冥府デッキは初期のシャドウバースで活躍したデッキです。
使用率は下がりましたが、現在でも十分通用するデッキパワーがあります。
そこで、今回は新カードを追加して強化された冥府ウィッチを解説します。
目次
「マナリアグリモワール」で手札を捨てよう
これまで冥府デッキで墓地を大量に増やす手段は、「新たなる運命」が中心でした。
【新たなる運命】コスト:2
クラス:ニュートラル
効果:手札をすべて捨て、捨てたカード1枚につきカードを1枚引く。
しかし、今回追加されたカードの「マナリアグリモワール」は「新たなる運命」と同じ様に手札を墓地へ捨てることができます。
【マナリアグリモワール】
コスト:3
クラス:ウィッチ
効果:ファンファーレ カードを2枚引く。自分のリーダーは「このターン終了時、自分の手札のスペル・カードをすべて捨てる」を持つ。
「次元の魔女・ドロシー」のように手札を捨てるカードは基本的に消滅効果になっていましたが、このカードの追加で冥府デッキに光がさしました。
【次元の魔女・ドロシー】コスト:9
クラス:ウィッチ
効果:ファンファーレ 手札をすべて消滅させ、カードを5枚引く。5回スペルブースト する。
スペルブースト コスト-1
捨てるカードはスペルだけですが、ドロー効果もあるので、かなりの枚数を捨てることができるでしょう。
デッキ例
フォロワー
- ルーキーマジシャン・サミー 3枚
- スカラーウィッチ 3枚
- 古き魔術師・レヴィ 3枚
- マナリアグリモワール 3枚
- 呼び覚まされし禁忌 3枚
スペル
- 知恵の光 3枚
- 光の道筋 3枚
- 新たなる運命 3枚
- マジックミサイル 3枚
- サモンスノー 2枚
- 虹の輝き 3枚
- 運命の導き 3枚
アミュレット
- 魔法図書館 2枚
- 冥府への道 3枚
7~8ターン目で「冥府への道」を発動が目標
現在のゲームスピードを考えると、余り悠長に展開することはできません。
コントロールデッキや超越ウィッチなどのキルターンを考えると、「冥府への道」の効果は7~8ターン目に使えなければきびいしいです。
【冥府への道】コスト:4
クラス:ウィッチ
効果:自分のターン終了時、自分の墓場が30枚以上なら、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに6ダメージ。
「呼び覚まされし禁忌」が強い
ウィッチの新カードで非常に強いと言われているのが「呼び覚まされし禁忌」です。
【呼び覚まされし禁忌】
コスト:3
クラス:ウィッチ
効果:攻撃不能
自分のターン中、自分の手札にカードが加わり、手札が9枚になったとき、このフォロワーは進化し、相手のフォロワーすべてに3ダメージ。
進化後 攻撃可能
3コストとは思えないスタッツを持ち、「アルケミックロア」を内蔵している恐ろしいフォロワーです。
【アルケミックロア】コスト:7
クラス:ウィッチ
効果:相手のフォロワーすべてに3ダメージ。
「呼び覚まされし禁忌」はドローカードが多いデッキで無ければ使えませんが、冥府ウィッチなら問題ありません。
手札が溢れても問題無いデッキコンセプトなので、ガンガン手札を増やすことができます。
3ターン目に素出ししても良いですし、他のカードと組み合わせて出したターンに効果を発動させても強いです。
どちらが強いかは実際に使ってみないと分かりませんが、間違いなく対戦相手からすると脅威となるカードです。
積極的にドローしよう
このデッキの特徴として、ドローカードが非常に豊富なことです。
上記の通り、手札が溢れても墓地が増えるので「冥府への道」とシナジーがあり、「呼び覚まされし禁忌」の効果も安定して発動できます。
特にハンドアドバンテージを得られる「スカラーウィッチ」「運命の導き」「魔法図書館」あたりは序盤から積極的に使いたいです。
【スカラーウィッチ】コスト:2
クラス:ウィッチ
効果:進化時 カードを2枚引く。
【運命の導き】コスト:5
クラス:ウィッチ
効果:カードを2枚引く。
スペルブースト コスト-1
【魔法図書館】コスト:2
クラス:ウィッチ
効果:カウントダウン 2
自分のターン終了時、スペルをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。
「サモンスノー」を最大限活かそう
冥府ウィッチで特に鍵を握るカードは「サモンスノー」です。
【サモンスノー】コスト:3
クラス:ウィッチ
効果:スノーマン 1体 を出す。
スペルブースト +1体
1枚で墓地を6増やすことが可能な上、相手のフォロワーの除去にも役に立ちます。
特にアグロデッキ対策は重要なので、3コストで5点ダメージを生み出すこのカードは、非常に有用です。
2~3ターン先を考えよう
このデッキは勝ち筋がほぼ決まっているので、終盤の動きはかなり固定されます。
そのため、比較的後の展開を考えやすく、中盤に入れば勝ちまでのゲームプランを作ることができます。
特に5ターン目以降は使えるカードの枚数も多くなり、難しい選択を強いられることも少なくありません。
常に墓地の枚数と残りのターンを考えて、ゆっくり最適解を探しましょう。