速攻魔法カードとは、フィールド上にいるモンスターを一時的にパワーアップさせたり、属性によって強化させたりすることが出来る速攻型の魔法カードのことです。
これらのカードは一時的に強くすることのほかにも、相手のフィールドが少し手ごわいときの対処法としても用いられます。
速攻魔法ってなに?
速攻魔法カードは様々な場面で使うことが出来ますが、ほかのカードと組み合わせること(チェイン)によって更なる効果を発揮することがあります。
罠カードの代わりとして使える!
速攻魔法カードは魔法カードでありながら罠カードとして使えるという特徴を持っています。
これは速攻魔法の一番の魅力ポイントです。
フィールド上に伏せた状態でも使うことが出来るので、様々な活用方法を見出すことが出来ます。
他にも罠カードとは違うルールがいくつか存在します。
相手ターンに発動することが出来る!
前述した罠カードのように扱うことが出来るの延長線ですが、基本的に魔法カードは自分のターン中にしか発動できませんが、速攻魔法は相手ターン時でも発動できます。
ただし発動するにはフィールド上に伏せないと使えないのがミソです。
SR以上の速攻魔法カード紹介
コロシアムでも十分通用する速攻魔法カードの中でも、レアリティが高く人気があるカードを紹介します。
ハーフ・シャット
このカードはフィールド上の表側表示のモンスターを1体選択して発動できます。
選択されたモンスターの攻撃力は半分になりますが、戦闘で破壊されないという効果を持っています。
相手のLPが少ないときの畳みかけもできますし、自分フィールド上の重要モンスターを残せるというテクニックも使えますね。
ツイスター
500ライフポイントを払って発動でき、フィールド上の表側表示の魔法・罠カードを1枚破壊できるという効果を持っています。
相手の永続魔法カードの破壊や、装備魔法の破壊(特に呪魂の仮面など)の除去に最適なカードですね。
突撃指令
自分フィールド上の通常モンスター1体を選択して破壊すると同時に、相手フィールド上のモンスター1体を破壊できるという効果を持っています。
相手がアドバンス召喚や特殊召喚に成功した際にこのカードを使えば、一気に形勢逆転に持ち込むことが出来そうですね。
エネミーコントローラー
このカードはコロシアムでもよくつかわれているカードの一つです。
相手フィールド上の表側表示モンスターを守備表示にするか、自分フィールド上のモンスター1体をリリースしてエンドフェイズまでそのカードのコントローラーを得るかの2つの効果のうち1つを選ぶことが出来ます。
大抵は前者が選ばれ、極端に攻撃力が強いモンスターからの攻撃を避け、守備表示にしたところを討つという作戦で使われやすいです。
他にもまだある!人気の速攻魔法カード
レアリティが低いものでも十分に使えるカードは存在するのです。
墓地封印
このカードは手札を1枚捨てて発動でき、このターンだけ墓地で発動するタイプの効果は使えなくなるという効果です。
非常に使いどころが難しいですが、墓地からカードを除外してモンスターを召喚する様なデッキと対戦する場合に、相手の攻撃をうまく封じ込めることが出来そうですね。
リロード
自分の持っている手札をすべてデッキに加えてシャッフルし、同じ枚数分だけドローするという効果を持っています。
明らかに手が悪いときや、ドロー死体カードをドローしたいときに使うと有効的ですね。
ただし枚数が少ないと、意味を成さないかもしれません。
天使のサイコロ
サイコロを1回振った目×100の数値分だけ、ターン終了時まで自分フィールド上のモンスターの攻撃力・守備力をアップさせるというものです。
自分または相手のメインフェイズ時やバトルフェイス時に自由に使うことが出来るので、負けそうと思った時の運だめしには丁度良いのではないでしょうか。
トルネード
相手の魔法・罠ゾーンにカードが3枚ある場合に発動でき、相手の魔法・罠ゾーンにあるカード1枚を選択して破壊するという効果を持っています。
前述した「ツイスター」と比べれば条件が揃うのが難しいですが、魔法・罠カードが3枚揃うということは完全に防御態勢に入っているので、その陣形を崩すのに使えるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
実際にコロシアムで勝ち進んでいる人は、強い速攻魔法カードを使ってモンスターの攻撃力を増加させたり、自分のペースに持ち込みやすくしたりする方が多いです。
速攻魔法に対抗するには速攻魔法が効くとも言われています。デッキを組んだ時に1枚でも入れられるようになると、いざという時の対処法として十分に使うことが出来るかもしれません。
デッキを組んだということはそれなりに最高の立ち回りがあったり、やりたいデュエルを実現させるための大きな近道になってくれるのではないでしょうか。