Little Orpheus
Sumo Digital Ltd
2Dアクションアドベンチャーゲーム
AppleArcade (月額900円 初月無料)
映画ばりの臨場感。目をみはるビジュアルと、ユニークな演出がもたらす没入感ヤバいアクションアドベンチャー!ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
同志たちよ、地核へ!
「Little Orpheus」(リトルオルフェウス)は美しいビジュアルと映画的ストーリーが見事に交差するアクションアドベンチャー。
不運なる主人公は、地底深くに社会主義を伝えるため?死火山に落とされてしまう。
彼を操り、失われた文明、海底の王国、有史以前のジャングルなど、未知の世界を探索していく。ひたすらに美しいビジュアルとサウンドがヤバい一作だ。
映画的演出で描かれる2Dアクション
スマホを横に持ち、仮想パッドで操作するいわゆる「マリオ」タイプの2Dアクション。
グラフィックもヤバいが、映画風に描かれるストーリーも魅力。キャラクターたちがゲーム中にしゃべる会話により少しずつ、世界の謎が解き明かされていく。
「Little Orpheus」の特徴は、目をみはる映画的演出の数々
「フラッシュ・ゴードン」など、往年の名作映画からインスピレーションを得たという地下世界。そのグラフィックはひたすらに圧巻だ。
自然音や巨大生物の唸り声など、聴覚的な迫力もダイナミック。iPhoneからイヤホンジャックがなくなって久しいが、ぜひイヤホンやヘッドホンでプレイしてほしい。
映画的演出がもたらすカタルシス
グラフィックだけではない。ステージの幕間だけじゃなく、ゲーム中も、主人公と冷酷無慈悲なる大将との会話が挟まれる。この小粋な回想により、謎が語られ、どんどん進めたくなっていくのだ。
実際のところ、ジャンプアクションはスピード感がなく、操作性もそんなよくないのだが、演出がヤバいので退屈せず進める。
ゲームの流れ
舞台は1962年。NASAは人類初の有人月面着陸に挑んでいる。一方シベリアの片田舎では、ある一人のソビエト連邦の宇宙飛行士が月とは全く反対の方向を目指していた。
というわけで地底の大冒険がはじまる。ダウンロードの際は、端末に3.3GBの飽きと通信環境を確保するのをお忘れなく。
スケールのデカすぎる惑星探索。途方もない地下世界を徒手空拳で冒険していく。
まさか地下にこんな空間があっただなんて。光と闇の表現、そしてサウンドやばし。
序盤はツタをのぼったり、ちょうどいいところでジャンプするのがメインになる。
ジャンプするときは左手の指を右方向に押し込んで右手でジャンプだ。って感覚的にわかるか。
この美しいグラフィック。これがサブスクとはいえ無料とは。AppleArcade恐るべし。
どちらかというとアクションゲームというよりは、映画を体現するような感覚が強い。
背景の恐竜がヌメヌメ動く。この臨場感。根源的に恐怖感を感じちゃう。なんでだ?
即死トラップなどもあるが、コンティニューは早いのでサクっとクリアできるはず。
「Little Orpheus」の序盤攻略のコツ
なにはなくとも字幕設定。これがないと本作の面白さは半減する。一時停止にしてランゲージを「Ja」に変更し、もう一度オープニングを見直そう。
ジャンプアクションは極めてオーソドックスなもので一方通行。ジャンプするタイミングを見逃さず飛ぶ、恐竜にバレないように動けばよい。
ミスしてもコンティニューは無限なのでストーリーに没入してプレイできるだろう。
物理コントローラーを使うとより便利にプレイできる
AppleArcade作品だけあって、本作は物理ゲームパッドに対応している。PS4のコントローラーなどを使うと快適にプレイできる。
正直操作性はそこまでよくない。というわけで、ジャンプするときは、やや従来のゲームより置きに行く感じ、というべきか、なるべく正確なプレイを心がけるといいだろう。