強力なフォロワーも召喚できるアミュレット『悪魔の鍵』についてまとめました。
『悪魔の鍵』の利点や欠点、おすすめの組み合わせなどを紹介しています。
完全な『バフォメット』の代わりとは言い切れませんが、高コストフォロワーを使う際の立ち回りに余裕ができるのでぜひ参考にしてください。
『悪魔の鍵』で強力なフォロワーを召喚!
『バフォメット』の修正によって、ヴァンパイアでの高コストカードが非常に使いにくくなったため、新たな高コストカードを使いやすくする要素として『悪魔の鍵』が浮上しました。
『悪魔の鍵』はコスト3のカウントダウンアミュレットで、ラストワード能力「手札の最高コストのフォロワーを場に出す」を持っています。
カウントダウンは5なのですが、ヴァンパイアらしい独特な方法、自分のターン中に自分のリーダーにダメージを与えることでカウントダウンを進めることが可能です。
手札にある最高コストのフォロワーを場に出すということで、最大PPに関係なく場に強フォロワーを置けるため、使いづらい面もあるもののラストワードを発動したターンは立ち回りに余裕ができます。
『悪魔の鍵』の欠点と注意点は?
高コストのフォロワーをPP消費なしで召喚できるラストワードは非常に魅力的なのですが、手札に出したいカードが無いと無駄打ちになる可能性があります。
『悪魔の鍵』は手札の中で一番コストの高いカードを場に出すアミュレットなので、デッキは含まれません。
つまり、コスト消費なしで出したいフォロワーがあるのであれば、必ず手札に呼びだしておく必要があります。
その点に関しては、フォロワーを呼ぶ範囲が広がったもののヴァンパイアフォロワー限定で呼び出す『バフォメット』を使ったり、手札を引くスペルを使ったりして呼び出すようにしましょう。
次に『悪魔の鍵』で場に出されるフォロワーのファンファーレ能力が働かないので、注意してください。
『昏き底より出でる者』や『ソウルドミネーター』などの潜伏や疾走を持つフォロワーや、攻撃時・ターン終了時などの能力を持つフォロワーであれば問題ありません。
ですが、アグロヴァンパイアデッキで使われる『邪悪なる妖精・カラボス』などのファンファーレが重要とされるフォロワーを使ったデッキでは使えないので注意してください。
ただ、この欠点を活かして『アザゼル』のような体力を削るファンファーレを回避しながら、強力なフォロワーを召喚することも可能です。
『悪魔の鍵』で立ち回りに余裕ができる?
『悪魔の鍵』最大の利点はPPを消費することなくフォロワーを場に出せるということです。
カウントダウンは自分のターン開始時にカウントが進むので、手札とタイミングを合わせれば自分のターン開始時に強力なフォロワーが場に出るという状況が作れます。
『悪魔の鍵』は、カウントダウン5でコスト3なので、カウントダウンをダメージによって進めなければ8ターン目に召喚です。
そうなるとフォロワーをわざわざ『悪魔の鍵』で召喚する必要はないと感じますが、強力なフォロワーを召喚してもPPが消費されず残るため、そのターンの立ち回りに大きく余裕ができます。
ファンファーレが使えない代わりといえますが、強力なフォロワーを出して他のカードも使えるというのはかなり優秀です。
『悪魔の鍵』と『バンダースナッチ』
フォロワーをコスト0で召喚することに置いて、『悪魔の鍵』とは別にフォロワー『バンダースナッチ』もあります。
『バンダースナッチ』の場合は、元々突進を持ったフォロワーなのですが、エンハンスすることによってラストワード「ターン開始時、デッキからコスト6以上のフォロワーを場に出す」を持ち、サーチ&召喚を行います。
どちらの方が優秀かで言うと、実際はどちらも優秀です。
『バンダースナッチ』はデッキからサーチ&召喚で目的のフォロワーを場に出し、『悪魔の鍵』は手札限定ですが、最高コストに絞ってフォロワーを場に出します。
デッキに組むかどうかは立ち回りの違いで変わると思いますが、最速で手札からの召喚を行うのであれば『悪魔の鍵』、手札に出ていないフォロワーを召喚したいのであれば『バンダースナッチ』という形で使うのがおすすめです。
『悪魔の鍵』と相性がいいデッキの構成は?
『悪魔の鍵』と相性がいいデッキは、『昏き底より出でる者』や『ソウルドミネーター』といったファンファーレを持たないフォロワーを使ったデッキです。
特に『昏き底より出でる者』を使ったデッキは、『バフォメット』によってもうコストを下げることができないので、場に出すためのPPを節約できるのはかなり大きいと思います。
自分が不利になるファンファーレ能力の発動を防ぐという使い方もあるので、コントロールヴァンパイアデッキなどでもおすすめです。
『昏き底より出でる者』を『悪魔の鍵』で召喚!
『悪魔の鍵』で『昏き底より出でる者』を召喚するのには、カウントダウンを早める必要がありますが、最速で場に出せる可能性があるという意味でも便利な組み合わせです。
最速で出せなくても、PPを8も節約できるので、そのターンの立ち回りに余裕ができます。
『昏き底より出でる者』の能力はファンファーレではなく、潜伏時の攻撃やラストワードなので『悪魔の鍵』で召喚しても能力は働きます。
手札に複数枚『昏き底より出でる者』が来ていれば、1枚は『悪魔の鍵』もう1枚はPPを使って1ターン中に2体の『昏き底より出でる者』を召喚することも可能です。
カウントダウンを進めるなら『黒死の仮面』を忘れずに!
コントロールヴァンパイアデッキでよく使われるのですが、自分のリーダーのダメージ効果を避けるために『黒死の仮面』の使用もおすすめです。
カウントダウンを進めるには自分のリーダーに自分のターン中にダメージを与える必要があるので、相手のフォロワーの攻撃などで体力が減っても『悪魔の鍵』のカウントは進みません。
相手の攻撃を受けながらカウントダウンを進めるというのはリーダーの体力管理が難しくなりますが、場にある限りすべての自分のリーダーへのダメージを防ぐ『黒死の仮面』を使えば一定のダメージは受けずに済みます。
『悪魔の鍵』のカウントダウンを進めたい場合は使ってみて下さい。
自分のリーダーへのダメージを防ぐので、アグロ系デッキを相手にする際の時間稼ぎとしてもおすすめです。