ONLYWAY（オンリーウェイ）
JEVO Games
3Dアクションアドベンチャーゲーム
Android:190円
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建物の中も外も災害でメチャクチャ…。生き残ることを目指して先へ進もう。
大規模自然災害により崩壊した世界で生き残りを目指すアクションアドベンチャー
「ONLYWAY（オンリーウェイ）」は、謎の大規模自然災害によって崩壊してしまった世界で生き残ることを目指すアクションアドベンチャーゲーム。
スタート地点となるのは、どこかのオフィスのような一室。ただ災害によって部屋自体が傾き、什器やものが散乱している。
一体何が起きたのか？他の人たちはどうなってしまったのか？何もわからない。ただ、何かとんでもない災害が起きてしまったことだけは確かなようだ。
この状況で運良く（運悪く？）生き残った主人公＝プレイヤーは、状況を把握するため…そして何より生存するため、行動を開始する…。
この謎めいた状況を、グローエフェクト（＝光によるぼかし効果）を駆使した美しい映像でよりミステリアスに描いているのが魅力。思わずこの世界に引き込まれてしまい、先が気になってプレイが止められないぜ！
とりあえず右を目指そう！進めないならアイテムを探せ
操作は仮想パッド。なお日本語未対応だけどセリフなしなのでプレイに支障はないぞ。
本作の基本は、「Playdeads INSIDE（プレイデッド インサイド）」的な横スクロールアクション。
仮想パッドによる移動を駆使して、とりあえず右へ右へと向かっていけばOK。また、ダッシュボタンで高速移動が可能。ただ、高所から落下すると死亡するので、足場の悪いところではダッシュを控えた方がいい。
また、ボタンは表示されないが画面タップでジャンプが行える。多少の高さであれば乗り越えられるぞ。
もし移動やジャンプ、ダッシュなどの基本アクションでは先に進めなくなったら頭をアドベンチャーゲームに切り替えよう。本作にはアイテム探しの要素が存在している。おそらく、カギとなるアイテムを発見すれば先に進めるだろう。
「INSIDE」好きにオススメ！迷うならDEMO版を
クオリティの高い多彩なギミックで楽しませてくれる。価格以上の価値は確実！
本作は190円の買い切り型ゲームとして配信されている。広告表示や追加課金などはなし。
無料のDEMO版が配信されているので、購入に迷うようであればそちらをプレイしてみよう。
「Playdeads INSIDE（プレイデッド インサイド）」が大好きな筆者には非常に楽しめたので、同じ趣味の人なら気に入ってもらえるんじゃないかと思う。
「ONLYWAY」の魅力はミステリアスな世界観
なにやら研究所のような場所。ここは一体どこなのか。謎が謎を呼ぶ…。
本作には、「Playdeads INSIDE（プレイデッド インサイド）」に通ずる点が多い。たとえば横スクロールのアクションという基本システム、グローエフェクトによって光と影を際立たせたビジュアル。
そして何よりミステリアスな世界観！この世界で一体何が起きているのか…。
「Playdeads INSIDE（プレイデッド インサイド）」もそうだったが、世界観の謎に引き付けられてしまい、ゲームを遊んでいない時ですらゲームのことが頭から離れないぜ…。
この世界で何が起きている？先が見たくてたまらない
オーガのような怪物が追ってくる！コイツ何者だってばよ？
「Playdeads INSIDE（プレイデッド インサイド）」はそもそも世界設定すら明らかにされていないが、本作の場合は「大規模な自然災害が起きた」ということはストア情報によって公式確定している。
自然災害である以上、人為的に引き起こされたものではない。そして序盤の展開を見る限り、確かに起きたのは地震や洪水といった天災の類のようだ。
…しかしゲームが進むと、本作はこの展開を裏切ってくる！
とある建物の中で出くわすオーガのようなモンスター。何コイツ？どう見てもアンブレラ的な機関が研究の末に生み出してるっぽいですけど？これも自然災害の影響なの？
本作にはテキストによる説明がない。だからこそ日本語環境であっても問題なくプレイできるのだけど、ビジュアルのみであってもしっかり「謎が謎を呼ぶストーリー」を味わわせてくれる。
こんなストーリー展開を見せられたら、引き込まれずにはいられないよな…！
ナラティブな設計がもたらす！考察の楽しさ
怪物が何かを歩捕食しているよう…。自然災害でウィルスが流出した…とかだろうか？
テキストを用いず、ビジュアルだけで説明するという手法は、「Playdeads INSIDE（プレイデッド インサイド）」や、同じ開発チームの前作である「LIMBO（リンボ）」でも用いられていた。
この手法の魅力は、ゲーム中のキャラクターの感覚よりプレイヤーの感覚を重視することで没入感がアップする点。
