Battle Chasers: Nightwar(バトルチェイサーズ:ナイトウォー)
HandyGames
コマンドバトルRPG
Android:1,120円 iOS:1,220円
大作・上陸!名作JRPGをリスペクトしPS4やSwitchなどでも展開された重厚コマンドバトルRPG!ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
古き良きJRPGにインスパイアされた大作RPG
「Battle Chasers: Nightwar(バトルチェイサーズ:ナイトウォー)」は、日本の名作RPGの影響を公言する海外産の大作RPG。
少女「ガリー」は父である英雄「アラムス」を捜す旅に出る。異なる能力や特徴を持った5人の英傑たちが彼女の元に集う。
オープニングのアニメ、緊張感ある難易度のコマンドバトルなど、随所にレトロゲームへのリスペクトを感じる。
単なるレトロRPGの模倣とどまらず、充実したサブクエストなど、現代的なボリュームもあり、日本語翻訳にも対応。なぜか日本語の吹き替えボイスまで実装してるのが面白い。
歯ごたえ満点のコマンドバトル
基本コマンドとマナを使用するアビリティ、そして必殺技にあたるバーストを使い分けるコマンドバトルがかなり熱い。
戦略性が高く、絶妙に厳しい難易度は雑魚戦でも歯ごたえがあり、だからこそ燃える。「Sa.Ga」シリーズファンならハマるのでは。
カスタマイズ性の高いキャラクターの育成、武器防具の収集要素まで網羅。総プレイ時間は30~40時間くらいかかるだろうか。
「Battle Chasers: Nightwar」の特徴は溢れる日本のRPGへの愛と手に汗握るバトルシステム
「クロノトリガー」や「幻想水滸伝」など、日本の名作RPGに影響を受けたことを隠さないグラフィック。世界観。演出のオマージュなど、ニヤリとさせられ続ける。
コミック調のグラフィックからは90年代のアニメやゲームからの影響をビンビン感じるだろう。「ベルセルク」とかね。
海外のJRPG愛好家が全力でラブレターを送った。自分にはそんな風に感じられた。ちぐはぐな翻訳や棒読みの日本語ボイスすら愛おしい。
ゲームとしてのボリュームとやりこみ要素の高さに舌鼓
グラフィック、戦闘システム、ストーリー、ボリューム。BGM。すべてにおいて、掛け値なしに大作だと思わせるパワーがある。
特に戦闘システムは、「サガ スカーレット グレイス」や「FF10」のように、敵味方の行動順やリスク/リターンを読んで最適な選択をとる、戦略性の高いもの。
難易度は高いが、やり込んだだけ報酬を貰えたり、寄り道しただけ素材が手に入ったりと美味しいご褒美が用意されてるからこそ頑張れる。うまいことできている。
レベル上げがを要求される骨太な(昔ながらの)ゲームバランスが魅力なだけに、現代っ子としては自動戦闘システムや倍速プレイがあれば嬉しかったのが本音だ。
それを差し引いても、RPG好きの愛に報いる一作だと断言したい。
ゲームの流れ
飛空艇が撃墜されるオープニング。
インストールには1.9ギガ必要。空き容量チェックしてWi-Fi環境でね。
フィールド画面。左手で移動し、各種アイコンをタッチすることでメニューが開く。
ユニークなのは各キャラごとにフィールドスキルが用意されている点。先頭のキャラを入れ替えることで様々なスキルが発動できるのだ。
先頭。どうみてもタンク役の巨大ロボがヒーラーなのが予想外。
戦闘に参加したキャラしか経験値が入らない鬼仕様なので仲間選びは吟味すべし。
街で買い物。イベントの発生。隠し通路に宝箱。
これぞRPGといった展開が繰り広げられる。これは嬉しい。
図鑑があるゲームはいいゲーム。ユニークなのは、敵を倒した数でステータスのボーナスが付与される点。やり込むと、強くなる。
いやー説明しきれないボリュームだ。「CHAOS RINGS」シリーズのような、買い切りRPGを好む方にオススメしたい。
「Battle Chasers: Nightwar」序盤攻略のコツ
強いアビリティを連発するとすぐにマナ(MP)がなくなるので、通常アクションを織り交ぜながらマナを貯めながら戦っていく。
また、各種アビリティには行動速度が決まっている。まずは各スキルを長押しし、効果を少しずつ熟知していくのが戦闘の秘訣だ。
バフ・デバフを覚えることが勝利の秘訣
シビアなRPGにおいてはバフ・デバフスキルで有利な状況を作ったり、毒攻撃などの状態異常が重要になる。
HPが低い敵を先に倒し、固い敵には属性異常で継続ダメージを与えるなどの戦略が有効。
3人のチームは、おそらくヒロインのガリー(序盤以外は盾役)、回復担当のカリブレッド(ロボなのに…)が安定。
あとは好みでもいいかも。黒い剣士ことギャリソンの出血攻撃も序盤では大活躍。