Grand Mountain Adventure

スキーで滑るだけなのに、なぜこんなに楽しい？

「Grand Mountain Adventure」はスウェーデン産のオープンワールド・スキーアドベンチャー。

広大なゲレンデを滑走し、ミッションを探し、雪山を探索していく。

崖ではトリックをキメ、雪崩を回避し、動物を探しだす。なにしたっていい自由度の高さが大きな魅力だ。

見ての通り、グラフィックの雰囲気はバツグン。BGMもベストマッチしている。「Sky 星を紡ぐ子どもたち」あたりを好む層にはヒットするのではないだろうか。

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様々なアクションが取れる爽快な操作

左右のストックで恰好する不思議な操作性がユニークだ。疾走感こそないが、壮大な雪山を思うがままに探索できる。

フリック入力や同時押しでジャンプやスラローム、など、華麗なアクションをこなすこともできる。雪山を探索し様々なミッションを見つけていこう。

本作は体験無料。フルバージョンではスノーボードも楽しめるという。つーか体験版でもボリュームは十分。とりあえずやってみて損はない。

「Grand Mountain Adventure」の特徴は美しい雪原を探索する自由度の高さ

自分にとってのオープンワールドゲームの楽しみは、移動や発見の過程にあると思っている。「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」「Marvel’s Spider-Man」、昨今では「デス・ストランディング」。

本作には強敵とのバトルや謎解きはないし、クラフトもなくストーリーすら希薄だ。それでもこんなにも面白い。なにをしたっていいのだ。

美しい雪原と魅力的なBGM。ミッションをこなさなくたっていい。気持ちいい挙動の一つ一つに魅了されてしまった。

テンポのよさと操作性のよさがもたらす「自由」

「操作性が面白い」と再三書いたが、左右のフリック入力や同時押しで加速・カーブ、ブレーキ、ジャンプ、ターン、そして派手なトリックもできる！まずここがスゴイ。

つぎにすごいのがリフトに乗っている時や失敗したときの早戻し（昨今は巻き戻しとは言わないらしい…）機能だ。

このテンポのよさだからこそ、どこにでも移動できる自由を満喫できる。スピード感こそないが酔いは起こりづらいのも助かった。

ここまで面白いと、カメラアングルを変更できるようにしてほしい、とか、日本語に対応してほしいとワガガマになってしまう。ゲーマーは業の深い生命体だ。

日本のスマホゲームメディアを(勝手に)代表してお願いしたい。スウェーデンのToppluva ABさん、Please support Japanese！

ゲームの流れ

左右でカーブと加速を行う。これ、すごいスキーっぽい。

なにを隠そう私は雪国出身。なのでこのゲームには妙に惹かれるものがあるのだ。

リフトを見つけると行動範囲が広がる。上まで運んでいってくれる。いわばワープゾーン。

リフトの早送りは動画に収録したからよかったらチェケラッチョしてみて。

 

スキー場の各地にはミッションが用意されており、クリアすることでアンロックされるリフトがある。

しかしこの雪の質感、光と影の雰囲気よ。木や崖はローファイなポリゴンだが、それもまたよい。

 

どこに行くも自由。頑張れば坂を逆走だって可能。隠されたミッションを見つけ出せ。

現実のスキー場は整備されてないゾーン、雪が深くて滑るどころじゃないから真似しちゃあかんぜよ。

 

道行くスキーヤー、動物、雪崩…すべてが愛おしく思える。

日本語に対応してほしいと言ったがプレイに支障はないので文句なく遊ぶべし。べし。

「Grand Mountain Adventure」の序盤攻略のコツ

左右にタップして加速。これは慣れるまではわかりづらいかもね。ミッションをこなし、各地のリフトをアンロックしてスキー場を走破していこう。

隠されたアチーブメントを探すもよし、矢印に従うもよし。未来を目指すも、何処に骨を埋めるも、選択肢はいくつだってある。言うなれば自由。

フルバージョンをアンロックせよ

最初のスキー場だけでも十分なボリュームなのだが、これが後数ステージあると思うとフルバージョン(iOS610円、Android580円)はお得だと言わざるをえない。

あげくスノボも解放されるってよ。どう思う？おれは見たいぜ、新天地。

あ、攻略のコツか。どう遊んでも楽しいのだが、とりあえずは上へ上へと向かおう。