ファンタシーマスター2(Fantasy Master2)

堅実に強くなっていくのが楽しい。

お世辞にも美麗と言えないグラフィックから…無限の冒険がはじまる！

「ファンタシーマスター2」(Fantasy Master2)は気楽さとやりこみ要素が融合した良作2D横スクロールRPG。

この島でやる事はただひとつ。伝説の武器「ファンタシーマスター」を探しに仲間を酒場で集め、冒険へ旅立つのだ！

どんどんレベルアップする楽しみと、一筋縄ではいかないやりごたえある難度が同居した良作だ。ファッキン緊急事態に備えてこのゲームを落としておくといいぜ！

成長が楽しすぎるやり込み要素満点のオフラインRPG

ソーシャルRPGや美麗なゲームに飽きたレトロフリークスは絶対プレイ。

仲間を編成して冒険し、左右から訪れる敵を倒すRPG。

攻撃や移動は手動/オートを切り替え可能で、手軽に遊ぶこともできる。が、手動じゃないと強敵の撃破は難しい。

職業を選べる育成の自由度の高さ、敵がドロップするアイテムを集めるハクスラ感ある中毒性、RPGらしいテキストの魅力を備えた、イカしたゲームだぜ。

「ファンタシーマスター2」(Fantasy Master2)の特徴は無骨ながら膨大なやりこみ要素

ちなみに戦闘画面は拡大縮小もできるよ。

おもえば、前作のレビューも筆者が担当していた。

「地味なグラフィックだが、何十時間と遊べるやり込みRPG」本作でもその賛辞を変わらず捧げたい。

いや、むしろそれ以上かッ！仲間や職業レベルなど、ボリュームアップ。叙情的なチップチューン風のBGMも付き、あらゆる意味で面白くアップグレードされた。

RPGのよさを知る職人芸的なチューニング

さあ膨大な育成の冒険に出ようぜ。

フェアリーや王様、町人の活き活きしたセリフ。バトルで少しずつ武器を集め、強くなるハクスラ的な快楽、そして油断すると全滅する緊張感。

RPGの面白さを無骨なグラフィックの中に詰め込んだ良作と言えるだろう。ちょっと序盤は移動速度の遅さがしんどいけど、続けてれば面白さに気づくはずだぜ？

ゲームの流れ

なんと王道…いやさぶっきらぼうなオープニング！

てなわけで異世界に召喚された勇者として頑張ってチョンマゲー。国難なのに100Gしかくれんのかい。日本政府か！

てなわけで酒場で仲間を集め、ギルドで転職し…とにかく冒険の旅に出るのじゃ。

この相棒のフェアリーの台詞がいい味してんだ。もしやラスボスじゃあるまいな。

酒場のみなさんの台詞。グラこそないが伝わるぜ。人間臭さが。

こういうところだぜ！RPGにドキドキするとこって！

寄り道してどんどん強くなろう。

手動や自動、魔法や直接攻撃などを細かくセッティングできるのがよい。

冒険を進めれば新しい職業も解禁！レベルを上げればさらに強くなれるぜ。

どうしてファンタジーじゃなくファンタシーなのかはわからないがとにかく名作だな。

「ファンタシーマスター2」(Fantasy Master2)の序盤攻略のコツ

王様の報酬でかなりパワーアップできるかも。

まずは仲間を酒場で集めよう。最序盤は戦士3人でもいいくらい戦士がHPが高く使いやすい。転職はいつでも出来るぜ。

武器防具は買うと高いので、クリアできるダンジョンを周回してドロップ目当てでもいいかも。あとは戦闘回数に応じて王様の褒美が貰えるぞ。最初からよこせよ。

職業レベルを上げていこう

農民に転職できるようになった！ガッツがあるジョブだな。

強敵に勝てないと思ったら手動に切替えてみよう。オートでは勝てなくても撃破できる！かもしれない。

各キャラに装備を行き渡らせたら、ある程度は互角以上に戦えるはずだ。個人的にはゴブリンが出る南の洞窟でLV10くらいになるまで周回するのがオススメだ。