Pilgrims(ピルグリム)

Pilgrims(ピルグリム)

パブリッシャー Amanita Design

ジャンル マルチエンディング脱出ゲーム

価格 Android:無料 AppleArcade (月額900円 初月無料)

絵心に一目惚れ。「Machinarium」制作陣が送るフリーシナリオアドベンチャーがApple Arcadeに登場!

ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)

Pilgrims

この絵本のようなビジュアル。予想外な展開。いい感じ!

解答が一つではないフリーシナリオアドベンチャー

「Pilgrims(ピルグリム)」は、Machinarium(マシナリウム)の制作陣が手掛ける手書き風ビジュアルのアドベンチャー。

人々を喜ばせたり友達を作りながら島を探索して、登場人物たちの小さな物語を一緒に紐解いていく。言葉なく描かれる演出、心温まる世界観が魅力だ。

絵本のようなビジュアルと、カードを使ったイベントが特徴。選択した行動やアイテムによって相手の反応が変わりまくり予想外の展開を生む。面白い。

物事を解決するにはいくつかの方法がある

Pilgrims

酒を渡すも、他のを渡すもよし。

手持ちのカードを選ぶことによりキャラの行動が変わっていく。わかりやすい操作方法で、従来のポイントクリック形式より難易度は大きく下がっている。

解答は一つではなく、さまざまな方法でイベントを解決できる。ここらへんにSaGaシリーズのようなフリーシナリオ感があってたまらないのだ。

「Pilgrims」の特徴は繰り返し遊べる予想外の展開

Pilgrims

このワールドマップが広がる瞬間!たまらないですわ。

「Machinarium」「Samorost」などで知られるAmanita Designの新作!かわいくも残酷で、それでいて美しい作風がまた楽しめるなんて。

相変わらずビジュアルも音楽も独特。そしてこの手触り感。それこそ最近Switchに移植された「moon」のような、ラブデリックっぽさすら感じるのだ。

正解は一つじゃない。一度じゃ終われない

Pilgrims

うーん、スクショじゃ伝わりにくい!このKIMOCHIが!

絵本のようなビジュアルや、言葉を配した説明不要の演出や操作性も見事だが、予想外の展開になるストーリーが最大の面白さだ。

1プレイが短く、すぐにクリアできてしまうが、解除できる実績が多く、キャラの反応を見たくて周回プレイしたくなる。数あるApple Arcadeの中でもオススメの一作だ。

ゲームの流れ

Pilgrims

言葉ないオープニング、イカしたビジュアルのBGM!

いいねいいね!こういうゲームを待ってたんだよ、おれたち。

Pilgrims

カードをフィールドにドラッグしてイベントを発生させていく。この操作方法は説明不要でいいね。

フィールドのアイテムはタッチで取得できたりするのでそこらへんもおこたらないように。

Pilgrims

様々な人/アイテムのカードを組み合わせ、使っていくことでイベントが進行していく。

反応が悪いときは必要なアイテムを持ってないってこと。世界を巡ってわらしべ長者になろう。

Pilgrims

共に旅する仲間が増えることも。いやーこの手書きデザインいいですな。

温和に解決するも戦うも自由。それでいて雰囲気は牧歌的。好きだこのゲーム。

Pilgrims

なんだろう、懐かしいだけじゃない。胸に響くこの雰囲気をうまく説明できない。

1時間くらいでクリアできちゃうゲームだけど、ぜひ秋の夜長にやってみてほしい。

「Pilgrims」序盤攻略のコツ

Pilgrims

テント調べるとコインあるの気づきづらかったな。

基本的にはフキダシに注目して、そのアイテムを加工して作り出していくのがセオリー。バケツに川や湖で水を汲んだり、スープを作ったりと選択肢は自由度が高い。

攻略のコツはネタバレになりそうなので、とりま柔軟な発想で何でも試してみてほしい。けっこう、詰まずになんとかなる。

1周じゃ回収しきれない実績を見つけよう

Pilgrims

実績をコンプするまでゲームは終わらない!

45個もの実績が用意されているので、同じイベントでも、違う方法で解決してみよう。カードがアンロックされたときしみじみと感動を覚えるはずだ。

目的地をダブルタップで即座に移動できたり、アニメーションを早送りできる。くり返し遊ぶ時はこれでストレスなく移動できるだろう。

できたら演出はスキップしてほしくないし、のんびり歩くほうがこの牧歌的な世界観を体現してるとは思うけど。