リベリオンズ

このゲームを否定せよ、反抗せよ。しかして、ありのままを受け入れよ。

「リベリオンズ」は廃村からの脱出を目指すビジュアルノベルアドベンチャー。

廃村に集められた14人の少年少女たち。首輪に仕掛けられた爆弾と、一台のPDAによって、否応なしに生き残りを賭けた「ゲーム」へと巻き込まれていく。

フルボイスで展開するボリューム十分すぎるシナリオ。極限状態に置かれた登場人物の描写を楽しもう。

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少年少女が生き残りを賭けて殺し合うサスペンス系デスゲーム

テキストを読み進めるビジュアルノベル型のアドベンチャー。難しい操作は必要ない。

ストーリー中に選択肢は存在しないが、複数のエピソードが用意され、それぞれ展開や結末が異なっていく。

iOSは有料で追加課金要素なく全パートを楽しめる。Android版は全4編の物語のうち、1編を結末まで無料でプレイ可能。これだけでも凄まじいボリュームだ。

「リベリオンズ」の特徴はフルボイスで展開されるデスゲームの心理描写

2011年にPCでリリースされた「リベリオンズ Secret Game 2nd Stage」がスマホでも遊べる。PSP版リベリオンズには収録されていないシナリオも遊べるようだ。

もともとフルプライスのゲームだっただけあって、フルボイスで語られるシナリオの量は十分すぎるほど。複数視点で語られていく物語の構成も巧みだ。

シナリオは大幅に刷新され、新たなシナリオが3つ追加されている。アダルト描写こそないが、もともと不要だったのではないかと思う。

少しずつ明かされていく真実

序盤こそ「あ〜〜デスゲームね！あの頃流行ってたよね〜ｗ」などと思う人もいるかもしれないが、ゲームを進めていくと次々と謎が明かされ、加速的に面白くなっていく（ノベルゲーは序盤が鬼門である）。

バックログを読めないなど、システムとしてはちょっと古いとこもあるので、凝り性の人はこまめにセーブしておくなどしておこう。

ゲームの流れ

そうそう、こういう忘れかけてた記憶兼伏線！

こういう冒頭も、もうなんというかノベルゲー好きにはたまらないものがありますな。

 

あっという間にデスゲームに。

デスゲームというジャンルすらどこかノスタルジーを感じてしまう。

 

14人のメンバーはそれぞれ勝利条件も、与えられたPDAの特殊機能も違う。

首輪はルールを逸脱したら時限式の信管が起動し、プレイヤーの生命を確実に奪う。

 

キャラクターの台詞や造形も、

少しずつみんなに感情移入できるようになった頃に悲劇が訪れていく。

 

バトル描写はちょっと臨場感に欠けると思ったが、それも味と言えるかもしれない。

テキストの文章力やボイスはとてもいい感じなので、ノベルゲー好きは年末遊ぶにはうってつけだといえる。

「リベリオンズ」の序盤攻略のコツ

(序盤は？)テキストを読み進めるだけなので難しい作業は何もない。タップしていくだけだ。

設定画面でメッセージ速度などを見直したらガンガン読んでいくといい。しかし未読スキップやオートモードってどうやるんだ？

ゲーム攻略とは関係ないが、イラストはピンチ操作で拡大縮小ができるので好きなイラストは堪能してしまおう。

ネタバレ・ダメ。ゼッタイ

古いゲームなので検索すると容赦ないネタバレにあう可能性がある。Wikipediaや攻略/考察サイトはもちろん、アプリストアのレビュー画面ですら禁則事項を書き込んでいる人もいるぜ…。

気をつけろ！！その点このレビューは安心極まりないぜ。大丈夫。アプリゲットのレビューだよ。