餓狼伝説 ~宿命の闘い~ アケアカNEOGEO

餓狼伝説 ~宿命の闘い~ アケアカNEOGEO

パブリッシャー SNK CORPORATION

ジャンル 格闘ゲーム

価格 Android:490円 iOS:490円

1991年に発売されたSNK初の2D対戦型格闘ゲーム!人気シリーズの原点がスマホに!

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餓狼伝説 ~宿命の闘い~ アケアカNEOGEO

正にSNKの格闘ゲームはここから始まった!

SNK格闘ゲームの原点がスマホに登場!ドラマチックなストーリーに2ライン制と後につながる作りは必見!

「餓狼伝説 ~宿命の闘い~ アケアカNEOGEO」は、SNK格ゲーの原点にして、対戦ではなく1人用プレイをメインにした2D格闘アクション

90年代の同時期に稼働していた「スト2」との差別化を図るため、2ライン制「投げ」ボタンの搭載など独自の仕様を盛り込んだ意欲作に仕上がっている。

映画的にドラマチックなグラフィックにって展開するストーリーや、「龍虎の拳」「KOF」といったシリーズに通じる様々な設定を生み出した。

後のSNK作品は本作が起点となり、改良されて展開していく!粗削りながら随所に垣間見える天才的アイデアを感じてみよう!

パンチ・キック・投げの3ボタン方式!他にない操作を楽しもう!

餓狼伝説 ~宿命の闘い~ アケアカNEOGEO

2ラウンド目から雨が降るなど、凝った演出もある。にしてもタン先生ゴリマッチョ。

本タイトルは後の同シリーズには引き継がれなかった、パンチ・キック・投げといった3ボタン方式になっている。

※初代ワールドヒーローズが同様の方式。

操作キャラは3キャラで、「テリー・ボガード」「アンディ・ボガード」「ジョー・ヒガシ」から選んで操作していく。

それぞれに方向キー操作とボタンで繰り出すコマンド必殺技があるが、コマンド入力はややシビアで非常に出しにくい印象だ。

ただし、当てれば数発で相手のライフを0にできる文字通りの「必殺技」なのが特徴と言っていい。

ちなみにすべてのコマンドはポーズメニューから確認できるので参照しよう。

2ライン制やステージセレクトなど、独特なシステム満載!

餓狼伝説 ~宿命の闘い~ アケアカNEOGEO

互いに別ラインにいる時は、攻撃ボタンでライン移動攻撃が出る。

本タイトルは他の格闘ゲームとの差別化として、2ライン制になっていて手前側と奥側にラインがあって行き来することができる。

特定の技がヒットすることで相手のライン移動が行われる方式で、後のシリーズのように自分の操作で自分が移動できるわけではない。

また、最初に戦うNPCキャラクターを4人から選ぶことができ、苦手な相手を先に倒してしまうといった攻略が可能になっているぞ。

「餓狼伝説 ~宿命の闘い~ アケアカNEOGEO」の魅力は、1人用に特化したシステムやドラマ性の高いストーリー!

餓狼伝説 ~宿命の闘い~ アケアカNEOGEO

操作可能キャラ以外は、全てCPU専用キャラだ。

カプコンの初代『ストリートファイター』を手がけた西山隆志も参加していることもあり、作品的には1人用の格闘アクションという側面が大きい作品に仕上がっているぞ。

※初代ストリートファイターは対戦がおまけのような作りだったが、海外市場では対戦が好評で海外支社からの要請で対戦メインの「スト2」が作られた経緯がある。

操作キャラの3名以外は全てCPUキャラクターとして登場し、それらを攻略していくといった対戦をメインとしないシステムなのである意味スマホで一人で遊ぶのには適していると言えるだろう。

ビジュアルにもこだわり抜いたドラマ性の強いストーリー!

