Cat Museum(キャットミュージアム)

Cat Museum(キャットミュージアム)

パブリッシャー 751Games Co., Ltd.

ジャンル アドベンチャーゲーム

価格 Android:無料 iOS:370円

光る猫を連れダーク&グロテスクな博物館を探索!インディーらしい尖った世界観が魅力のアドベンチャー

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Cat Museumのレビュー画像

光る猫で闇を照らし、博物館を探索。場所によっては怪物に追われることも!?

光る猫とともに不気味な博物館を探索するダーク・アドベンチャー

「Cat Museum(キャットミュージアム)」は、光る猫とともに博物館を探索する再度ビュー形式の2Dアドベンチャーゲーム。

この内容だけ見ると、「Milo and the Magpies(マイロとカササギ)」のようなキュートでほんわかしたノリを期待してしまうが、残念ながら本作のテイストは真逆。不気味でダーク

それもそのはず、本作はグロテスクな世界観を持つアドベンチャー「Life Gallery(ライフギャラリー)」を作り出した台湾のインディーデベロッパー751Gamesの新作。

一つ目に蟲、人体の一部を使ったオブジェなど、ダーク&グロテスクな表現は健在。でも猫はカワイイインディーゲームらしい尖った世界観を堪能できるぞ。

左右に移動して探索!アイコンが出たらタップ

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アクション可能な場所にアイコンが出現する。タップでさらに詳しく調べられることも。

脱出ゲームのようなポイントクリック型だった前作「Life Gallery」と異なり、本作はサイドビュー形式のアドベンチャーゲームとなっている。

画面左右をタップすると移動が可能。探索可能なポイントや、操作可能なオブジェクトに近づくとアイコンが表示されるので、アイコンタップで探索やオブジェクト操作を行おう。

ゲーム進行は基本的には謎解きが主体。さまざまな場所を探索して情報を集め、謎を解き明かそう。

全編プレイには課金が必要!世界観が好みなら買い

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このグロテスク&ダークな世界観が合うならプレイする価値アリ。

本作は有料の買い切り型として提供されている。

Androidは無料ダウンロード可能だが、チュートリアル的な序盤以降をプレイするためには課金が発生するぞ。序盤をプレイして世界観やストーリーが気に入ったら課金を検討しよう。

残念ながらiOS版は体験プレイができない。なので、迷っているならまずはこの記事で世界観を確認してほしい。ダークでグロテスクな世界観に惹かれるなら、買って後悔しないと思う。

「Cat Museum」の魅力はダークで尖った世界観

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門構えからしてクレイジーな博物館。…でも猫はキュート!

本作は不気味ではあるが、ホラーではない。雰囲気としては、「Rusty Lake」シリーズ「Forgotten Hill」シリーズに近い印象。グロテスク&ダーク

ただ、そうしたグロテスク&ダーク系の多作品と比べて、本作ははるかに尖っている

グロテスク&ダークな表現がスパイスとして使われているのではなく、全編グロテスク&ダーク。ひたすら不気味で異様な世界が続く様子は、インディーゲームでなければ実現できないといってもいいだろう。

謎解きもグロテスク!「分かる」ことが怖い!?

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芋虫はミンチ!…実は前作プレイ済みだと、あまり違和感がない…。

一つ目に蟲。そして、手や足、内臓などの人体の一部を使ったオブジェ…。

これらのオブジェクトは、風景だけに留まるものではない。謎解きにもかかわってくる

風景の時点で「それらが何を意味しているのか」理解できないのに、謎解きなんて当然理解できようはずがない。たとえば、芋虫を手に入れて、即座にすれがミンチにする素材だと思えるだろうか!?

…でもこれが、プレイしているとなんとなく使い方がわかってくるんだなあ…。

この「なんとなく謎の解き方がわかってくる」ことに対して、自分がこの世界に取り込まれていくような感覚を覚える。それが本作のグロテスクさを増しているように感じるぜ…。

猫はキュート!モフることも可能

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くしで猫のおなかをモフってあげるミニゲーム。いきなりグロ0%。超キュート。

グロテスク&ダークに容赦がない反面、猫が超キュートなのも本作の魅力といえるだろう。

主人公の相棒となる光る猫がまずキュート。鳴き声もカワイイ。

相棒となる猫以外の、博物館内の猫もかわいらしい。なんと猫のおなかをモフるイベントも登場するぞ。こいつは猫好きにはたまらない…。

決して万人に進められるゲームではないけど、ホラー好き、猫好きな筆者にとっては神ゲーといえる…。

ゲームの流れ

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少年は猫の文様がかかれたケースを見つけ、その中に吸い込まれてしまう。

当面の目的はこの世界から脱出すること。しかし少年は記憶がなくなっている…。

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博物館の中ではなく、外からスタート。進んでいくと一つ目の占い師に出会うはず。

水晶が表示されたら、水晶に映る図形と同じものをタップで選ぼう。

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続いては、背中が痒いからかいてくれという男に出会う。背中を見ると、そこには人間の頭のようなものが複数ついていた。

「かく」のではなく、針を使って顔についた吹き出物を刺そう。なぜか吹き出物が花へと変化。どうやらこの花は重要なもののようだが…?

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さらに進むと、猫?が登場。これが猫だとしたらあきらかにかわいくない。その上、どうも臭いらしい…。

話を聞くと、この生き物は主人公の相棒となる猫ではない模様。ほっと一安心。

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さらに進むと、ようやく博物館に到着。入口にある猫の像は不機嫌な表情をしている。

猫が大好きなあのおもちゃを使ってみよう。この場所に来るまでの間に手に入れているハズ。使うと光り輝く猫が現れるぞ…!

「Cat Museum」の攻略のコツは手前から順に調べていくこと

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基本的には、左から順に調べていく。場所によってはスクロールが逆なので注意。

攻略にあたっては、脱出ゲームの要領で、くまなく調べていくのが基本。

といっても、脱出ゲームと違い、調べられる場所にはアイコンが表示される。

なので、手前から奥へ移動しつつ、アイコンが表示されたら順番に調べていこう

本作には意地悪な謎は少ないものの、やや行き詰りそうなポイントはある。そこで、行き詰りそうなポイントについて解説していく自力で謎を解きたい人は、読み飛ばしてほしい

色と指の数に注目!暗号の謎

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重要なのは、立っている指の数と指輪の色。入力する暗号と対応しているぞ。

博物館に入ってすぐ登場する、暗号の謎。これは、館内にある手のオブジェクトが手掛かりになっている。

指の数が示しているのは暗号の辺の数。指3本なら「III」、指4本なら「□」を示しているといった具合。

また、手のオブジェクトがつけている宝石の色入力個所を示している。指の本数と併せて覚えよう。

カプセルに身を隠せ!怪物から逃げる方法

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怪物の回避場所はココ!このカプセルまで来たら、タップで避難しよう。

標本館では、巨大な怪物が出現する。

怪物を回避するには、出現したら一目散に右に抜け出し、壊れたカプセルに身を隠せばOK

このため、標本館についたら壊れたカプセルの場所を押さえておこう。