ヒュプノノーツ(Switch/Steam移植版)
ishinoura.com
ターン制RPG
基本プレイ無料
辛く苦しく、そして希望に満ちたRPG!夢の中で様々な「敵」と戦い、記憶をたどる名作がリメイク!ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
新ルートなどを追加したアップデート版が登場!
「ヒュプノノーツ(Switch/Steam移植版)」は辛く苦しく、そして希望に満ちた『人生』をテーマにしたローグライクRPGだ。
スマートフォンアプリ黎明期にラフ版、清書版が配信され、独自のシステムと凄まじい没入感のシナリオが今もなお愛されている名作RPG「ヒュプノノーツ」。
そのSwitch/Steam版を元にしたアップデートが先日スマートフォン版にも適応された。
進むと戻るを繰り返してバトルやイベントを発生させるシンプルな構成。そのうえで戦略を必要とするパラメーター管理はそのままに、演出面を強化!
シナリオについても新ルートが追加され、一度遊んだプレイヤーももう一度彼らの『人生』に触れ、介入し、結末を見守ることができるゲームになっている。
人生をたどりながら様々な「敵」とバトル!
本作ではチャプターごとに主人公が変わり、それぞれの視点で物語をたどることになる。
序章はどこにでもいるような少年の幼少期から始まり、進む・戻るボタンをタップして前進・後退しながら様々なイベントを発生させる。
敵として出現するのはニンジンやピーマンなどの嫌いな食べ物、ガキ大将、算数、英語といった教科など。彼らと戦い、パラメーターを上昇させながら人間として成長していくことになる。
ヒュプノノーツ(Switch/Steam移植版)の特徴は人生をたどる壮大なシナリオ
RPGの主人公は村を滅ぼされたり、魔王を倒す運命だったりと宿命を背負うことが多いが、本作の主人公たちの人生はそれほどドラマチックではない。
両親がいて嫌いな食べ物があって、算数や読書感想文に悩み、ガキ大将とケンカしているような普通の人間の人生がRPGとして構成されている。
その中で、少年とは別のもうひとりの主人公(こちらは少し壮絶)の人生に触れていくのだが、この何気ない日常とそこに出現する敵たちのリアリティが本作への没入感をとことんまで高めている。
久々に遊んだが、ほんとヒュプノノーツはすげー。やべー。ああ、感想が小学生並になる。
リメイクとしてもボーカル付きBGMなどの演出面が強化されており、そこまでは遊べなかったが新ルートが追加されているとのこと。
コンティニューに関しては動画広告の視聴でもう少し軽めの復帰ができればいいと思ったが、その他は十二分に無料でも遊びこめるRPGに仕上がっている。
チャプターごとにパラメーターを管理
主人公には力、自信、知識といったパラメーターが設定されていて経験値を得てレベルアップしたり、装備品の入手やアイテムを使ったりしてそれを上げる。
このパラメーターはチャプターごとに変わり、例えば「社交」を使ってクラスメイトと戦う、「自信」を使って母親と戦うといったバトルが発生する。
ゲームの流れ
ステージはチャプターごとに分かれていて自室が拠点となっている。
プロローグでは突如郵送されてきた装置「DPD」によって過去の記憶を呼び起こすことになる。
記憶の世界での主人公やその状況はチャプターごとに変わる。
ステージを進むとランダムイベントの他に、ストーリーに関連するイベントも発生する。
ステージには時間が設定されていて、進むor戻るを選ぶと1ずつ減り、これが無くなる前にチャプターをクリアする必要がある。
道中では様々なイベントが発生し、主人公のステータスが増減する。
敵が出現すると主人公の特定のパラメーターを使って戦うことになる。
算数であれば知識を使うなど、敵に合わせて適応されるパラメーターが違ってくる。
ヒュプノノーツ(Switch/Steam移植版)の序盤攻略のコツ
最初のチャプターはある程度難易度が抑えられているので、ここでゲームに慣れておくことが大事。
コマンド式バトルのゲームではあるが、パラメーターを徹底管理するシミュレーション要素が強いので、ただレベルアップして物理で殴るという戦法がとれない。
序章で何度か全滅(挫折)しておくと、その後のチャプターでめげなくなる。
レベルアップ時の体力全快を利用!
どのチャプターでも体力の回復手段が限られているので、各パラメーター(とくに自信が大事)を上げつつ体力を維持しながら進んでいく。
レベルアップ時に体力が全快する仕様を利用し、レベルアップ手前まで回復アイテムの使用を我慢するなど、どの章でも我慢と発生するイベントの運が攻略のカギになる。まさに人生……。