【ハンドレッドソウル深淵レビュー】第1回 次世代スタイリッシュアクションって実際どんな感じ?

公開日:

執筆者:納谷英嗣

「ハンドレッドソウル」にハマっています。

ハンドレッドソウル

お盆の時期にちくのうにかかり、激痛に悩まされていたライター納谷です。

ティッシュ片手に安静にしていたのですが、何かがっつりしたゲームを遊びたいなあとストアをザッピングしていて興味を持ったのが「ハンドレッドソウル」。

ストーリーの3章あたりまで一気に進めてしまい、そこから5章をクリアするまで遊んだところです。

ちょこちょこ攻略を織り交ぜながらレビューメインでまとめていますので、良ければ読んでくださいませ。

本当に次世代?スタイリッシュなアクション

ハンドレッドソウル

ハンドレッドソウルのキャッチコピーとして「次世代スタイリッシュアクション」が推されていますが、実際はどんなものかと言いますと……。

基本操作は既存の3DアクションRPGと同じ。ゲームパッドで操作し、攻撃ボタン連打で連撃を加え、メイン武器やサブ武器に紐づいたスキルを使います。

違いは、そこから派生する特殊技の数々です。

コンボアクションが多彩!

例えば初期武器の剣の場合、スキル攻撃を行うとスタンゲージが溜まり、一杯になると雑魚もボスも問わずピヨり状態になります。

ここで通常のスキルとは別の派生技ボタンが表示され、タップするとさらにアクションが展開されます。

通常攻撃の連撃→スキル→派生技(フィニッシュ)まで用意されていて、このスキルや派生技が武器ごとに変化するのが、おもしろいところですね。

格ゲーで技を練習するときはコマンド入力に手を焼きますが、本作の場合はワンボタンでタイミングを計るだけ

慣れるまでは途中表示される派生技のボタン入力にさえ集中すれば比較的簡単にかつ気持ちよくコンビネーションを叩き込めます。

サブアクション「回避」

攻撃面だけでなく、ワンボタンで前転回避も行えます。

スマホのアクションRPGではお馴染みですが、他の作品と比べると敵の攻撃を受け付けない無敵時間が短めな気がしました。

その分、チャージが早く再使用しやすいといった所感です。

バックアタック

回避を活用することで使えるテクニックのひとつ。敵の裏に回って攻撃すると正面から攻撃するよりも与ダメージがアップします。

アップ率は装備品で底上げすることも可能。敵を正面から迎え撃つと主人公の後ろには英雄がいるので、前転で裏に回りこんだときに敵のターゲットが英雄に移ることがあります。

そのまま裏からスタンやエアゲージを溜めて一気に派生技まで持ち込むのが、基本戦術になってきます。

ストーリーの進行における所感

ハンドレッドソウル

ストーリーの内容については後の回で補足しますが、1ステージごとに消費されるスタミナが少なく、プレイヤーレベル上昇時に最大値回復+一部余剰分がストックされるので待ち時間はほぼないです。

というか、序盤はあまりすぎて使い切れません

ストーリーに併設された討伐モード

ハンドレッドソウル

ネックになるというか、面倒さおもしろさが付きまとうのがストーリーに併設された討伐モードですね。

ストーリーにおける章には複数のエリアがあり、1エリアごとにボスモンスターが出現します。それを倒すと次のエリアが出現し、討伐モードにボスが追加される流れですね。

ここのボスはストーリーとは違い、特別な素材をドロップするので装備品の強化には欠かせません。

確実にクリアしておかないと先の章には進めないと言ってもいいんですが、ボスごとにクセがすごいんです。

ギミックがあるのは当たり前

ハンドレッドソウル

ボスには盾を構える、地中に潜る、毒をまき散らす等々の特徴があり、それらをクリアするために特定のアクションが求められます。

例えば4章の討伐ボス「リザードパイクマン」は敵の特定攻撃をガードして状態異常の抵抗値を下げたうえで、スタンやエアを打ち込まなければならずガードタイミングがシビアで多少イラっとします。あとでガードが長押しできると気づいて余計にモヤりましたが……。

装備品が揃っていたり、武器をある程度強化できていればスタンやエア、ダウン状態にしてゴリ押しできますが、同程度か少し上くらいの戦力での戦いを求められるので決められた攻略法を守る必要があります。

ハンドレッドソウル

脳死オートなんてできませんし、脳筋でいけるころには次のエリアのより強力なボスとの戦いを強いられます。

さらに、一定の時間内に倒してSランクを取らないとドロップできない素材があります。スルーできないコンテンツなのに厳しい……。

救済処置として

ハンドレッドソウル

ボスごとの攻略法をどうやって調べるか。

本作には討伐ボスごとに掲示板が設定されていて、他プレイヤーが攻略法をコメントで残してくれています。

ストーリーを進めるうえで必要なメイン武器や英雄が揃っているはずなので、コメントで書かれた装備を使えば敵のギミックにうまくハマってクリアできます。

適当にボスに挑んで負けてヘコむ→攻略法を見たうえで意外と簡単に倒せた! という流れが何度もありました。

ハンドレッドソウル

また、ステージで消費される鍵についても、ゲームオーバーやバトル時間が長くなったときにステージを離脱しても消費されない仕様になっています。

Sランクで倒せないときはリスタートやステージを離脱するのも手です。リスクがありません。

面倒くさいけどつい遊んでしまう

ハンドレッドソウル

「ハンドレッドソウル」はガチャを引いてとりあえずスタートダッシュをきめるゲームと違い、急には強くなれません

しかも、ゲームを進める中でボスに倒されて何度もゲームオーバーになります。オート操作なんてもっての他です。

ボスに合わせて装備品やお供となる英雄を変え、武器ごとに変化するバトルアクションに慣れ、キャラや英雄を豊富な育成メニューで強くしていきます。

ハンドレッドソウル

討伐ボスはギミックの面倒くささがありますが、はじめて倒したときには達成感があり、比較的難易度の易しいストーリーでは好きなメイン武器を使って複数の敵をガンガン倒していけます

スマホゲームにはそぐわないめんどくささと障害を乗り越えたときの達成感が同居する、そのうえで気持ち良さが上回るといった印象のゲームでした。

次回は筆者が序盤をどう進めたのか、ストーリーや世界観はどんな感じなのかをまとめようと思います。

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ハンドレッドソウル基本情報

タイトル ハンドレッドソウル
パブリッシャー HOUND 13
価格 基本プレイ無料
公式ツイッター @hundredsoul_jp

執筆者: 納谷英嗣

携帯アプリの時代から所属している古株のライター。

執筆歴は、アプリゲットの雑誌時代を含めると19年。

好きなゲームは、ワイルドアームズシリーズ、サモンナイトシリーズ、スパロボシリーズ、デバイスレイン等々。

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