【白猫】読み忘れた人必見!シャルロット・オウガイベント「光焔の獅子と黄金の覇者」シナリオまとめ後編(ネタバレ注意)

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執筆者:編集部

シャルロットとオウガのイベント「光焔の獅子と黄金の覇者」のストーリーまとめ後編となっています。

ストーリーの紹介になりますので、完全ネタバレになるので復刻まで待つという人などは読まないように注意してください。

また、前編がまだの方は、続きとなってますので前編からぜひよんでみてください。
前編はこちら

光焔の獅子と黄金の覇者

シャルロットの憂鬱

オウガはシャルに調子はどうだと聞く。
この前の戦で無理していたのが気になっていたのだった。

最初はあまり話す気がなかったシャルロットだったが、アイリスやキャトラに話すと楽になると言われ、タダだしという理由で話すことにした。

シャルロットは自分の悩みを話し始めた。

最近、魔物が多くて物資の補給もままならない状況が続いている。
そのせいで日に5回あった自分のスイーツタイムが3回に減らされたこと。

それだけでなく、魔物の討伐に行く頻度も増え、睡眠時間が9時間は寝ないとダメな体質なのに、7時間に減ったこと。

さすがにひどすぎと思い「ちょっと」文句を言ったら侍従は実家へ帰ってしまったこと。

それなのに生活はどんどん切り詰められてきていること。

オウガとの戦いの日は、お肉がビーフからチキンに格下げされたせいで全然調子がでなかったそうなのだ。

それを聞いたキャトラはシャルロットの考えに呆れ怒った。
アイリスはキャトラの怒りを抑えた。

シャルロットは自分の好き勝手が出来なくてイラついていたのだった。

しかしシャルロットにとってそれは好き勝手とは思っていない。
御子様だから当然の権利の主張だと思っていた。

それを聞いたオウガは大笑いした。

「ミコサマ、オマエ最高だわ!クク、なるほどなぁ。確かにそれは無理してるわなぁ!」

シャルロットはそんなオウガを見て、どうせくだらないと思っているんだと思ったが、オウガは否定した。

人間、欲望に生きてこその人生だ。だからシャルロットは間違っていない、オウガはそう答えた。
自由な生き方を大切にする、それがオウガの考えだった。

シャルロットはいろいろあったことを思い出したことにより、またイライラと気分が悪くなってきた。

…とその時、また<焔の瞳>に痛みが走った。

アイリスはシャルロットがまた右目を押さえている姿を見て心配していた。

ルクサントに潜むモノ

キャトラがオウガに、潜入しに来たちゃんとした理由を聞こうとすると、魔物たちが現れた。

最近のルクサント国では、街中に魔物が出ることが頻繁にあるようだった。
ルクサントではこの魔物たちは蛮族の仕業ではないかと噂になっていた。

オウガはそれを否定する。
<荒野の民>は魔物どもを監視する側。
原野に拠点を置くオウガたちにとって、魔物の動向は把握しなければ命にかかわるからだ。

その魔物たちの動きがなぜかルクサント国を中心に起きている。
だから、魔物が発生する原因がこの国のどこかにあるのではないかと思い潜入したのだった。

さらにオウガは考えていることがあった。
なぜか魔物たちは常にミコサマの近くに出現していること。

しかしこのことはオウガの胸の中にしまっておいた。

襲い来る魔物たちを蹴散らし、魔物出現の元をたどる。
そして辿り着いた先には遺跡のようなものがあった。

この遺跡は、<光焔の御子>の預言書も発見された場所であった。

みんなはこの遺跡を調査することにしたのだった。

<闇>の暗躍者

遺跡を進むと、謎の男が立っていた。

謎の男

シャルロットの右目がまた痛み出す。
すると謎の男は答えた。

「私の<闇>に瞳が反応したか。…あの予言の通りだな」

謎の男はシャルロットの右目の痛みの原因を知っていた。
男は話した。

「<光の瞳>と<焔の瞳>。
 光は<救済>を象徴し、焔は救済の妨げとなる敵を焼き尽くす<力>を意味する。」

「左目の光か、右目の焔か。均衡が崩れたときどちらに傾くかは御子の心次第だ。今は「光」だが、もし「焔」に傾けば力に支配される。

 救済の御子は一転にして破滅を呼ぶ御子となる。秘めされし予言の続きだ。」

この謎の男はシャルロットを「力」に傾けさせるために魔物を放ったのだ。

謎の男はシャルロットに<闇>に委ねろという。
そうすればすべてがお前の意のままに…

しかしシャルロットは反論する。
シャルロットは意のままにとはどの程度のことかと問う。

すると男は
「この世界を<闇>で支配する。これ以上の見返りなどあるものか」
と答えた。

シャルロットはぶち切れて答えた。
「みんなの笑顔が報酬ですとか、そーゆー犬も喰わない精神論があたしは大っキライなの!

