Nobodies: Silent Blood(ノーバディーズ:サイレントブラッド)

Nobodies: Silent Blood(ノーバディーズ:サイレントブラッド)

パブリッシャー Blyts

ジャンル 脱出アドベンチャー

価格 基本プレイ無料

主人公は伝説の掃除屋!暗殺の痕跡を消すため死体を処理して現場を元通りに復旧するダークな脱出ゲーム

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Nobodies: Silent Bloodのレビュー画像

ビットコインによって世界が変化。伝説の掃除屋の出番となる…!

掃除屋として暗殺の痕跡を消すダークな脱出ゲーム第三弾

「Nobodies: Silent Blood(ノーバディーズ:サイレントブラッド)」は、諜報組織の掃除屋として暗殺の痕跡を消す、ダークな脱出ゲームシリーズの第三弾。

主人公は、「Nobodies: After Death(ノーバディーズ:アフターデス)」同様、伝説の「掃除屋」諜報員#1080。ビットコインが世界に普及していく中、暗号通貨がらみの犯罪が増加。これに伴い諜報組織による暗殺も活発化していく。こうした背景を受け、#1080にお呼びがかかることになった。

#1080はこれまでのシリーズ同様、暗殺現場にあるものを利用して死体を始末しなければならない。それだけではなく、さらに利用したものは元通りに復旧。死体処理の痕跡をも消さなければならないこのスリルは本作でも健在だぞ。

システムはオーソドックス!タップで探索&アイテム使用

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アイテムの確認や合成は、カバンタップ後に行えるぞ。

ゲームシステムは一般的な脱出ゲームと同様、オーソドックスなポイント&クリック型となっている。

まずは、背景をタップして手掛かりやアイテムを獲得。手に入れたアイテムはカバンボタンから確認や合成が可能。カバン内のアイテムを選んだ後、背景をタップすることでアイテムを使用できるぞ。

また、死体処理後に表示される脱出ボタンタップでいつでも脱出可能。でも、脱出する前に獲得したアイテムをしっかり戻しておこう。暗殺の痕跡を残してはならない…。

何?情報が欲しいって?…タダじゃあやれねえなあ

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死体処理というヤバい案件なので、ヒントもタダってわけにはいかない…!

どこをどう調べればいいのかサッパリ分からなくなった時のために、本作にはヒント機能が存在している。

ただ、ヒント機能の仕様にはコインが必要。

ゲーム開始時にある程度のコインはあるものの、基本的にコインは有料となっているぞ。やっぱり死体処理みたいなヤバい仕事の情報は、タダってわけにいかないようだ…!

「Nobodies: Silent Blood」の魅力は死体と死体処理の痕跡を両方消すスリル

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使ったアイテムはキッチリ元に戻さなければならない…。このスリルは本作ならでは。

死体を消すだけでなく、死体処理の痕跡まで消さなければならない。痕跡が見つかるような行為はゲームオーバーとなるので、スリル満点。

このスリルこそ、他の脱出ゲームでは味わえない本作ならではの魅力となっている!

死体を消せ!さらに死体処理の痕跡をも消せ

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クリアはできたけど、痕跡が残っていた模様…。次は完璧な仕事を目指すぜ。

死体を消すまでの段階もスリリングだが、特に緊迫感を覚えるのが死体処理の痕跡を消す段階

というのも、これまで使ったアイテムを元通りに戻さなければならないから。

ステージクリアの結果が出るまで「あれ、このアイテムどこにあったっけ?」「ちゃんと全アイテム戻せたよな」…と、元通りになっているかどうかが不安でたまらない。

誰もが知っているだろう出来事でこの感覚を説明するなら、そう、お出かけあれ、電気消したっけ?いや、ガスはどうだっけ?いやカギかけたっけ……と誰もが不安になったことがあるはず。

本作ではあの不安が、死体処理というのっぴきならない状況によって増幅され表現されている。そりゃあスリリングなわけだ!

