OBLIVION - 言蝕みの誓約 -
Satoru Higuchi
コマンドバトルRPG
基本プレイ無料
レベルアップで『言葉』を失うRPG!失う文字を選びつつ呪いの原因となった魔王を倒すべく冒険へ出かけようダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
あなたは、最後まで「大切な人」の名を呼ぶことができますか?
「OBLIVION – 言蝕みの誓約 -」は、レベルアップで『言葉』を失う独自のシステムを採用したRPGだ。
その石碑の前で誓いをたてると恋人と一生を添い遂げることができる。
花畑に囲まれた石碑の前で恋人と誓いを立てた少年は、突如として現れた魔王の力によって恋人を消され、さらに「言蝕み」の呪いをかけられてしまうのだった。
失った文字を脳内補完しつつ進めるストーリーイベント!
ゲームは各所でストーリーイベントを発生させるお馴染みのもので、敵とランダムエンカウントするとターン制のコマンド式バトルが発生する。
ゲームを進行させると文字が欠落し、NPCとの会話が理解しづらくなるので、前後の文字で内容を把握する必要が出てくる。
OBLIVION – 言蝕みの誓約 -の特徴は世界観にも影響を及ぼす「言葉遊び」システム
古くは「幽遊白書」の海藤戦、最近だと週刊少年ジャンプで連載中の「暗号学園のいろは」でも言葉遊びを使ったストーリーがあったが、本作もその『言葉遊び』がうまくゲームに取り入れられている。
主人公は呪いによって文字を失ってゆき、それによってNPCとの会話が成立しにくくなり、恋人の記憶さえも失っていく。
文字の選び方によっては先に進めなくなるなど、単純にキャラを育てて困難を突破していくRPGと比べると別のベクトルで頭を使い、戦略を練ることになるのがおもしろかった。
逆に言葉を失うことで魔物が言葉を覚え、会話が成立するようになるなどゲームの難易度を緩和するシステムも搭載されていて、細部まで作りこまれたゲームだと感じた。
レベルアップで攻略が不利になる!?
キャラはモンスターとの戦いで経験値を得てレベルアップし、そこで獲得した資金でショップから装備品を買い、装着することもできる。
ただし、レベルアップすると「ひらがな」や「カタカナ」の中から1文字を失うことになり、失った文字は別の文字で代用されるようになる。
ゲームの流れ
ゲーム冒頭は文字を失った状態で様々なキャラの思わせぶりなセリフが再生される。
悪夢から目覚めるとそこには恋人である「スイトピー(初登場時に変更可)」の姿がある。
ゲーム内での操作はゲームパッドで行う。
フィールドマップも用意されていて、ランダムエンカウントで敵と遭遇するとターン制のコマンド式バトルが発生する。
少しゲームを進めてイベントが発生すると、キャラ育成のたびに文字を1つずつ失うことになる。
OBLIVION – 言蝕みの誓約 -の序盤攻略のコツ
まずは序章のイベントを進めて魔王と邂逅するところまで進める。
キャラはレベルアップ時に言葉を失うが、魔物がその言葉を習得してゆき、魔物と話せるようになる。彼らとの会話で戦闘を回避することもできるようなので、これを利用して被害を抑えつつ先に進もう。
装備品は呪いに含まれないので買っておきたいところだが、雑魚戦をこなせないので使えるお金が少なく、どれを買ってどれを諦めるかも大事になってくる。
失う言葉は慎重に選ぼう!
レベルアップ時に失う言葉は一覧の中から選択できる。
濁点などもひとつの文字として設定されているが、これを消すとほとんどの言葉を認知できなくなるので注意したい。
「ャ」や「ョ」などの文字を消すと大きい方の「ヤ」や「ヨ」が代用されるようなので、まずはこういった文字から選んでいくといい。