Unholy Adventure（アンホーリー・アドベンチャー）
Dali Games: adventure games
探索アドベンチャーゲーム
基本プレイ無料
ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
異常な世界。そして遅い時間になっても帰ってこない妻。妻も何か隠している模様…。
怪異に飲み込まれつつある世界で失踪した妻を探すアドベンチャーゲーム
「Unholy Adventure（アンホーリー・アドベンチャー）」は、失踪した妻を探すアドベンチャーゲーム。
舞台は、触手を持った怪物が出現するなど、怪異に飲み込まれようとしている世界。遅い時間になっても家に戻らない妻を心配した主人公は、妻の捜索を開始する。
一枚絵で見せる脱出ゲーム的スタイルではなく、実際にキャラクターを動かすサイドビュースタイル。さらに謎解きも、アニメーション演出やミニゲームなど動きを絡めているため、臨場感が高い！
謎と狂気に満ちた世界に思わず引き込まれてしまう…。SAN値足りるかな…？
タップで移動！調べるポイントはアイコンで表示
ポイントをタップして探索。不要になったポイントは消去されるのが親切！
ゲームシステムは、いわゆるポイントクリック型。脱出ゲームなどと同様、調べたいポイントをタップし、手がかりやアイテムなどを集めていくスタイル。
ポイントがアイコンで表示されているため、探索そのものに迷うことは少ないだろう。謎解きやストーリーに集中できるぞ。
序盤は無料！フルゲームには課金が必要
序盤だけでもボリュームがあるので、無料部分だけプレイしても満足できるだろう。
本作は序盤のみ無料で、すべてプレイするためには730円の課金が発生する。
途中までプレイした結果、別に最後まで見なくていいや…と思うならそこでやめればいいし、最後まで見たい！と思えるなら課金するといいだろう。価格的にも、ライトノベルやマンガなどの単行本を買う感覚で決めるのがオススメ。
ちなみに、個人的には、序盤の段階でも十分有料の価値がある作品だと感じた。なので、課金する価値は十分にあると思う。
「Unholy Adventure」の魅力は臨場感たっぷりに描かれる狂気の世界
触手の怪物や狂気的な雰囲気が、クトゥルフ神話っぽいテイストを生んでいる。
触手を持った怪物…というシチュエーションはなんともクトゥルフ神話を思わせる本作。実際、クトゥルフ神話TRPGで探索者たちが次々狂気にとらわれていくかのように、本作に登場する人物たちもたいてい、正常ではない。
クレイジー・ワールド…いや、ここはクトゥルフ神話のSAN（サニティ＝正常）にかけて、インサニティ・ワールドと言っておこう。
そんな狂気に満ちたインサニティ・ワールドが、臨場感たっぷりに味わえる。これが本作の魅力だろう！
ヤバいよヤバいよ！この世界の狂気の一端
タバコ1箱に対して金塊を要求する店員。狂おしいほどのハイパーインフレか！
まず失踪した妻は、シリアスな意味でヤバい。PCのパスワードを主人公の名前から別の名前に変更。さらにPC内には、何者かと密会していると思われるやりとりが記録されている。
そして、妻を追って外に出ると、街の人が色んな意味でヤバい。広場にいる人々は催眠術にかかったかのようにぼーっとしているし、ストアの店員は、タバコを売るのに金塊を要求してくる始末。
まともな話が通じる人がいなさそうな狂った雰囲気が素晴らしい。須田剛一氏の「ムーンライト・シンドローム」を思い出したよ。
ミニゲームに動きを持った謎！高い臨場感が味わえる
謎を解くことで奇跡の出会いを遂げる鳥たち。2羽の未来に幸あれ！
たいていのアドベンチャーゲームでは、一枚絵と文章とで謎を描くことが多い。しかし本作はミニゲームやパズル、アニメーションなど謎解きに動きを伴っている点が特徴。
