Forgotten Memories: Remastered(フォーゴットン・メモリーズ:リマスタード)
Psychose Interactive Inc.
ホラーアクションアドベンチャーゲーム
ビジュアルが美麗になって新要素も追加!リマスターによって生まれ変わったサバイバル・ホラーゲームダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
※このゲームは配信が終了したかURLが変わっています。
閉鎖された精神病院が舞台のサバイバル・ホラーのリマスター版
「Forgotten Memories: Remastered(フォーゴットン・メモリーズ:リマスタード)」は、閉鎖された精神病院を舞台にしたサバイバル・ホラーゲーム「Forgotten Memories」のリマスター版。
ベースとなった「Forgotten Memories」がリリースされたのは今から10年前のこと。「Forgotten Memories」は当時のスマホゲームのクオリティの中で群を抜くクオリティを持っており、スマホ向けホラーゲームの金字塔といってもいい作品だった。
そんな作品が、現代のスマートフォンに合わせてリマスター!ビジュアルが美麗になった上、難易度調整や新シナリオなどの追加要素が含まれている。
閉鎖された精神病院を探索!
プレイヤーは、捜査官である主人公・ローズを操り、行方不明になった少女・エデンを探すため閉鎖された精神病院を探索する。
ゲームシステムはリマスター前のバージョンと変わっておらず、「バイオハザード」や「サイレントヒル」などの3Dサバイバルホラーを踏襲したもの。仮想パッドで360°自由に移動し、探索を行う。
探索可能なポイントに近づくと画面に「!」マークが表示される。タップすることでその場所を調べることができるぞ。
サバイバルホラーなので、もちろん敵が出現。鉄パイプや銃などの武器による攻撃で撃退可能。武器の仕様は、攻撃モードに切り替えた上で、画面をタップすることで行える。
恐怖と楽しさは本物!ただ前作を持っていると…?
本作は1500円の買い切り型アプリとして配信されている。
そもそもスマホホラーゲームの金字塔と呼べる作品なので、恐怖や楽しさは本物。それが現代のスマートフォンのスペックに合わせて調整されているわけなので、1500円でも十分納得のクオリティ。
リマスター前の「Forgotten Memories」を未プレイなら、リマスター版の本作をオススメする。
一方、リマスター前の「Forgotten Memories」をプレイ済みの場合、追加要素があるとはいえ基本的な内容は一緒。なので、ちょっと悩ましい…。
この記事を読んで、「リマスター版もプレイしたいぜ!」と思ったら買いだが、そうじゃないなら見送りという判断もアリだろう。
「Forgotten Memories: Remastered」の魅力は美麗になって大幅にアップした臨場感
「Forgotten Memories(リマスター前)」のビジュアルは、今プレイしてもそこまでクオリティが低いものではない。さすがに美麗とはいえないものの、しっかり恐怖を感じられるクオリティ。
なのでプレイ前の筆者は、「リマスターっていっても、正直、そこまで大きく印象は変わらなんじゃないの?」と思っていた。
しかし、プレイすると、その臨場感の違いに驚かされた!臨場感が高いから、精神病院を歩くのが怖い。
筆者は前作をプレイ済みで、どこで敵が出るかという展開もある程度覚えている。だから、タイムアタック気分でプレイできるだろう…と思っていたのに怖かった!
