実写版クソゲーRPG

俺は勇者、これは実写。

「実写版クソゲーRPG」はタイトルどおり実写で繰り広げられるコマンドバトルRPG。

作者渾身のフルボイス＆実写演技で展開される大(？)冒険が堪能できてしまう脱力感あふれるレトロRPGとなっている。

近辺に引っ越してきた魔王。勇者は王の命を受け、魔王城に単身乗り込むのだった…。

毎度おなじみなクソ展開だが、実写で繰り広げられるリアリティ溢れるバトルとストーリーを堪能しよう。

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バカゲー感あふれるコマンドバトルRPG！

レトロRPGが実写。そしてフルボイス。これってなかなか新鮮だ。その発想はなかったわ。ま、全員を作者が演じてるんだけどね。

無駄にしっかりしたコマンドバトル、投げやりなセリフや展開は破壊力抜群。BGMもファンタジックでメロディアスなものとなっている。エンディングは少し泣ける。

「実写版クソゲーRPG」の特徴は実写＆クソゲー感

実写ゲームには、ドット絵やローポリゴンのようなノスタルジーがある。と思う。

「モータルコンバット」シリーズや「街〜運命の交差点〜」など、90年代には実写を取り込んだゲームが数多く発売されていた。

近年では「Her Story」「Telling Lies」など、スマホで遊べるゲームでも臨場感のあるリアルな実写演出が再び使われている。

本作は、あまりにも雑極みすぎてその系譜とは呼べないかもしれないが、妙に脱力感がある実写演出が、昔の同人ゲーっぽくて好きなんだよなあ。

ドット絵→フルボイス→実写→その次は!?

本作を手がけるのは「前衛的なクソゲーRPG」シリーズで、投げっぱなしな演出で局地的に人気を誇るぬか漬けパリピマン。

俺、この人近いうちにもっと人気になると思う。

絢爛なムービーやガチャ演出の超大作に疲れた人は、こういうゲームで箸休めもいいだろう。エンディングもちゃんとあるし。ま、ボリュームはない。あしからず。

ゲームの流れ

王様にも勇者にも見えない実写。要するに魔王倒してまいれ、っていうストーリー。

王様も勇者も本人の演技！猛暑の中おつかれさんでした。

 

フィールドも実写！のどかな田園風景を勇者は歩く。

この時、効果音の1つ1つにいたるまでフルボイスなのがむかつくけど面白い。要チェック！

 

武器屋で買い物！って田舎でもこんな画像みたことねえわ。

酒場でツルハシが一番強いって書いてたけどどれを選んでもそんなに問題なし。

バトルはFF風のサイドビュー！必殺技や魔法、最初から99個もってる回復薬を使って戦おう。

ガンガンレベルあがるし勇者強いし、ぶっちゃけ戦闘で困ることはないだろう。攻略のコツ何を書こっかな。

 

艱難辛苦を乗り越え、遂に魔王と対面！なんでスーツやねん。

今までのすべての出逢いに感謝し、最強の必殺技を駆使して戦え！エンディングまで泣くんじゃない。

「実写版クソゲーRPG」序盤攻略のコツ

真の意味で一本道RPG。ぶっちゃけ戦闘に困ることもない。宿屋にも武器屋にもいかずに問題なく勝てる。

ただ、今回魔王は強く、一人では勝てないかもしれない…。弾が尽き、心も刀も折れたとき、君を待ち受ける演出は…!?ネタバレ厳禁だ！

2周目もあるで

感動落涙のエンディング後、2周目では強制エンカウントで戦闘を楽しんだり、高速移動、効果音やボイスのオンオフが可能だ。

動画を実況したい人はボイスをオフにしてもいいかもね。

最後に、本作で興味を持った方は是非「前衛的なクソゲーRPG」シリーズもやってみてほしい。お約束を踏襲しつつも裏切る破壊的なセリフを堪能できるぞ。

他作品は、RPGとしてもボリュームもあり、完成度が予想外に高い。ひしひしと感じるRPGへの愛と憎しみに震える！

ぬか漬けパリピマン、次回作にも期待してるぜ！ウェーイ。