メルヘンカンナ

絵本のようなグラフィック。

絵本のような淡い世界に潜む闇とは……

「メルヘンカンナ」は、家族を探して絵本のような世界を旅する本格ストーリーRPGだ。

魔法使いが暮らす平和な世界を舞台に、とある少年となったプレイヤーは家族を探しながら南極やカラフルな果樹園、砂漠の城下町など様々なエリアを冒険していくことになる。

敵の配置によってパズルのように攻撃範囲を当てはめるバトル、穏やかそうな世界観の中に潜む不穏な空気を感じながら遊ぶゲームになっている。

パズル要素のある独自のバトル！

攻撃範囲を決めよう。

メインストーリーは世界を旅しながら目的地へ向かったり、物語のキーとなるキャラを探したり、困っている人を助けたりしながら進めていく。

要所で発生するバトルは、画面上で敵の配置に合わせて攻撃範囲を当てはめていく。

うまく、はめることができれば1回の攻撃で効率良くダメージを与えられるなど、プレイヤーの操作も問われるシステムになっている。

メルヘンカンナの特徴は美しい世界観と特殊なパズルバトル

世界観やシステムに独自性があって良いが、広告を含むUIがイマイチ。

PCゲームで配信されたものを改修してスマートフォン向けアプリとしてリリースしており、パズル要素のあるバトル部分がタッチパネルに合わせて最適化されている。

基本システムやゲームの流れはストーリーRPGに近く、最初に制作者による温かみのある手描きグラフィックに目を奪われる。

ストーリーもほのぼのとしていると思いきや、冒険の中で徐々に世界や主人公に隠された謎が解き明かされていくという深みのある内容だった。

バトル報酬でキャラクターを育成！

強さ、装備品でキャラを鍛える。

キャラにはレベル（強さ）の概念があり、装備品によってステータスに上昇補正をかけることもできる。

その中でもよく見ておきたいのが攻撃の種類。

十字型やヒット時に敵の位置を変えるもの、画面奥（右）の方がダメージが高くなるものまで、ゲームの進行に合わせてパターンが増えてパズル要素が強くなるようだ。

ゲームの流れ

主人公はシロと呼ばれる少年。仲良しのアカと一緒に行動している。

町の中の移動は奥行きのある横スクロールスタイル。

ストーリーに関連する人の頭にはマークが表示される。

バトルはターン制のコマンド式。

攻撃を選択すると画面をドラッグして攻撃範囲を動かすことになる。

メルヘンカンナの序盤攻略のコツ

ストーリーを楽しもう。

ストアの紹介文によるとプレイボリュームは5～6時間ほど。

マルチエンド要素もないので、冒険の中でしっかりキャラを育成していけば比較的楽にクリアできそうだ。

バトルは行動順と範囲がポイント

あらかじめメニュー画面で攻撃の範囲などを調べておこう。

攻撃の中にはノックバック効果のある技があり、そのキャラが先制攻撃すると範囲を指定した位置より敵がズレてしまう。

画面のまま範囲を決めると与えるダメージが低くなるので、まずは行動順をチェックしてそのキャラがどんな種類の攻撃を使うのかを決める。

その後に行動するキャラは、敵がズレる位置を予測してから範囲を選択するといい。