働いたら働いた分、見返りは目に見える形でちゃんとよこせ!」

シャルロットは世界がどうのなんてより、目先の欲の方が大事な奴だった。

シャルロットとオウガは謎の男に立ち向かっていった。

救済からの破滅

謎の男との勝負に勝ったシャルロットとオウガ。

謎の男は追いつめられると、シャルロットの周りに<闇>の瘴気が煙幕のごとく解き放たれた。

そして気づけば男の姿はなくなっていた。

そのせいでさらに苛立つシャルロット。
すると、シャルロットの右目がまた痛み出した。
今までとは違う、燃えるような痛み。

シャルロットシナリオ2によって予言に隠されていた「破滅の力」を呼び起こしてしまったのだ。

苦しむシャルロット。
その瞳に反応してなのか、遺跡の中が殺気で溢れて魔物たちが次々と襲ってきた。

シャルロットはショックを受けた。
自分の御子人生はこんなしょーもないことで終了なのか。
自分は何のためにここまできたのか。
とても悔しくてたまらなかった。

オウガは主人公たちに魔物を託し、自分はシャルロットを何とかするといった。

なにやらオウガにはシャルロットを止める策があるようだった。

自由への門出

主人公たちはすべての魔物を倒し終えたが、シャルロットの右目の暴走は一向に収まる気配がなかった。

シャルロットはショックのあまり混乱して叫んでいた。

するとオウガは「グダグダ言ってんじゃねぇ!」とシャルロットを殴った。

怒るシャルロットにオウガは答えた。

オウガ「おう、悔しいか?ならお前もやり返してみろや。そのヒョロそうな細腕でなぁ。」

シャルロット「言ったなテメー…死にさらせやぁーー!!」

シャルロットはオウガを殴るがオウガには全然効いていない。

オウガはシャルロットを煽る。
シャルロットはさらに怒りオウガに殴りかかる。
しかしオウガは全然平気だった。

そしてオウガは答えた。

オウガ「…なにもかも捨てちまえよ。重しになるモン全部投げ捨てて、そんで全力でかかってこいや。」

シャルロット「うっさいつってんだろ!勝手なこと言ってんじゃねー。」

シャルロットは怒りながら続けた。

シャルロット「これがあたしの人生なんだよ!これしか生き方知らねんだから、簡単に捨てられねえんだよ!

あのクソったれな予言のせいで!
生まれた瞬間に将来決められて!
やりたくもないことやらされて!

だからそのぶん贅沢しまくって!
大好きな牛肉も食べて!
スイーツも毎日5食は食べて!

でも、ぜんっぜん楽しくない!
どんなに好き勝手やっても
全然、楽しくならないんだよっ!

もうウンザリなんだよっ!
顔も知らねー連中のために
ずっとずっと戦わされて……!

こんな割に合わない仕事、これ以上やってられるかクソったれ!
御子なんて…御子なんて…やめてやるぁーー!!」

シャルロットは叫びと共にオウガに強く殴りかかった。

オウガ「ゴフウッ!クク、ハハハ…!
そうだ!それでいいんだよ!いったろ?無理すんなって。」

オウガは強いダメージを受けながらも笑った。

シャルロットは正気に戻った。
さっきまでのイライラが嘘のように消え、すっきりしたようだった。

そんなシャルロットの目の前にいるのは、血まみれになったオウガだった。

心配するアイリスとシャルロット。
オウガは大丈夫と言いながら気を失った。

王室にて…
国王はいつものようにシャルロットの報告を聞く。
遺跡に潜んでいた魔物を討伐したこと。
これでルクサント内の魔物の脅威は去ったこと。

すると国王は、魔物がいなくなった今こそ蛮族ども倒そうと御子達を出陣させようとした。
しかしシャルロットは…

「知るかボケ。あんたらで勝手にやってろ。」

今までの態度と違う、素のシャルロットを見て王様はぽかんとした。
そんな王を無視し、シャルロットは話をつづけた。

「これからは、あたしの力はあたしのためだけに使わせてもらうから。そーゆーわけで、御子やめます。じゃ。」

シャルロットはそれだけを言い残し、城を去った。
王様は状況が呑み込めず、ポカンとしたままだった。

主人公たちと合流したシャルロット。
キャトラはシャルロットが御子をやめたおかげで、ギルドの依頼がダメになったと怒っていた。

シャルロットにこれからどうするのか聞く。
しかし、シャルロットはやりたいことはあるが、なにをしたらいいかわからない、そんな状況だった。

そこでオウガが現れた。
オウガはシャルロットに<荒野の民>の隠し財宝を一緒に取りに行かないかと誘った。

冒険なら冒険家のあたしたちに任せてとキャトラは乗ってきた。

シャルロットは胡散臭いと思いながらも、山分けを条件にみんなで財宝探しに行くことになった。

シャルロットは自分の本当の自由を手に入れた。

執筆者: 編集部