Into The Dungeon(イントゥ・ザ・ダンジョン)

Into The Dungeon(イントゥ・ザ・ダンジョン)

パブリッシャー Grzegorz Slazinski

ジャンル ウィザードリィ系ダンジョンRPG

価格 Android:650円 iOS:610円

ダンジョンファン感涙!用意されたマップ以外にランダム生成や自作でダンジョンを満喫できちゃうRPG

ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)

Into The Dungeonのレビュー画像

キャンペーン・ランダム生成・自作という3つのモードで楽しめるダンジョンRPG。

戦闘・探索のみならずダンジョンの自作まで行えるダンジョンRPG

「Into The Dungeon(イントゥ・ザ・ダンジョン)」は3DダンジョンRPG。

ストーリーらしいストーリーは存在しない。ダンジョンを探索しつつ敵を倒してアイテムゲット、主人公を強化していく…という正統派ハック&スラッシュスタイル。

その魅力は、パズルなどがつまった16階層のキャンペーン用ダンジョンのみならずランダム生成ダンジョン、そしてダンジョン自作機能、無限にダンジョンを楽しめる機能が用意されていること!

マッピングしつつ探索!戦闘はリアルタイム

Into The Dungeonのレビュー画像

ダンジョン構造は前後左右4方向だが、移動方向は360°となっている。

ダンジョン内の構造は、前後左右四方向へ通路が伸びた「ウィザードリィ」形式。しかし、移動は画面左側のパッドで360°可能だぞ。ちなみに、歩いたところは自動的にマッピングしてくれる。

また、ダンジョン内のギミックは直接タップすることで操作可能。

攻撃や防御といったアクションは画面右のボタンで行う。戦闘は「ダンジョンマスター」を思わせるリアルタイム形式なので、ボタンを押せば即座にアクションが実行できるぞ。

有料の価値アリ!ダンジョン堪能するための機能満載

Into The Dungeonのレビュー画像

まだ少ないが、アップロードされた他プレイヤーの自作ダンジョンもプレイできる。

有料買い切り型の本作について、筆者は買う価値があると感じた!

というのも本作が一作あれば、かなりの長期間、ダンジョンを楽しめるから。

しっかりゲームデザインされたキャンペーン型のダンジョンに加え、ランダム生成のダンジョンもプレイ可能。さらに、両方に飽きてもダンジョンの自作が楽しめる。

自作したダンジョンはアップロードして他プレイヤーと共有できるため、他プレイヤーの作ったダンジョンも楽しめるぞ。ただ、まだダンジョンを公開しているプレイヤーは少ない。なので、まずは自作を楽しむところから挑戦したいぜ。

「Into The Dungeon」の魅力はダンジョンを思いっきり満喫できること

Into The Dungeonのレビュー画像

キャンペーン、ランダム生成、ダンジョン自作にはそれぞれ異なる楽しさがあるぞ。

キャンペーンダンジョンにランダムダンジョンに、ダンジョン自作…。正直な話、本作以上にダンジョンを満喫できるRPGはないのではないだろうか。

単純にボリューム満点というだけでなく、3つのモードそれぞれで異なるおもしろさが味わえるというのも魅力だと思う。

探索が楽しいキャンペーン!攻略が楽しいランダム

Into The Dungeonのレビュー画像

ランダム生成は、メチャクチャな結果になることもあるが、それも「味」。

3つのモードのうち、キャンペーンダンジョンならではといえる楽しさが、パズル性

ダンジョン内に様々なギミックが用意されていて、それらを解き明かしていくのが楽しい。

一方ランダムダンジョンは、ダンジョン内の地形がランダムに構築されることもあってパズル性はないに等しい。

また、敵が一気に3体密集して配置されるなんてケースもあって、正直ランダム構築の精度はあまりよくないかもしれない。でも、その分驚きと攻略に満ちている

こんなダンジョンが生成されるのかよ!という驚きのトンデモダンジョンを、なんとか攻略したときの達成感…これが本作のランダムダンジョンの魅力だろう。

ダンジョンを使ったコミュニケーション!自作の魅力

Into The Dungeonのレビュー画像

遊ぶ人の顔をイメージしながらダンジョンを作るのは楽しい…!

