Mr Pumpkin 2: Walls of Kowloon(Mrパンプキン2 ウォールズ・オブ・クーロン)

Mr Pumpkin 2: Walls of Kowloon(Mrパンプキン2 ウォールズ・オブ・クーロン)

パブリッシャー Lilith Games

ジャンル 探索アドベンチャーゲーム

価格 Android:250円 iOS:250円

伝説のスラム街・九龍城を高い臨場感で再現!手描きテイストのビジュアルも魅力の謎解きアドベンチャー

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Mr Pumpkin 2: Walls of Kowloonのレビュー画像

手描きテイストで表現された九龍城砦。Mrパンプキンを操作し探索の旅を進めよう。

九龍城砦(クーロン城)を舞台にした手書き風グラフィックの謎解きアドベンチャー

「Mr Pumpkin 2: Walls of Kowloon(Mrパンプキン2 ウォールズ・オブ・クーロン)」は、かぼちゃ頭のキャラクター・Mrパンプキンを主役とした謎解きアドベンチャー。

ゲームの目的は九龍城砦(クーロン城)からの脱出。タップでMrパンプキンを動かして探索、謎を解いて物語を進行しよう。

舞台となる九龍城砦とは、違法増築が繰り返され、迷路のように入り組んだ香港のスラム街。かつて現実に存在したこの都市を、手描きテイストのグラフィックで再現。

本作でしか味わえない独特な世界観が魅力となっている。

タップで移動!フキダシを選んで会話&探索

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アイテムを使いたい場合、画面右下をタップ。ウィンドウから使用アイテムを選ぼう。

画面をタップすると、その場所へ主人公、Mrパンプキンが移動する。この時、ダブルタップすると走って移動するぞ。

会話や探索が行える場所に近づくと、フキダシ状のアイコンが出現。タップでアイコンに応じた行動が行える。

アイテムを使用したい場合は、画面右下のカバンアイコンをタップして、アイテムを選ぼう。

有料の価値アリ!じっくり楽しむ作品が好きなら買い

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ゲーセンにあるミニゲームも謎解きのひとつ。細かいところまで丁寧に作られている。

本作は、Steamで配信されているPC版の移植作。

元が有料ゲームなだけあって、ゲームとしての質・ボリュームともに十分満足できる内容だと感じた。

一方、スマホへの最適化が乏しく、文字サイズが小さかったり、タッチしづらかったりといった欠点はある。

ただ、PC版は日本語未対応で、価格もスマホ版の方が安い

なので、じっくり楽しむアドベンチャーゲームが好きなら、買いだろう。

「Mr Pumpkin 2: Walls of Kowloon」の魅力は九龍城砦の持つ世界観

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九龍城砦という舞台こそ本作の主人公と言ってもいい。カオスな雰囲気がカッコいい。

本作最大の魅力は、舞台が九龍城砦(クーロン城)という点にあるといっても過言ではない。

正直、九龍城砦と聞いて興味が湧いたという人、いるでしょ?だとしたら、同志

いや、本作は謎解きアドベンチャーとして手堅く作られており、ぶっちゃけク九龍城砦が舞台じゃなくともおもしろい。

でも、九龍城砦ということで、魅力250%マシマシ(当社比)でしょ!

ロマンを感じさせる!九龍城砦の魅力

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立ち並んだアパートと、看板。九龍城砦は実在したサイバーパンクシティといえる。

先に書いた通り、九龍城砦とは、香港に実在したスラム都市。

そのスラム都市の何が魅力的なのかというと、都市のビジュアル

違法増築が繰り返されたことで迷路のように複雑化、アパートの部屋が地層のように積み重なり、無数の看板が立ち並ぶ…そのカオスな光景はサイバーパンク作品のよう。

本作以外にも、PS1のゲーム「クーロンズゲート」や、神奈川県川崎市のゲームセンター「ウェアアハウス川崎」などがモチーフに取り入れており、九龍城砦にロマンを感じる人は決して少なくない。

もちろん、スラム街なので、手放しで「カッコいい」といえるものではない…。ないのだけど、それでもなお、人を引き付ける魅力があるのは事実だろう。

九龍城砦の息吹を感じる!高い臨場感

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セリフで省略するのはなく、絵でシーンを描写していることも臨場感に繋がっている。

本作がイカしているのは、ただでさえ魅力的な九龍城砦を、臨場感たっぷりに描いているところ。

登場人物はもちろん、背景に描かれた機械など細かくアニメーションしているので、街が生きているように思える。

さらに、主人公の移動を省略せず描いているので、街の存在感が強い。とても魅力的な九龍城砦に仕上がっていると思う。

ゲームの流れ

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初プレイの場合は、画面中央のメニューから「新しく」プレイを選ぼう。セーブデータの保存場所を選んでプレイ開始!

二回目以降のプレイは、「続けてプレイ」をタップ。

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突如出現した龍に導かれ、九龍城砦に入ったMrパンプキン。都市の中は雑然としており、人々は皆荒んでいる。

人を見つけたらとりあえず会話し、その後背景をくまなく探索しよう。

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アイテム探しの途中、パズルを解かなければならないことも。

パズルは基本的に、ひらめきよりも試行錯誤が重要。たとえばこの画像のパズルは、矢印マークの位置を何度も変える内に解き方が分かるハズ。

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基本的に、何らかのアイテムを欲しがっている人物へ、そのアイテムを渡すことで行動範囲が広がっていく。

行く先に迷ったら会話を行い、何か欲しがっている人がいないか確認しよう。

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ゲームセンターではクレーンゲームも遊べるぞ!ここでは、某夢の国の某ネズミキャラのばったもんみたいな人形が重要。

細かいところまで手を抜かずに作られているので、グイグイ引き込まれる。

「Mr Pumpkin 2: Walls of Kowloon」の攻略のコツはシラミ潰し移動&会話のリピート

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画面下、センターバーの陰にアイテムがある。取り逃しがちなシーン。

本作攻略上最大のポイントが、アイテム探し

アイテム探しの途中でパズルを行う場面もあるが、パズルよりもアイテム発見のハードルの方が高いように思う。

このことを踏まえた上で気をつけたいポイントが、シラミ潰しで移動することと、会話をリピートすること。

アイテム取り逃しを防ぐ!シラミ潰し移動

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背景づたいに移動し、アイコンが出るか確認。取り逃しを防ごう。

獲得可能なアイテムは、画面上にちゃ~んと描かれている。けど、背景に埋もれて見逃してしまいやすい。

そこで、面倒でも1画面ずつ、端から端までシラミ潰しに移動しよう。

主人公がアイテム付近まで移動すれば、アイコンが表示されるので、取り逃しを防ぐことができるぞ。

画面全体を移動するのがめんどくさい場合、せめて上下左右の壁伝いにアイテムがないか確認しよう。

特に見逃しやすいのは画面下!端末がiPhoneXiPhone11だと、センターバーによってアイテムが隠されてしまうことがあるぞ。

セリフを見逃すなかれ!会話リピート

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この人物はセリフが変化するキャラの一人。繰り返し会話しよう。

レトロなアドベンチャーゲームでは、会話するごとにセリフが変化するため、同じセリフが繰り返されるまで会話をリピートするというのが鉄則だった。

本作はレトロゲームではないけど、この鉄則が当てはまる!

本作には、繰り返しタップすることでセリフが変化するキャラクターが存在する。

その上、変化後のセリフで謎のヒントを話すことが多い。

なので、必ず、同じセリフが繰り返されるまで会話を繰り返そう。