今回はドラゴンの2コスを採用理由・デッキタイプに合わせて解説していきたいと思います。2コスは最序盤から使えて終盤でも有用な能力を持っているパターンがしっかり考えて積んでいきたいですね!
ドラゴンの2コス
ドラゴンの2コスといえば、ランプドラゴンの場合ほぼ固定されています。ですので、主流のデッキタイプには入らないカードが多くなります。
竜の託宣
レアリティ:ブロンズ
PPをブーストすることのできるスペルカード。覚醒状態なら追加でカードを1枚引くことが出来ます。ランプドラゴンには必須のカードでしたが、新パックで様々なカードが追加されたことで更に有効に使うことができるようになりました。苦手なアグロに対して託宣ラハブである程度の耐性を得ることができるようになり、後のPPブーストカードへの繋ぎが楽になりました。
採用デッキ:ランプドラゴン
風読みの少年・ゼル
レアリティ:シルバー
進化することで覚醒状態なら味方フォロワーに疾走を付与することが可能なパワーカードです。サハクィエルやウロボロスを組み合わせたバーストダメージは勿論、水流神の巫女を走らせて盤面を処理するといったことも可能。騎竜兵と組み合わせればどんなカードでも走らせることができます。高コスト帯が強力なドラゴンには強すぎるのでナーフされるのかな、と個人的には思っています。
採用デッキ:ランプドラゴン
サラマンダーブレス
レアリティ:ゴールド
フォロワーに一体に3点ダメージ、エンハンス6PPで全体に2点を与えるAOEスペルになります。とにかく使いやすくそのまま使っても問題はないですが、やはりエンハンス効果をうまく使いたいところ。対アグロへの目標はひとまず安全にサラマンダーブレスを打てるようにゲームを進める、といった感じですね。早い段階で6PPになれればシャドウリーパーも取れるのも◎。
採用デッキ:ドラゴン全般
ムシュフシュ
レアリティ:ブロンズ
他のフォロワーが進化したときに攻撃力を2上げるフォロワー。相手のフォロワーが進化したときにも効果が発動します。かなり高いスペックを持っており、複数並べて処理されなければそれだけでゲームが決まってしまうほど。後攻では別のフォロワーと合わせて自分で発動できますが、先行でも置いておくだけで進化権を使わせた有利トレードになることも多いです。フェイスドラゴンが一番良いですが、疾走ドラゴンに組み込んでも面白いと思います。
採用デッキ:フェイスドラゴン、疾走ドラゴン
竜の伝令
レアリティ:シルバー
コスト5以上のカードをPP1下げながらドローすることができます。サーチカードの一種ですが、高コストを複数積んでいるランプドラゴンには少し使いにくい部分はありますが、逆に低コストしか引けないといった事故要素を少し軽減することができます。PP1を下げる効果はあまり有効活用できることが少ないですが、運よく竜の闘気を引くことができれば有利に進められるでしょう。他にはフェイスドラゴンでダークドラグーン・フォルテを確定サーチする使い方が一般的ですね。
採用デッキ:ランプドラゴン、フェイスドラゴン
煌牙の戦士・キッド
レアリティ:ブロンズ
このカードが捨てられたときに場に出るフォロワー。ディスカードドラゴンは手札を捨てる効果が多いので、このカードを捨てつつ場に出すことができれば大きなアドバンテージになります。ディスカードドラゴンは性質上安定感はありませんが、このカードはその欠点をある程度補ってくれると思います。荒牙の竜少女を使ったOTKデッキではミニゴブリンデッキを採用できなくなるのが難点。
採用デッキ:ディスカードドラゴン
竜の翼
レアリティ:ブロンズ
全体に1点与えるAOEスペルカード。エンジェルバレッジはコストが1重い代わりに敵のみ、フェイスにも1点ダメージを与えます。トークンに対して強く、場にフォロワーを並べることの少ないドラゴンにとってはそれほどデメリットも大きくありません。骨の貴公子のいるネクロマンサーに対してはそれほど効果がありませんが、フェアリーやバットは処理できるのでそれらが環境に現れたときに定期的に採用する人もいるカードでず。
採用デッキ:ドラゴン全般
大嵐のドラゴン
レアリティ:ブロンズ
覚醒状態で疾走が追加されます。フェイスドラゴンは覚醒状態になる前に勝負を決めなければいけないので採用されることはありませんが、ある程度PPブーストする疾走ドラゴンには積んでもいいかもしれません。2点といえど最後の一押しにはなかなか期待できるでしょう。ただ、その他のデッキだと体力が1少ない、処理を強制するものでもないので他のカードが優先されていますね。
採用デッキ:疾走ドラゴン
伊達政宗
レアリティ:ゴールド
エンハンス効果で3ずつスタッツを増やして突進と必殺を付与することができます。大鎌の龍騎の方が覚醒するだけで良く、コストの消費量が段違いな為に見ることが滅多になくなりました。優れている部分はやはり2コスというところ。ネクロマンサーにターンスキップすると厳しいので単純に2コスフォロワーとして扱いつつ、ドラゴンも見るならば、といったところでしょうか。
採用デッキ:ランプドラゴン
まとめ
ドラゴンは低コストよりも高コストに重きを置いているのでそれほど数が多くありません。その分、ムシュフシュやゼル等はかなりの性能を持っています。アグロが多いのでなるべくターンスキップせずにバランス良くデッキを組んでいきたいですね!