…できれば、夏のあのクソ暑い時期に出てほしかったぜ…。
前作と比較!リマスター版のビジュアル
リマスターによってビジュアルがどう変化したか確認するため、リマスター前のバージョンと同じ場所、ほぼ同じ視点からスクリーンショットを撮影してみた。
比べてみると、高解像度化されているためそもそも視野が広い。加えてアイコンが小さくなっていることで、前作と比べて視野がかなり大きくなっているとわかる。
またストアの表記によると、リマスターにともないテクスチャーが高解像度化しているとのことだが、そもそも別のテクスチャーに作り直されている。前作ではノイズ的な汚れの描写だったところが壁や床の模様、質感などを詳細に描くかたちに変化しており、リアリティがアップ。
背景の細かい部分なので、リマスター版だけをプレイしているとどこが変わったのか気付きにくい部分ではある。しかしプレイヤーの目に飛び込んでくる情報量が上がっているため、作品世界に引き込む力が確実に上がっていると感じた。
ちょっと気になる部分も?ただ総合的な満足度は高い
なお、ストア情報には3Dモデルを作り直したとは書かれていない。なので、キャラクターなどのモデルはリマスター前と同様だと思われる。
このため、「バイオハザードRe:4」など最近のコンシューマー向けホラーを味わった上で主人公の顔を見てしまうと、正直「ちょっとしょっぱいな」と感じてしまう。ただ、主人公は基本的にプレイヤーへ背を向けているため、鏡をのぞき込むなどしない限り、主人公の顔を見ることはない。
また、敵も、マネキン人形や少女人形、幽霊といった人間以外のキャラクターが主体。このためゲーム中、顔の造形で雰囲気が壊れてしまうということはなかった。
むしろ、美麗になった背景と、背景同様リマスター化されたBGM、効果音の貢献によって、全体的に時間を忘れて没入できるレベルの雰囲気が作られている。
だから、怖い。
この恐怖を100%純粋に味わえる前作未プレイの人が、正直うらやましいぜ…。
ゲームの流れ
タイトル画面で「タッチしてスタート」をタップしたら、難易度選択。オススメはイージー。懐中電灯を充電する必要がない上、セーブ回数の制限がなくなる。
なお、最初の起動時に「フリーズしたのか?」と思うほど時間がかかった。待っていると起動したので、何らかのデータを読み込んでいたのかもしれない。本作を最初にプレイする際には、時間がかかるかもしれないことを押さえておこう。
ゲームは「どことも知れぬ場所」からスタート。主人公・ローズは銃によって打たれており、瀕死の状態。
まずは周囲を探索し、回復アイテムを探そう。体力を回復すると、モノクロからカラーの状態に画面が変わるぞ。
探索を進めていくと、ノアと名乗る女性が出現。この場所から脱出し、エデンと会うために、とある看護師を探せと言ってくる。
ローズはノアと契約。まずは看護師を探すことに…。
データセーブはオートではなく、精神病院内のPCで行うかたち。
しかし、ストア情報によれば、リマスター版はチェックポイントでもセーブが行われるとのこと。ただ今回のプレイ中はチェックポイントが出現しなかった気がする…。見逃しか?それともチェックポイントの数が少ないのだろうか。
部屋の探索を進めていくと、オフィスキーをゲットできる。このカギを使うことで、鹿の角が飾られたドアを開けることができるぞ。
このドアはオフィスキーゲット地点から戻った場所にあるので、キーをゲットしたら一旦引き返そう。
「Forgotten Memories: Remastered」の攻略のコツは間合いの確保にアリ
マネキンも少女人形も幽霊すらも、本作の敵は物理的に倒すことができる。とりあえず鉄パイプでブン殴ればOK!
ただストア情報によれば本作は、リマスター前のバージョンより難易度が上がっているとのこと。確かに、複数の敵に囲まれてボコボコにされる回数が増えたような…。
そこで、攻略の基本として間合いの確保を押さえよう。
まずは防御を考えよう!細い通路へ
間合いを確保する上でのポイントは、敵に囲まれない場所を探すこと。
一時的に間合いを離しても、敵はこちらを追ってくる。そして追いついた時、開けた場所だと複数の敵によって囲まれてしまい、袋叩きにされてしまう可能性が高い。
そこで、敵が出現したら細い通路へとダッシュで逃げよう。これで、袋叩きという状況を避けることができるぞ。
タイミングが重要!男子トイレのバトルで慣れよう
攻撃は基本的に鉄パイプでOK。間合いを離したら敵の接近を待って、攻撃範囲まで近づいたら画面をタップ。攻撃を行おう。
鉄パイプがどこまで届くかが重要なので、最初のバトルとなる男子トイレで、鉄パイプの攻撃範囲をしっかり掴もう。
男子トイレ内のバトルは敵が1体しか出ないので、間合いを習得するのにうってつけだぞ。
なお、鉄パイプは複数体を同時攻撃することができる。敵が複数体いる場合、間合いにもよるが複数体同時攻撃を狙うのがオススメだぞ。