マンネリ?むしろ文庫的お手軽さが魅力

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極上のスリルがお手軽に楽しめる…。これほどうれしいことはない。

ところで、ゲームの続編といえば、たいてい新たな機能が追加されるもの。

ただ本作は前作までと大きな違いはない。システムをそのまま前作までのものを継承し、新エピソードに変えたものといえる。

この点、人によってはマンネリと感じるのかもしれない。ただ筆者はむしろ魅力だと感じた。

筆者が感じている魅力は、文庫的なお手軽さ。殺人事件が起き、探偵が捜査し、容疑者が呼び集められて犯人が指摘される…。そんな、定番・王道のミステリーを文庫本で読むとき重要なのは、いつものあのスリルがお手軽に読めることじゃないだろうか?

もちろん、新しい発見や驚きに満ちたストーリーもおもしろい。でも、そうじゃないおもしろさが欲しい時もある。筆者が本作に求めるのは後者

正直本作のシステムは完成しているので、システムを変えずに新エピソードを定期的に配信してくれるのが嬉しい。本作はそんな期待にもしっかり応えてくれていると思う。

ゲームの流れ

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「Nobodies: After Death」の時はサイバーパンクっぽいタイトル画面だったけど、今回はゾンビものっぽいね…。

「はじめから」をタップしてゲームをはじめよう。に回目以降のプレイでは「つづきから」が表示されるので、そちらを選択。

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世界情勢の説明の後、依頼の説明に。依頼文を読まずにプレイしても問題ないけど、読んだ方がムードが出るぞ。

ちなみに日本語には完全対応しており、翻訳が拙いところもない。

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最初のステージはチュートリアル。指示通りタップするだけでクリアできるぞ。

ただ、次のステージから一人で考えてプレイしなければならなくなるので、各行動にどんな意味があり、何をやらなければならないのかしっかり押さえておこう。

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何らかのかたちで死体を処理すると、脱出ボタンが表示される。ここでは、奥に見えるドラム缶に死体を突っ込んでみた。

けど、この後死体を焼く匂いが周囲に充満し、警察に見つかってゲームオーバー。単純に死体を処理すればいいのではなく、あらゆる痕跡が発見されないようにしなければならない…。

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また、アイテムの仕様ミスでもゲームオーバーになることがあるぞ。

これは、ガスが漏れている場所で点火しちゃった例。そりゃそうだ、爆発するもんね…。

「Nobodies: Silent Blood」の攻略のコツは下見プレイで正解を押さえること

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まずは下見のつもりでプレイして、正解となる行動を探ろう。

本作をプレイする上で重要なのが、失敗を恐れないこと。ゲームオーバーなんて気にせずガンガン探索したりアイテムを使ったりしないと、正解に辿り着くことは難しい。

ただ、クリア時に高いスコアを得るためには正しい手順でプレイすることが重要。

なので、プレイを下見と本番に分けよう下見プレイで正解を押さえ、本番は手に入れた正解を踏まえて慎重にプレイする…というのがオススメだぞ。

ガンガン探索!ゲームオーバーを恐れるなかれ

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警備員を殺してしまいゲームオーバー。でも下見だからOK。くよくよしないで次!

まずは一般的な脱出ゲームをプレイする際同様、画面内をくまなくタップし、アイテムや手掛かりを逃さず獲得しよう。タップだけでゲームオーバーになることはほとんどないので、この時点で恐れることは何もない。

次に、手に入れたアイテムについて合成が可能かどうか、すべての組み合わせを試そう。意外な組み合わせが可能なことも多いので、先入観を持たないことが重要だぞ。

アイテムの合成を試したら、最後にアイテムを使ってみよう。このタイミングではゲームオーバーになる可能性が出てくる。ただ、一見問題のありそうな行動が正解という場合も十分あるので、ゲームオーバーを恐れず試してほしい

ゲームオーバーになっても安心!入手状況は維持

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正解となる行動をすべて押さえたら本番プレイ。本番は慎重にプレイしよう。

仮にゲームオーバーになったとしても、それまでに手に入れたアイテムは保持された状態となっている。ゲームオーバー時に使用したアイテムのみが復帰するかたち。

つまり、最初からやり直しになることはないので、ゲームオーバーのリスクはそれほど高くない

安心してガンガン下見プレイを行おう。そして、正解となる立ち回りを見つけたら、本番プレイでは一個一個の行動を慎重に!