ドラゴンクェストラ2(DragonXestra2)
iAiran
コマンドバトルRPG
基本プレイ無料
この道、わが旅。難易度の高さまで「ドラクエ2」を踏襲した既視感あるコマンドバトルRPGダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
悪霊の神々を倒すコマンドバトルRPG
「ドラゴンクェストラ2」(DragonXestra2)は、その名の通りドラクエ風のコマンドバトルRPG。
勇者の血を引く王国の一つが悪の大神官ハーゴロンの手によって陥落してしまった。
王子たちは邪神復活をくいとめるべく、共に戦う勇者の子孫たちである仲間を探し出し、冒険していく…。
と、見た目も物語もきっついゲームバランスもどこかで聞いたようなお話。昭和の雰囲気を味わいたい人はドゾー。
勇者の伝説が再びよみがえる
仮想パッドで街やダンジョン、フィールドを移動し、コマンドを入力して戦う王道のJRPG。
ストーリーを進めると仲間と共に冒険できるようになり鍵や船を入手する旅に探索範囲が広がっていく。
レトロゲームでありながら、広大な世界を冒険してる雰囲気を味わえる。
「ドラゴンクェストラ2」(DragonXestra2)の特徴は昔ながらのシビアなゲームバランス
魔王、そして勇者。
もはや「ドラゴンクエスト」の世界観は、ライトノベルやアニメのみならず、日本国民の遺伝子レベルにまで浸透しているのかもしれない。
本作はかなり細部まで「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」をリスペクトしたRPGだ。特に凶悪とまで言われたゲームバランスまできっちりと踏襲している。
というか街やワールドマップも登場するモンスターも、全部ガチでドラクエ2のコピーしているような…。
筆者のような古代のゲーマーは、どこまで再現しているのか、いやむしろ違う点を探すのが面白く感じてしまった。
オリジナリティは希薄
悲しいかな、NPCたちの台詞、原作をモジったモンスターのグラフィックやネーミングセンスなどは、残念ながら原作の劣化でしかないと言わざるをえない。
システム面でも、戦闘中狙ったモンスターをターゲッティングできないなど、むしろ原作(と言っていいのかわからないが…)より改悪された部分も散見する。
とはいえ、ファミコン版DQ2の烈火の如き難易度を体験できるというだけで歴史的資料があるのかもしれない。昨今のリメイク版、妙に簡単になってたもんな。
ゲームの流れ
邪教の教祖の手先によって同盟国が滅ぼされてしまった。
というわけで勇者の子孫たる主人公。魔法使えないけど旅だて脳筋。
最序盤は主人公の一人旅が続く。敵も強いし金もたまらないので堅実に進もう。
薬草を最大限持ち歩き、宿屋にすぐ泊まる。かわのたてもしっかり買っておくが吉。
橋を渡ると凶悪なモンスターが出るようになるぜ。
ゆうれいとかまじゅつしに出くわしたら逃げてもいいかも。
勇者の泉で回復するので、毒にならない限りはここで稼いでもいいかも。
キングコブラに噛まれると毒になるのでどくけしそうも忘れずに。
非常に面白いのだが、本作に作者ならではのセンスがあまり見えないのが悲しい。
堀井雄二のシナリオとセンス、鳥山明のイラスト、すぎやまこういちの音楽あっての「ドラゴンクエスト」なのだなあと痛感させられてしまった。
「ドラゴンクェストラ2」(DragonXestra2)の序盤攻略のコツ
とにかくレベルを上げないと勝てない。
第2の王子を仲間にするまでは薬草をフルで持ちレベルを上げながら進もう。「ゆうれい」が複数出てきたら逃げたほうがいいかも。
さすがにセーブは「ふっかつのじゅもん」ではないが、城じゃなきゃできないので注意。「キムラのつばさ」を持ち歩くといいだろう。効果はわかるよね。
序盤は動画広告のCMボーナスアイテム(貰ってもつらい)
街や城にいる、動画広告を観るとアイテムや金をくれる人。彼らはたまに高額なゴールドや「いのりのピアス」などの希少なアイテムをくれることがある。
序盤はとにかく資金繰りに苦心するだろうから、アイテムを転売し「くさりがま」など、強力なアイテムを購入するとよい。
とはいえこのブーストアイテムを駆使しても、きっとマンドリル的なやつやドラゴンフライ的なやつにボコボコにされる。
これが昭和の理不尽だ。