しかもセンスがバツグン！たとえば、スタート直後の自分の部屋では、謎解きにブロック崩しが関わってくる。しかもちゃんとプレイ可能！
また、広場の謎解きでは、鳥のアニメーション演出が秀逸。パンくずをあげた鳥がオブジェに乗り、そこへ別の鳥がやってきた影響で、オブジェ上のアイテムが落ちてくる…という演出。
こうした演出によって本作は高い臨場感を実現している。単なる絵ではなく、きちんとそこに存在している世界として味わえるのだ。
ゲームの流れ
まずはニューゲームを選択しよう。2度目以降のプレイで途中から始める場合は「ゲームを再開」を選択。
また、「章を選択」を選べば、任意のクリア済みステージからプレイできるぞ。
オープニングでは、世界に怪異の広がっていく様子が描かれる。ビルで怯える人の背後には、触手を持った謎の怪物の姿も…。
また、ゲームを始めるとわかるが、人々の様子も正常ではない。一体世界はどうなってしまったのか？
自宅からスタート。失踪した妻の捜索を開始する主人公。まずは部屋を捜索し、情報を収集していく。
ゲーム開始直後は操作ガイドが表示されるので、ガイドに従ってプレイしよう。
ポイントを調べると、パズルモードへ移行する場合もある。パズルモードでは、操作法そのものが答えというケースもあるので、操作方法は説明されない。とにかく色々タップしてみよう。
もしどうしてもわからない時はポケベルボタンをタップ！ヒントを授けてくれるぞ。
隣人が部屋に何かを届けてくれた！静止画像だけではなく、アニメーションを駆使している点が本作の魅力。この描写も、ちゃんとアニメーションで表現される。
アニメーションの動きそのものが謎解きの手がかりになることもあるので、見逃さないようにしよう。
「Unholy Adventure」の攻略のコツは困った時のヒント機能
悩んだらポケベルをタップ！ヒント機能があるのでそうそう行き詰らないハズ。
本作は現在の謎解きにからんでいるポイントをアイコンで表示してくれるため、そうそう行き詰ることはないだろう。
それでももし行き詰ったら、画面右上のポケベルアイコンをタップしてヒント機能を利用しよう。ネタバレを防ぐためか、表示に少々時間はかかるものの、しっかり解決まで導いてくれるぞ。
ただ、筆者がプレイしていてちょっとわかりにくいところもあった。なので、この後の段落ではその点について補足しておく。自力で解きたい人は読み飛ばしてほしい。
PCのパスワードは誰の名？英語でプレイしないとダメ？
スコア画面に表示された文字を、コードのついたシートと照らし合わせてみよう。
まず、自分の部屋にあるパスワードの謎解き。
アルファベットを数字に置き換えたものであること、妻が変更する前は主人公の名前だったことが説明されるので、何かの単語を数字化すればいい…ということまでは分かるハズ。
ただ、日本語でプレイしていると主人公の名前も奥さんの名前もカタカナで表示されるので、スペルがわからない！一体、何を入れればいいのか…。
この単語については、日本語でプレイしていても、ちゃんとアルファベットで表示してくれる。PCより先にまずは、ブロック崩しに挑戦しよう。カギはそこにあるぞ。
ストリートの配電盤の謎！どうやって電話するの？
5桁の電話番号を入力したら、右下のボタンをタップ！これで通話できるぞ。
自分の部屋をクリアすると、次のステージであるストリートへ。
ここでメインの謎となるのが配電盤。次々パズルを解いて、装置に通電させていくことになる。
順調に謎を解いていくと、やがて電話をかけることになるハズ。その時には、電話番号の書かれたメモも手に入っているだろう。
でも、電話をどうやってかけるかがわからない。一体どのボタンが送信ボタンなのか!?
ズバリ、数字の「0」ボタンの右隣にあるボタンが送信ボタン。メモに書かれた番号を入力したらこのボタンを押そう。