筆者は、ゲームとは形を変えたコミュニケーションだと思っている。

「スーパーマリオメーカー」のようにステージを自作できるゲームをプレイしたことがある人なら、ステージの制作中に「このマップをプレイした人は、ここで驚くだろうな…!」なんて遊んだ人の顔を思い浮かべたことがあるのではないだろうか。

一方でゲームをプレイしたとき「なんで開発者はこんな難しくしたんだよ!」だとか「見たか!開発者の意地悪なトラップを攻略してやったぜ」なんて開発者の顔をイメージしたことがないだろうか

それぞれ一方的に相手のことを想像しているだけだけど、これは立派なコミュニケーションだと思う。実際相手の顔をイメージしている時は、コミュニケーションに似た楽しさを感じるハズ。

本作のダンジョン自作もこれに似た楽しさを持っている。

他のプレイヤーがダンジョンを進んでどう感じるか…。悩みに悩んで解き明かしたパズルに興奮する?ミミックに引っかかって悔しがる?

…そんなことをイメージしながらのダンジョン自作は、ダンジョン探索とは異なるが、確実に楽しいと思えるモードだぞ。

ゲームの流れ

Into The Dungeonのレビュー画像

燃える骸骨をイメージしたタイトル画面がカッコイイ。本作の硬派なイメージにマッチしたタイトル画面だと思う。

ちなみにメニュー文字などは日本語対応しているものの、一部日本語対応していない部分もある。

Into The Dungeonのレビュー画像

まずはキャラクターを選択。キャラクターをタップすると詳しいステータスが見れるので、ステータスと見た目で選んでしまおう。

いつでも変更できるので、そこまで深く考える必要はないぞ。

Into The Dungeonのレビュー画像

キャラクターを選んだら画面最上部のメニューから「遊ぶ」を選択。画面下の「遊ぶ」ボタンをタップするとゲームがスタートするぞ。

また、画面右上にある「運動」「ランダム」「編集者」というのがモードの切り替えボタン。キャンペーンモードをプレイしたい場合「運動」ボタンを押そう。「ランダム」ボタンでランダム生成モード、「編集者」ボタンでダンジョン自作モードをスタートできる。

Into The Dungeonのレビュー画像

ランダム生成モードで生み出したダンジョンに挑戦。ランダム生成なので謎解きのような精密な構成のギミックは存在しない。

というか、石像がめちゃくちゃな数配置されていたり、敵が一度に複数体襲ってきたり…と「ランダムとはいえ限度があるだろ」というレベルでランダム生成される。ただそれも含めて「どう攻略するか」を考えるのが熱い。

Into The Dungeonのレビュー画像

こちらはダンジョンの自作モード。まずは作るマップの名前を決め、マップ選択状態で「開く」ボタンを押そう。すると、この画面に切り替わる。

この画面では「レベル」ボタンで階層の切り替え、「部屋」ボタンでマップの作成が行える。ドアや敵、ギミックといったものの配置は「オブジェクト」ボタンから行えるぞ。保存したいときは「オプション」ボタンから「メニュー」を選べばOK。

「Into The Dungeon」の攻略のコツは観察と防御にあり

Into The Dungeonのレビュー画像

観察と防御をおそろかにすると、待っているのは死!ダンジョンは非情の世界なのだ。

本作の戦闘はリアルタイムで行われる。なのでターンを待つことなく敵をガンガン攻撃可能。

でも逆にそれは、敵もこちらをガンガン攻撃してくるということ。

なので心がけたいのが、観察防御。この2つを怠ると、いつの間にかHPが激減してた…なんてことになりかねないぞ。

敵を見逃すなかれ!しっかり観察しよう

Into The Dungeonのレビュー画像

気づくと足元にモンスターが…というのは本作でよくあるパターン。

ダンジョン内は薄暗いため、遠くに何があるのかわかりにくい。また、蜘蛛やヘビといった敵はサイズが小さく、地面を這っているため足元にいると気づきにくい

このため、観察が重要となる。

敵の接近についてはBGMに注意を払おう。敵が近くにいるとBGMが変化するぞ。

BGMが変化したら、ぐるっと回転しながら、足元や上空をチェック。敵をいちはやく発見しよう。

ダメージを受けるなかれ!確実に防御しよう

Into The Dungeonのレビュー画像

攻撃連打でも倒せるが、ダメージが大きくなってしまう。防御を重視しよう。

敵を発見したら、攻撃…ではなく、まずは防御をしよう。

本作の敵は一定間隔で攻撃を繰り返す。なので、防御しつつ敵が攻撃するタイミング敵が攻撃してこないタイミングがどんな感覚で訪れるか観察しよう。

2つのタイミングを掴んだら、敵が攻撃をしてこないタイミングを見計らって攻撃!これでダメージを抑えつつ勝利することができるぞ。