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挑戦者求む!!という高難度に挑め
「ノアの遺櫃」は4つのゲームモードを遊べるツクール系コマンドバトルRPG。
人間と「獣人」が共存し、ときに敵対する世界が舞台に主人公は冒険を続ける。
仲間たちと絆を深め、育成しながら世界の秘密を解き明かそう。バトルは王道のドラクエ形式のコマンドバトルになる。
素材集めで強くなるツクール系RPG
仮想ボタンや画面タップで移動するレトロRPGスタイルの操作方法でダンジョンや街を探索していく。
敵を倒して落とした餌で獣人を強くしていくゲームシステムが本作の特徴だ。ここらへんの育成システムが「サガ」シリーズ風味で面白い。
「ノアの遺櫃」の特徴は4段階の難易度
「ヌルゲー要素を排除したために難易度が少しあがった」と作者が言うように、素材集めのハクスラ感と、高い難易度の冒険を楽しめるのが本作の特徴になっている。
ただ、難易度を「アドベンチャー」「イージー」にすれば戦闘がなかったりアイテム99個の状態からスタートできる。公式がチートを実装してるという超親切設計。
自作イラストと重めの物語
敵や味方のキャラクターは全て自作だという。手書き感あるイラストが昔のツクールゲーのようでノルタルジックに感じてしまうな。
BGMも妙にドラマティックで人間と獣人の相容れない関係を描いたシリアスな物語にマッチしていた。
ゲームの流れ
フィールドや街、ダンジョンを探索するクラシックなスタイルだ。
森や海沿いなどで敵の出現率やパターンが変化するのを覚えておこう。
戦闘はSPやTPを消費して技を発揮するツクール系でおなじみのスタイル。
獣人たちに餌を食べさせてどんどんステータスを上げていくのだ。
アイテムを99個もった状態でスタートできるイージーモード。
はっきりいって序盤はヌルゲーだが、これくらいでも最後はキツくなるのかもしれない。
BGMや効果音の流れ方が不自然だったりゲームの起動が失敗するときがある。
そういう時はアプリをタスクから一度消して再度起動するといい。
戦闘演出のテンポがややもっさりしているのはやや残念なポイント。
たくさん戦闘して素材集めしたいのでオートモードや演出スキップが欲しいのがワガママな本音だ。
「ノアの遺櫃」の序盤攻略のコツ
低難度で遊べば困ることはないと思うが、道中の宝箱にはきちんと有用な装備が落ちていることが多いのできっちりと回収するように。
敵を倒して手に入る素材を仲間たちに食べさせてステータスを上昇させていこう。イージーモードなら「爆弾」を投げまくれば雑魚を一掃できる。
難易度について
4つ難易度で戦闘がない「アドベンチャー」と各種アイテムを99個持った「イージー」で遊べば困ることなくクリアまでたどり着けるだろう。
だがエンディングはどれも同じだが、一部イベントなどが変わるという。RPG好きなら「ノーマル」や「エキスパート」に挑戦してみるのはいかがだろう。