Chefy-chef（シェフィー・シェフ）
Crescent Moon Games
横スクロールアクションゲーム
基本プレイ無料
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料理道具を使って料理の素材を探索！ただ…それ料理道具の使い方か？
料理道具を使ってマップを攻略する探索系アクションゲーム
「Chefy-chef（シェフィー・シェフ）」は、料理に使う素材を集めるため料理道具を使ってマップを攻略する探索系アクション。
料理道具は全部で3つ。ナイフと肉を叩くハンマー、そしてフライパン。とはいえそれぞれの用途は、料理に使う時とは大分違っている。
ナイフは敵への攻撃に使えるほか、ピッケルのように壁面へ突き刺すことで壁登りに使用可能。また、岩の壁を破壊するのにも使えるぞ。
また、ハンマーは地面を叩くことでハイジャンプが可能。空中からハンマーを振り下ろせば、スパイクの生えたダメージ床への接触もこなせる。
そしてフライパンは空中に投げている最中にボタンタップすることで、フライパンの位置までテレポーテーション可能！
このどこが料理道具を使ったアクションなんだ!? …と思わず突っ込みたくなるほどのネタゲー感。しかし、これらのアクションを組み合わせた探索要素が素晴らしい。1ステージあたりが短くまとまってはいるものの、メトロイドヴァニア系のゲームをプレイしているかのような探索アクションの楽しさが味わえるのだ。
料理道具とジャンプを駆使！素材を見つけてゴールへ
なぜ冷蔵庫が亜空間に繋がっている。初代「ゴーストバスターズ」みたい。
本作はステージ制となっており、各ステージで指定された料理素材を見つけるとゴール地点である冷蔵庫が出現。冷蔵庫に入るとステージクリアとなる。
プレイヤーの武器となるのは先ほど紹介した3つの料理道具。…なのだが、料理道具はステージを超えて持つことができない。なのでどのステージもスタート直後は料理道具ナシ！まずは料理道具を探すことが急務となる。
料理道具のない状態で主人公にできることは移動とジャンプ。移動は仮想パッドのスワイプで行えるぞ。
ジャンプは仮想パッドのタップで実行可能。ジャンプ中にジャンプボタンを押すと二段ジャンプが行える。
料理道具の使用については、各料理道具を発見したタイミングで料理道具ボタンが追加されるぞ。
広告アリはAndroidだけ？iPhoneは広告なし？
この記事ではiOS無料版メインでプレイしたが、広告は表示されなかった。
本作はAndroidについては無料で配信されており、ステージ間に動画広告が表示される。
iOSについてはこの記事で紹介している無料版のLITEと有料版が配信されており、LITEはAndroidと同内容…と思いきや、動画広告は再生されない模様。
筆者がプレイしたタイミングでたまたま動画広告が再生されなかったのかもしれないが、少なくともステージ15までプレイして何度も死んでいるため、たまたま再生されなかった…という可能性は低そう。でも、わざわざ有料版があるのにな…。
ストア上の情報を見る限りLITEは広告IDを取得しており、有料版がIDを取得していない。となると、広告表示自体はされそう…。ただ、ゲーム内容の説明はLITEも有料版も全く同じ。違いがわかりにくい。
ゲーム内容そのものの話ではないが、この点は不親切に感じた。
「Chefy-chef」の魅力はステージ単位で短くサクサク楽しめる探索アクション
料理道具とステージギミックを組みわせ探索！メトロイドヴァニア的な魅力が味わえる。
広告の有無の件はともかく、本作のゲーム内容としてはとてもおもしろい。本作の魅力を一言でいえば、メトロイドヴァニア系の探索アクション。
しかし、メトロイドヴァニア系と違い、ステージ単位で短くサクサク楽しめるというのが本作ならではの魅力となっている。
サクサク楽しい！短くまとまったゲームサイクル
ハンマーでハイジャンプ！料理道具を入手することで行動範囲が広がっていく。
メトロイドヴァニア系の醍醐味といえば、新たに獲得したアイテムによって行動範囲が広がっていくこと。
本作でこうした行動範囲拡大を担うのがナイフやハンマー、フライパンといった料理道具。それぞれの固有アクションを使うことで、マップ内の行動範囲が広がっていく。
