アンディセンバー（Undecember）

このゲームは、自由な戦闘スタイルで冒険していく3DアクションRPGです。
グラフィックは、全体的に３DのCGで作られていて、スマートフォンゲームにしてはけっこうきれいに作られているのかなとおもいました。
ゲームとしては、戦闘やファーミングを通じて成長していく感じで、けっこう楽しめるのかなと思いました。
敵をどんどん倒していく感じなので、爽快感を味わいたい人にはいいのかなとおもいました。
キャラクターのカスタマイズもいい感じだとおもいました。

リアルなグラフィックで影の表現とかフィールドの質感とかなかなかのクオリティ。スキルの一つ一つもちゃんとエフェクトが綺麗でアクションシーンもなかなかのクオリティ。全体的にみても完成度の高さがわかります。その割に動きも悪くないし、もっさり感も感じられないので、このへんはストレスなく遊べました。あとこの手のゲームによくある画面上に散らばったUIなど、そんなこともなく見やすいし割とシンプルにまとまっているところにも好感が持てました。

「基本プレイ無料」と「ハクスラARPG」との相性の悪さは歴史が証明しており、本家ディアブロでさえイモータル関連でなんやかんやと難癖つけられていたことも記憶に新しいワケですけども、やっぱりマネタイズ部分の調整が難しいんでしょうね。ハクスラを謳っている以上、いきなりガチャで強力な武具をゲッツしてしまったら楽しくないですし。ガチャ以外の集金装置を用意しないといけないワケで。
その点このゲームの課金要素は、バッグの拡張やペット、バトルパスなどの「利便性」、キャラスキン等の「外見」といった、直接的に戦力を左右しないものをメインとしており、やり込み派のプレイヤー向けにエンチャント、エッセンスなどの運要素を絡めたものが多少あるぐらい。突き詰めれば沼に落ちそうなポイントはあれど、メインストーリーを追っていく程度にちょろっと掠るだけなら全く課金する必要性を感じません。かなり良心的な作りになっていると思います。
ゲーム自体も各要素がカジュアルにまとめられプレイしやすい。なによりMMORPGではないので、狩場を独占されたりといった他プレイヤーとの軋轢がないのがイイっすね。

グラフィックきれいな割に動作の重さや発熱、電池消費の激しさを感じない。これ結構やり手の仕事と違う？でもキャラの当たり判定やらなんやらで階段登ろうとしてもヘリにひっかかるとか、NPCに話かけようとしても配置によって難しいとかいった事態がしばしば見られるのはもったいない。変なとこで快適さに傷がついてんだよなー。
感覚的には魔剣伝説系をもう少しまともにMMOに寄せたくらいの感覚(良い意味で)なのでそういうの好きな人はどうぞ。どのくらいの煩雑さ/シンプルさが好みかはやっぱ人によるもんね。