シャドウバースの現環境の最強デッキをランキング形式で紹介しています。ランクマッチや大会でのデッキ構築の参考として活用ください。
最強デッキとは?
7人のリーダーで分類した場合、ヴァンパイアが頭一つ抜けている感覚です。
それを対策したビショップやウィッチなどがそれに追随する形になっています。
ニュートラル・カードが大幅に強化されたため、アグロ戦略を基本とするデッキがほぼ全てのリーダーで構築することができるようになりました。
そのため、ヴァンパイア、ロイヤルといったアグロタイプのリーダーだけでなく、今まで序盤の展開にやや難有りだったリーダーもそれをカバーできるようになりました。
最強デッキの基準は?
シャドウバースにおける最強デッキの基準と、環境で最も多く使われているデッキを基準に掲載しています。
Tierという基準で評価
「Tier(ティア)」とはデッキの流行度で、数字が小さいほど流行しています。よく使われるほど「強くて使われているデッキ」と判断できます。ゲーム以外でも様々な個所で階層やランクなどの意味で用いられます。
最強デッキ(Tier1)
Tier1のデッキは、ランクマッチや大会などでも多く使用され、ミラーマッチが起こる確率も高いです。ある程度完成されているため、初心者でも構築できれば勝ちやすいです。
《昏き底より出でる者》ヴァンパイア
WLDに収録されている超強力レジェンド・カード《昏き底より出でる者》を《バフォメット》のエンハンス能力でサーチして、ライフを一気に12点、ないし16点持っていくとんでもないデッキ。
現状まともな対策がなく、ウィッチのスペル《変異の雷撃》をタイミングよく当てる、などといった非常に限られた方法でしか完全に対処することはできません。
先手後手による差も、ニュートラル・カードによるアグロ戦略により露骨に出てきやすいため、環境を支配していると言えるでしょう。
もちろん、条件次第で、先手後手による差をひっくり返すことは可能です。
(逆に、どう頑張っても無理なシチュエーションもあります。)
【サンプルレシピ:《昏き底より出でる者》ヴァンパイア】
最強デッキ(Tier2)
Tier1に勝てる可能性を秘めたデッキ。Tier1に比べると不得意なデッキがやや多めのため、ランキングではこちらに入っています。大会で使用されることも多いです。
【土の秘術】ウィッチ
WLDにより追加された《偉大なる魔術師・レヴィ》や優秀な土の印・アミュレットに加えて、《オズの大魔女》という大幅なリソース確保手段を獲得したため、環境に躍り出てきました。
Tier1の《昏き底より出でる者》をスマートに処理できるデッキとして注目されており、今後もまだデッキ構築に革新的な何かがもたらされれば、Tier1になる可能性は大いに秘めています。
【サンプルレシピ:準備中】
疾走ビショップ
「ダークネス・エボルブ」がリリースされた頃から存在しているデッキですが、今回WLDから《三月ウサギのお茶会》という非常に相性の良い【カウントダウン】アミュレットを獲得したため、環境に登場。
ヴァンパイアを凌ぐ速度でダメージレースを行えるため、相手が準備を整えるまでの間に、一気に崩しにかかることができるこのデッキは環境にマッチしていると言えます。
ですが、やはり無理な場面にも遭遇するため、その点を踏まえて、このデッキを使用すると良いでしょう。
【サンプルレシピ:疾走ビショップ】
《ヘヴンリーイージス》ビショップ
最強無敵のカード《ヘヴンリーイージス》をフィニッシャーに据えた、コントロールデッキ。
除去カードや守護を持つフォロワーで序盤-中盤を凌ぎ、最後は《ヘヴンリーイージス》を投げつけてゲームを速やかに終わらせましょう。
現在はヴァンパイアを意識した構築になるため、ライフを回復するカードや《アイアンメイデン》という、対象を取らずに《昏き底より出でる者》を黙らせるカードを使用して時間を稼ぎ、その間を突く、というのがメインの戦略になっています。
【サンプルレシピ:準備中】
Tier3のデッキ
Tier2よりもさらに勝率の差が激しいデッキです。勝てないわけではないものの、不得意なデッキに対してはプレイングにかかわらず、勝率が低めなデッキです。
ニュートラル・ロイヤル
環境初期はアグロデッキが勝ちやすいこともあり、リリース直後のタイミングでは、前環境の感覚を忘れきれていないプレイヤーやデッキを一気に駆逐しましたが、戦略やデッキが広まってしまった今ではやや厳しい立ち位置になっています。
とは言え、相変わらず強力なデッキではあるので、今後も環境次第では十分戦えるデッキと言えるでしょう。
【サンプルレシピ:ニュートラル・ロイヤル】
《エイラの祈祷》ビショップ
構成上、ライフを回復するカードが大量に入っているため、基本的にアグロデッキに対して相性が良いため、ニュートラル・アグロデッキが一定数存在している現在の環境の立ち位置は悪くないでしょう。
ですが、《エイラの祈祷》というアミュレットに依存する部分が多く、安定してそのカードを手札に加えることができないため、引いた時と引けない時のゲームのムラが大きく、トップメタに出てくるのはやや厳しいといった印象です。