そして料理道具がステージを持ち越しできないため、毎ステージ料理道具探索と行動範囲拡大の楽しさが味わえるという寸法。
素材を手に入れるには？アクションを組み合わせる楽しさ
ハンマーでハイジャンプ。この後、ナイフによって壁にとりくぜ…！
ただ、さすがに毎ステージ同じ料理道具を探し、同じ固有アクションを使うのではさすがに飽きてしまう。
そこで本作はアクションの組み合わせによって新鮮味をもたらしている。
ナイフ、ハンマー、フライパンそれぞれの固有アクションが重要な場面ももちろんあるが、複数の固有アクションを組み合わせないとクリアできないというシチュエーションが各ステージに存在。
たとえば、スパイク床の上へとジャンプへ飛び出しハンマーを使用、高所にある壁までハイジャンプで到達し、ナイフによる壁登りで取りつく…といった具合。
このシチュエーションをクリアするには、どのアクションとどのアクションを組み合わせればいいのか？ パズルのように考えてからアクションを実行するのが、なんとも楽しい！
ゲームの流れ
ゲームをスタートすると、キッチンであれこれ料理をイメージする主人公の姿が描かれる。
ピンクの背景がキュート。この後冷蔵庫を通じてジャングルへと移動するぞ。
1ステージ目はチュートリアル代わり。操作方法やルールがガイドされるものの…残念ながら本作は日本語未対応。
ただ、表示されたボタンをタップすれば問題なく進めるハズ。ちなみに英文は中学レベルなので、読む気になれば意外に理解できる。
序盤数ステージは料理道具が出現しない。二段ジャンプを駆使して素材を集めよう。
敵としてカエルが出現するものの、ナイフがないので避けるしかないぞ。カエルの動きをよく観察し、タイミングをはかろう。
ステージ途中に出現するレシピブックはチェックポイントになっている。接触するとミスした際にレシピブックの場所から、接触した時点で保有していた料理道具＆素材を持った状態でスタートできるぞ。
料理道具や素材を新たにゲットしたら、レシピブックの場所まで引き返すのも手。
素材を全部ゲットすると冷蔵庫が出現！一般的なメトロイドヴァニアほど広大ではないものの、マップはそこそこ広いので冷蔵庫がどこに出現したかわからないケースも多い。
そんな時は冷蔵庫を探してマップをうろつくことになるが、一度倒した敵の再出現に注意しよう。マップを切り替えると、倒した敵が復活するぞ。
「Chefy-chef」の攻略のコツは観察と探索
難易度は結構シビア。いきなり動くのではなく、まずは観察しよう。
料理人が料理道具を使って料理素材を手に入れる…このピースフルでキュートな設定とは真逆のように、本作はシビアな難易度を持っている。
死にゲーのように鬼畜な高難度ではないものの、ハイテンポに手際よくアクションを決めなければクリアできない。
確実にクリアするためには、反射神経に頼っているだけではNG、情報収集が重要だぞ。まずは可能な範囲を観察し、次に移動可能な場所を探索しよう。
可能な範囲を探索！安全を確保しよう
吹き上げる炎の動きを観察。タイミングを理解してから攻略にかかろう。
ステージ内にある薄い足場で下方向＋ジャンプボタンを入力すると、足場から降りることができる。ただ、足場の下がダメージゾーンだった…なんてシチュエーションも少なくない。
なので、まずは現在の足場から降りたり登ったりせずに、周囲を観察しよう。
確実に安全な範囲から観察し、ダメージゾーンや敵などリスクの存在をチェックする。
こうすることで、想定外のダメージを抑えることができるぞ。
行ける所へGO！料理道具が道を切り開く
足場となるワニは、着地するとすぐ攻撃してくる。探索時は一気に動くのも重要。
周囲の安全を確認したら、今度は現在移動可能な場所から探索をスタートしよう。
観察していると、高いところに脇道を発見したり壁に囲まれた場所に素材アイテムを発見したりということもあるだろう。しかし、見えてはいても料理道具がないと到達できないという場所は少なくない。
なので、無理なく移動できる場所から探索する。探索する内に料理道具が手に入ったり、ギミックを見つけたりして移動範囲は増えていくぞ。
ひとつの場所にこだわるのではなく、探索可能な場所から探索するというのがポイント。
