12RPG
shotaro miyazaki
育成シミュレーションRPG
基本プレイ無料
東日本大震災で原発被害を受けた福島被災12市町村のRPG!東北大の学生らが開発した意欲作ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
福島被災12市町村を開拓せよ!
「12RPG」は福島の被災した12市町村を題材にしたRPG。
東日本大震災や原発の被害を受けた市町村を舞台に、記憶を失った主人公が浪江町で目を覚まし、福島を開拓していく。
東北大の学生らが開発したという意欲作。グラフィックも手作り感あって味があり、なによりストーリー演出に力が入っているぞ。
被災地を少しずつ開発していく
タッチ操作で主人公を移動させ、木を伐採するなどしていくと、道の駅や漁港が出現して、物語が進んでいく。
ミッションをこなすと体力が増え、効率よく開拓できるようになる。素材で新しい装備をクラフトしてさらに道を切り開いていこう。
「12RPG」の特徴は被災地に向けてつくられた熱い思い
このゲームは、避難先からでも手軽にこの地域と関われるツールを作ると同時に、 この地域の活性化を促すという目的のもとつくられたという。
『クローズドな「復興」というものをゲームを通しオープンにする』という試み。僕はこういうゲームがあることを、東北生まれとして本当に素晴らしいと思う。
万人が遊べる難易度
序盤を遊ぶ限りではRPGというよりは、戦闘やアクションはなく「Stardew Valley」「牧場物語」のような農園ゲーのような作業を繰り返すニュアンスだ。
難しい操作は必要なく、ストーリー演出のヒキもよく、題材もグラフィックも個性を感じる。最後まで遊びたいと強く思わせた。
ゲームの流れ
福島の大地を開拓するのが彼の役目だ。
実在の施設や名物も登場していく。
主人公はスタミナが尽きると花を食べないと動けなくなってしまう。
もしかして開拓じゃなくて自然破壊だったらどうしようと思ってしまった。
徐々に記憶を取り戻し、自身の正体に近づいていく。
きっと辛い未来が待っているのだろう。がんばれ、カクゾウ。
ご当地B級グルメ「なみえ焼そば」や伝統的工芸品「大堀相馬焼」などもアイテムとして登場する。
ガチャは素材を売った金で引くようだ。
イラストの数も多く、図鑑モードなどもある。ゲーム愛を感じる。
もう少し移動や素材の採集がテンポよくスピード感あってできたら嬉しかったかな。
「12RPG」の序盤攻略のコツ
まずは木を切る斧を作ろう。そして木をアップグレードするとツルハシがつくれるようになり、岩も砕けるようになるぞ。
体力を回復させながらさらなる素材を集めてアイテムをアップグレードさせていく。矢印と吹き出しから、目的と必要な素材を見失わないようにしよう。
kaitakuせよ
ただひたすら開拓せよ!黙々と開拓せよ!次々と開拓せよ!四六時中開拓せよ!と言うアプリ説明にあるおり、序盤にできることは少ない。
開拓し、飯を食い体力を集め、素材を集め、武器を強化し、また開拓を繰り返す。被災地の復興も、きっと地道な日々の積み重ねなのだろう。
こないだ、常磐道を走り、放射線量を計測してるメーターを眺めながら、ここで生きていく人たちを思いながら東北に向かった。