If Found...

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パブリッシャー Annapurna Interactive

ジャンル 恋愛アドベンチャーゲーム

価格 iOS:610円

世界の終わりと少女の孤独と。画面をなぞり日記を「消し」て物語をすすめる鮮やかなアドベンチャー。

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日記やイラストを「消す」事で追体験する物語。

少女の苦しくつらい記憶を消していくアドベンチャー

「If Found…」は日記を「消す」ことで物語が進んでいく独創的なインタラクティブノベル・アドベンチャー。

1993年のアイルランドが舞台。

ブラックホールが全世界を破壊していく中、崩壊していく廃墟で、主人公の女性カシオは自身の日記を消していく。

やわらかい手書き風の映像と、感傷的な物語胸を打つ一作だ。日本語にも対応している。

画面をなぞることで物語を展開させるインタラクティブアドベンチャー

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手書き風のやわらかいタッチのイラストを「消していく」。心が妙にざわつく。

スマホの画面をなぞり、日記のイラストや文字を消しゴムでこすると、ストーリーが展開していくアドベンチャーとなっている。

タッチデバイスを活かした操作方法と映像表現。少女の葛藤とブラックホールの破壊がリンクしていく壮大な、そして個人的な物語を味わおう。

「If Found…」の特徴はタッチデバイスを最大限に活かした視覚演出

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母親の容赦ない物言い。毒親って言い切れないから辛いんだよな。

スマホを指でなぞることで変化していくビジュアル。この表現方法に一発でやられてしまった。

母親との衝突。友情。日記を消していく動作と、ブラックホールの破壊がリンクしていく。

短編映画を観た時のような、真夜中に散歩にいきたくなるような、忘れらたくない傷が胸の奥に残った。

少女の葛藤と世界の破壊がリンクして描かれる

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少女の葛藤とブラックホールはどう交わっていくのか。

本作は名作アドベンチャー「Florence」の「Annapurna Interactive」がパブリッシングを手掛けている。

なるほど、ゲームだからこそできる表現で感情移入させる手法は今回も見事だ。

手書き風のグラフィックBGMの儚さ、同性愛などを描いた鮮烈な葛藤の描写も特筆したい。

遊ぶ人を選ぶかもしれないが、自分はこの作品に出会えてよかったと強く思った。

ゲームの流れ

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画面をなぞることでゲームもはじまる。この衝撃的なタイトルバック。

オプションで言語を変更しておくことも忘れずに。

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イラストと日記。彼女が宇宙に惹かれ、親に理解されない様が描かれる。

また、彼女の友情なども断片的に語られる。やわらかいタッチのイラストがいい感じ。

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注釈などを集める要素もある。こういうところが好きだ。

実は僕もアイルランドが好きだ。長年行きたいと思っている。いけてない。いつかは行きたい。

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少しずつノートの色も変わる。ブラックホールによる大破壊も描かれる。

なんだか他の国のゲームなのに、日本の諸作品ともリンクしているような気もしてしまった。

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なんで彼女が日記を消したくなってしまったのか。ブラックホールとはどういう関係があるのか。

同性愛なども描かれ、彼女のアイデンティティにも触れる作品だ。本作を機にそういったものへの理解を深めるのもいいかもしれない。

「If Found…」の序盤攻略のコツ

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難しい作業はない。

序盤は難しい作業はない。ただ、基本的にはなぞるだけで物語は進展していく。

文字を一気に消してしまうことがあるため、きちんと読んでから消すようにしたほうがいいだろう。

わかりづらいところは※マークが表示されるので注釈を確認しておくといいだろう。

BGMがいいのでヘッドホン推奨

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難しい作業はない。あとは感覚を開放するだけだ。

本作は1時間ちょっとでクリアできるが、だからこそ鮮烈な読後感を残す。こういうゲームに出会えてよかったわ。

日本語の翻訳はやや硬いと感じる点もあったか。アップデートしたあとでもう一度遊びたいと思った。

BGMが非常によいのでぜひ流しながらプレイしてほしい。余談だが、Bluetooth機能付きのイヤホンやヘッドホンって便利だねえ。