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「おはよう、やどぬし!」
「パラサイトデイズ」は、かわいい寄生虫を駆除するか、殺されるかを迫られる、極限のSFアドベンチャー。
腕に生えた、かわいらしい生物。人懐っこい彼女は、宿主の生命を喰らう寄生虫だった…。
支給品を食べ、耐久力や愛情を上げ、寄生虫や監視AIたちとコミュニケーションをとり、プレイヤーは実験体として生き残りの道を探っていく。
寄生虫を駆除するか、それともされるかを選べ
彼女を駆除することも、共に生きようこともできる。プレイヤー行動次第で結末が変わるマルチエンディングのアドベンチャーだ。
少しずつ明かされていくディストピアな世界観もよい。そして何より寄生虫と監視AIが人間くさくめっちゃかわいい。
なのに、心をえぐる選択を迫られる。これは…もう、やるしかない。
「パラサイトデイズ」の特徴はかわいらしいヒロインと残酷なストーリー
脳みそだけになった妻と過ごす「MyLove.」地球最後のパン屋を経営する「ポストアポカリプスベーカリー」など、かわいいドット絵で文明崩壊後の世界を描く、ハイセンスなSF作品でおなじみのじぃーまさんの新作。
本作もその強烈な世界観、キュートなキャラ、そしてシビアでえげつないストーリーは健在だ。
むしろ研ぎ澄まされている。かわいらしいヒロインに肉体を蝕まれる。ヒロインを選ぶか、駆逐するか…様々なエンディングを全部観るまではやめられないッ!
世界の謎を解き明かせ
支給品を食べ、発作に耐え、寄生虫ちゃんとコミュニケーションをとっているうちに、第三者が現れる。少しずつ、この絶望的な未来世界の謎が語られていく。このストーリー描写が見事なのだ。
金稼ぎと好感度アップができる糸通しのミニゲームは、若干めんどくせー!って思ってしまったが、愛は苦痛を伴うものなのである。広告観るか、やるしかねえんだよ。
ゲームの流れ
主人公に支給品を選んで健康になろう。食べたアイテムや組み合わせによって、パラメータが上下する。
耐久力がある程度ないと発作で死んでしまうし、愛情がないと見捨てられてしまう。
数日に一回発作が起こる。連打して耐えるべし。
食べたフードによってある程度ボーナスや連打ブーストが付き、生存しやすくなる。
時々訪れる会話。これにより寄生虫ちゃんの好感度が上下するぞ。
「寄生獣」のミギーだけじゃなく「沙耶の唄」も思い出しちゃう僕はもう、立派なサブカルチャー老害おじさんだよ。
しかし!健康的なフードや回復薬は高い。ちなみに寄生虫を駆逐する薬もある。
そんなわけで糸通しのミニゲームだ!金も貰えるし、監視AIとの愛情もあがる。
しかし、いつか必ず終わりはきてしまう。その時までに、主人公は全力でステータスを上げなくてはならない。
でなければ、主人公の命はおろか、世界もあぶないのだ。ああ。バッドエンドだよ。
「パラサイトデイズ」の序盤攻略のコツ
生存の鍵、それは免疫力。コンボを狙おう。たとえば「白米+鮭+味噌汁」のような、組み合わせで食べ合わせボーナスを貰える。
生存のためにはカレーのようなプラスがデカいアイテムを食べたいところ。だが金は全然足りない。ので糸通しのミニゲームをすることになる。タイミングよくタップだ。
エンディングは耐久力だけじゃなくラブ度も絡む。育成の方針を曖昧にせず極端に割り振ったほうがいいだろう。僕は最初、殺されて世界が滅びました。
すべてのエンディングを観るまで諦めるな
あとは、地獄の沙汰も広告次第。動画広告を観ることによって金やスタータスなどのブーストを獲得可能。エンディングの後にお金やレベルを持ち越しもできるぞ。
すべてのエンディングを観終わるまで、プレイヤーの実験動物生活は続く。課金要素のレーザーポインターはあるとかなりバイトが楽になるね。