Oberty(オバティ)
Dmytro Denys
パズルゲーム
iOS:400円
幾何学的な図形を組み合わせ正しい図形を作ろう!美しいビジュアルに思わず没入してしまうパズルゲーム
幾何学的な図形を組み合わせてお題と同じ図形をつくりあげる論理的なパズルゲーム
「Oberty(オバティ)」は、幾何学的な図形パーツを組み合わせ、お題と同じ図形をつくりあげるパズルゲーム。
図形は白黒のツートンカラーで描かれており、パーツの重なりによって色が変化。色の変化は、白と白→白、白と黒→黒、黒と黒→白…といったルールになっている。
ルールもビジュアルもとてもシンプル。けど、ミニマルを追求した美意識によってすべてがまとめられていて、プレイすると思わず没入してしまうぞ。
図形を配置!回転してお題と同じ形を作ろう
プレイヤーができることは図形パーツを配置することと、配置した図形パーツを回転することの2つ。
配置は、画面右側に並んだ図形パーツをタップすることで行う。また、画面中央の大きな図形をスワイプすることで回転できるぞ。
ただし、図形パーツ単位でしか回転できないことに注意。配置済みのパーツを全部まとめて動かすことはできないぞ。
買い切り型ならでは!高い没入感
本作は買い切り型のゲームアプリとして配信されている。
Android版は配信前なので価格未定だが、iOS版は400円でPC(Steam)版は350円と、スマホ版がやや高い価格設定。シンプルな内容なので、PCでプレイするよりスマホ版でいつでもどこでも遊べる方が快適なことを考えると、快適分の金額が上乗せされている…ということかもしれない。
そもそも没入感が高い作品なので、広告などで集中を妨げられることがないという意味では、十分買う価値アリ。ではどのハードで買うか…という点は、自分のプレイスタイルに応じてチョイスするといいだろう。
主に外でプレイするならスマホ版の方が便利だろうし、主に家でプレイするのであれば、PC版の方がオトクといえる。
「Oberty」の魅力はミニマルなビジュアルと音楽が生み出す没入感
使われている色は白と黒。文字による説明は必要最低限で、ほぼ幾何学的な図形だけでビジュアルを表現。徹底的に無駄を排除し、最低限の要素だけでまとめている。
これによって本作には、独特なカッコよさが存在。アンビエントなBGMもあいまって、思わず没入してしまう。
美しいだけではない!ゲーム性にもつながるビジュアル
本作のビジュアルは確かに美しい。けど、ただ美しいだけじゃない。
白と黒のツートンカラーは、重なった時にもう一方の色へと変化するという点でゲーム性につながっている。
また幾何学的図形も、組み合わせて図形を作るという点でゲーム性に関連する要素。
…つまり、ビジュアル的な美しさと、ゲーム性とが密接に結びついているのだ。
プレイするのが気持ちイイ!音の演出も秀逸
また、アンビエント…環境音楽的なBGMと効果音も、本作の魅力。
無機質なビジュアルとよくマッチしているので、プレイすると、自然と作品世界へ入りこんでしまう。
もし本作に音の演出がなかったら、ここまでの没入感は出せなかったのではないだろうか。
ゲームの流れ
真ん中の図形をタップするとステージがスタート。
上の図形をタップするとエディットモードがプレイできるが、スタート直後だと解放されていないぞ。
ゲームスタート直後のステージはとっても簡単!配置しただけでクリアできるレベル。
とっとと配置してクリアしてしまおう。
ステージが進むと、徐々に難易度がアップしていく。
見事正解の図形を完成させると、画面が暗転して次のステージへ。
さらにステージが進んだ状態。4つの図形パーツを組み合わせる必要があり、さすがに難易度が高い…。
ちなみに、図形パーツはすべて使うわけではない。用意された図形パーツの中には、使う必要のないものも混じっているので注意しよう。
オプションからは、色合いを変えることができるぞ。とはいえ基本的に色を変えてもツートンカラーであることは変わらない。
ちなみに本作にはほとんど言葉が出てこないが、一応日本語に対応している。
「Oberty」の攻略のコツは図形パーツをひとつずつ置いて確認すること
筆者はせっかちなので、マックフライドポテトを食べる際、必ず3~4本まとめて食べる。1本ずつ食べるなんて、まどろっこしくてやってらんねえ!
…だがそんな筆者でも、本作をプレイする際には、図形をひとつずつ置く。ひとつずつ置いて色の変化を確認することが攻略のコツだぞ。
まとめておくとわからない!1つずつ置こう
本作のパズルを構成する要素は2つ。
1つめは、どのパーツを配置するのかという要素。そして2つめは、使用しているパーツの角度。
仮に配置するパーツが正しかったとしても、ひとつでもパーツの角度が間違っている場合、正しい図形にはならない。
つまり、配置しているすべてのパーツの角度を正しく設定しなければならない。…これがポイント。では、どのパーツの角度が間違っていて、どのパーツが正しいのか?配置されているパーツが多ければ多いほど、わかりにくくなってしまうのだ。
なので、図形パーツは一気に全部配置してしまうのではなく、1つずつ配置しよう。
配置したら回転!全角度を確認
配置したら回転させよう。回転角度は90°ずつなので、全角度を確認してもそこまで手間じゃない。なので、必ず全角度を確認する。
確認したら、もっとも正解に近いと思う角度で止め、次の図形パーツを配置。
この上ないほど地道。でも、地道だからこそ確実に正解へ近づくことができるぞ。