餓狼伝説 ~宿命の闘い~ アケアカNEOGEO

ストーリー重視の作風はここから引き継がれていく。

バトルの合間にビジュアルシーンが挿入され、ラスボス側のやり取りが確認できる。

ストーリーや設定は「餓狼伝説」シリーズだけでなく、本タイトルの過去に当たる「龍虎の拳」シリーズにも継承されていく。

特に本作でギースが開催している格闘大会「キング・オブ・ファイターズ」は、今でも続く人気シリーズ「KOF」にもゲームタイトルとしてそのまま引き継がれているのが印象深い。

テリーとアンディ兄弟の絆と復讐の物語から始まったSNK格闘ゲームの設定は、これからもドラマチックな展開を拡大していくことだろう。

2ライン制に「投げ」ボタンの導入など、スト2との差別化を図った意欲的なシステム!

餓狼伝説 ~宿命の闘い~ アケアカNEOGEO

奥のラインがないステージもあるので、上手く使えているとは言い難いところもある。

本作は前述している通り、非常にストリートファイターシリーズとの因縁が深い作品だ。

だからか似通った部分が開発当初から多いことがネックとなっていたようで、様々なシステムを取り入れて「スト2」との差別化を図っているぞ。

その筆頭が2ライン制で、ベルトスクロールアクションとはまた違った奥行きの概念を取り入れた。

また、操作面に関しても「投げ」ボタンを取り入れて「打撃」に対する「ガード」だけではなく、「ガード」に対する「投げ」を意識させようとしたのも面白い。

試みが全て上手くいっているわけではないが確実に後の作品につながっていて、様々な改良が加えられて現代の格闘アクションの礎となったと言える。

ゲームの流れ

餓狼伝説 ~宿命の闘い~ アケアカNEOGEO

キャラは3キャラから選んでプレイしていく。

ちなみにキャラボイスは開発の社員が兼任していて、当時の社長を激怒させた。

そのため2以降は俳優・声優を起用することになった、というエピソードがあるのも面白い。

餓狼伝説 ~宿命の闘い~ アケアカNEOGEO

CPU専用キャラと戦っていく1人用メインのシステム。

ちなみにAC版で2人プレイすると、協力して敵を倒した後に対戦することになる。

餓狼伝説 ~宿命の闘い~ アケアカNEOGEO

いろいろな敵と戦っていく。

後のシリーズに登場するキャラもいれば、必殺技だけ継承されたキャラもいる。

餓狼伝説 ~宿命の闘い~ アケアカNEOGEO

ラスボスのギースは、強力な飛び道具と当身が強い。

ちなみにギース様は、某セ〇ールがモチーフとなっているキャラとしても有名だよね。

餓狼伝説 ~宿命の闘い~ アケアカNEOGEO

そして有名なこのシーンである。

ちなみに後にこの時、気を地面に放って助かり、その経験から「疾風拳」が生まれたらしいぞ!

「餓狼伝説 ~宿命の闘い~ アケアカNEOGEO」の序盤攻略のコツ

餓狼伝説 ~宿命の闘い~ アケアカNEOGEO

正直、昇龍弾は使わない方が無難だ。

テリーの「ライジングタックル」やアンディの「昇龍弾」といった対空必殺技のように見える技には、本タイトルでは無敵時間がないので完全な死に技だ。

見た目こそは他の格闘ゲームの対空に使えそうな必殺技なのだが、敵の飛び蹴りなどに一方的に負ける場合の方が多い。

正直対空攻撃は考えずに、いっそのこと敵のジャンプ攻撃ガードしてしまう方が有利なほど。

ラスボス「ギース・ハワード」の攻略ポイントは「投げ」!

餓狼伝説 ~宿命の闘い~ アケアカNEOGEO

殴らず蹴らず、投げるのが正解と言える。

ラスボスである「ギース・ハワード」は、強力すぎる飛び道具「烈風拳」と飛び込み迎撃として最強の「当て身投げ」を持っている。

このため、下手に飛び込んで叩こうとすると打撃技「当て身投げ」されてしまう。

攻撃せずにジャンプなどで接近して、そのまま「投げる」のが成功率の高い攻略手段になるぞ。