でも、それだけではない。テキストがないということは、明確な答えが存在しないということも意味している。だからこそ「Playdeads INSIDE（プレイデッド インサイド）」や「LIMBO（リンボ）」といった作品では、それぞれのプレイヤーが独自に物語の真相を考察していた。
この考察が実に楽しい！自分で考察するのもおもしろいけど、他のプレイヤーの考察を読むのもおもしろい。「そういう視点や読み方もあるなー」と感心させられる。
まだ筆者は本作をラストまでプレイしていないが、おそらく本作もラストまでテキストを登場させないだろう。あるいは、めちゃくちゃ効果的な場所でピンポイントに使うだけのハズ。
なので、本作も考察がバッチリはかどりそう！さあ、みんなも一緒に考えよう。この自然災害の真相とは一体なんなんだろう…？
ゲームの流れ
タイトル画面では、主人公が気絶している。おそらく災害に巻き込まれてしまったのだろう。
最初にプレイする場合、「NEW GAME」をタップした後で仮想パッドやダッシュボタンをとにかく動かそう。動かすことによって主人公が起き上がり、ゲームスタートするぞ。
タイトル画面で「HOW TO PLAY」をタップするとこちらの画面に。うわー！全部英語じゃん…と思いきや、大きな文字だけなら意味が分かるのでは？
要するに移動（MOVE）、ジャンプ（JUMP）を使うゲームなのだということがわかればOK。バランス（BALANCE）は足場の悪いところから落ちるなよという話。アクション（ACTION）は、探索ポイントへ近づくとアクションボタンが表示されるという話なので、基本は一般的な3Dアクションアドベンチャーと大きく変わらない。
気絶から立ち直った主人公を右へと動かすと、ドアが閉まっている。そして画面奥では、同僚らしき人物が什器に押し潰されていて、多分もうこと切れているだろう。
ドアに接触するとアクションボタンが表示されるものの、押しても何も起こらない。ここは左に戻って何か使えるものがないか探してみよう。
見事ドアを開けて先に進むと、隣のビルへと鉄骨が渡されている。どうやら、この狭い足場をつたって進むしかない模様…。
足を踏み外さないよう、慎重に慎重に移動しよう。
鉄骨を渡って隣のビルへ入り、さらに進んでいく。すると、今度はダクトをつたって向こう側へ移動するというシチュエーションに。途中で道が曲がっていて、さっきより難易度が高い！
こんな風に慎重な操作が求められるという点で、本作はスマートフォンの仮想パッドとすこぶる相性がいいように思った。仮想パッドのもどかしさが、足場の悪い場所を進むスリルを盛り上げてくれる。
「ONLYWAY」の攻略のコツはそのシーンのギミックを把握すること
アイテムを発見！先へ進むために何が重要かを見極めよう。
本作をプレイする上でポイントになるのが、中途半端に操作しないこと。慎重に移動するときはガッツリ慎重に移動し、急いで移動するときはダッシュボタンから指を離さない。
中途半端に操作するとトラップに引っかかってミスしてしまう。
このため重要なのは、まず今このシーンでは何をすべきか？を知ること。つまりシーンのギミックを把握することが攻略のコツだぞ。
3つの要素に分類！ギミックを把握しよう
ドアに接触するとアイコンが出現。ここでは連打することで先へ進めるぞ。
シーンのギミックを把握するといってもどう調べればいいのか？ここでポイントになるのが、まずはザックリと大まかに把握すること。いきなりギミックの詳細を知ろうとしても、把握できるものではない。
本作のギミックは大きく3つの傾向に分かれる。
1つめはダッシュで攻略するもの。2つめは繊細なバランスコントロールで攻略するもの。そして3つめは、アイテムを使って攻略するもの。
この3つのうち、1つめと2つめはすぐに判断できるだろう。何かに追われているのであればダッシュで逃げた方がいいし、足場の悪いところなら必然的に繊細なバランスコントロールが求められる。
逆にいえば、これらの状況が以外で先に進むのが難しい場合、何らかのアイテムが必要だと考えよう。
アイテムは2タイプ！獲得型とギミック型
水の上に浮かんだ箱。接触した状態で移動すれば、押すことができるぞ。
本作に登場するアイテムは2タイプ存在している。
ひとつめは、プレイヤー自身が保有できる獲得型。一度手に入れてしまえば、後は必要なところで使用アイコンが登場される。アイテムを獲得しているのに使用アイコンが表示されない場合、そのアイテムは謎解きに関係がないということなので別の方法を探そう。
ふたつめは、ステージギミックとして登場するタイプ。たとえば、水上に浮かんだ箱がそのひとつ。プレイヤーが獲得することではできないが、接触することで動かすことができ、適切な場所まで動かせば足場として使用できる。
アイテムが必要な状況では、この2つのどちらかのアイテムがどこかにあるという前提でステージ内をよく調べてみよう。場合によっては来た道を引き返すことも重要だぞ。
