Arrog
Playdigious
アクションパズル
Android:340円 iOS:400円
死に向かう男の精神世界を冒険。文化庁メディア芸術祭にて高評価を博したパズルアドベンチャー!ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
自身の死を受け入れられるように、夢を旅する男性を助けよう
「Arrog」は、モノクロの世界で繰り広げられる、パズルアドベンチャーだ。
雰囲気あるビジュアルの世界で男を操作し、パズルを解いて冒険を進めていく。
中南米の伝承に基づく死生観と「死」の解釈を経験できるという。言語に頼らずに語られる物語を堪能しよう。
手描きのアートワークで描かれる詩的な物語
夢の中で自分の死を受け入れようとする男性を操り、8種類のパズルを解き明かしていく。
パズルはタッチ操作で行える直感的なもの。壮大なBGMと独特の絵柄で描かれる世界観が、好きな人には刺さるだろう。
「Arrog」の特徴は中南米の死生観を題材にした独特の空気感
文化庁メディア芸術祭にて「審査委員会推薦作品」に選出された本作。
確かに白黒のアートスタイルで緊迫感をもって描かれる世界観や独特のBGMが異彩を放っている。
「風ノ旅ビト」などの、いわゆる「雰囲気ゲー」と呼ばれる作品に惹かれる人たちにオススメしたい。
20〜30分でエンディングに到達できる
解き明かすパズルは難易度も低くシンプルで、ゲームに慣れている人ならすぐにクリアできてしまうかもしれない。
だが、短時間だからこそ遊びやすい、そういう人もいるだろう。忙しい大人になってしまったかつての少年少女たちとか。
鮮烈なビジュアルとBGMは、死に向かおうとする男の精神世界を、見事に描いているように思えた。
ゲームの流れ
森の中を歩く男。彼はおそらく死に向かおうとしているのであろう。
没入感を大事にするため、イヤホンやヘッドホンを使ったプレイをオススメしたい。
本作はIGFアワードのExcellence in Visual Art部門でも2021年度のファイナリストに選出された。
国際的なインディーゲーム賞を取ったからなんだとも思うが、味のあるビジュアルだ。
夢かまぼろしか、男の旅は続く。人生には必ず終わりが来る。
だが、決して悲観的には思わせない。少なくとも自分にはそう感じた。
言葉で語らない演出手法が好きだ。
共感を強要しない、余韻を残すものがあるのだ。
ここで来るかといったタイトル登場。
決して美麗とか万人受けがいいものではないが、僕はこういうゲームを忘れたくない。
「Arrog」の序盤攻略のコツ
パズルの難易度はそこまで難しくない。物語に没入してほしいという配慮だろう。
とりあえずタイルを回して絵柄を合わせ、線と線をつないでいこう。そこから数奇なる冒険は始まっていくのだ。
音ゲーのような謎解きも!?
謎解きはタッチやドラッグだけじゃないものもある。迷うことがあったらヒントも出るしそっちを活用してくんなまし。
チェックポイントにくると自動セーブされるのだが、それまでは保存されない。短いゲームだが、移動中のプレイなどでは注意したほうがいい。