告の事前登録の記事を執筆することがあります。評価点、オススメポイントなどアプリの評価に関わる部分は通常レビューと同じ基準で行っております。広告に関する各種方針、執筆した記事は本サイトに帰属しています。