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凱歌を掲げよ、傭兵たち
「アンビションレコード」は、KEMCOが手がける王道ファンタジーRPG。価格は960円。
国王の命令のもと、反乱鎮圧のために剣を振るう主人公。そして、王国の中枢にいるはずが、不可解な行動を取り始める宰相。
思わぬ方向へ傾く戦況の中、野望と信念が激しくぶつかり合う…!大人向けのストーリーにも胸が高鳴る。特に今作の主人公、傭兵団の隊長はダンディでカッコいい。
最近メキメキとクオリティがあがってる(気がする)ケムコの有料(優良)RPG。王道を求めてるRPG好きは要チェックや。
野望ぶつかり合う、本格一人プレイRPG
快適なコマンドバトル、奥深い育成システムを実装。反乱軍を鎮圧する主人公と、王国の陰謀が交差するストーリー。
ドラゴンの力をその身に宿せたり、FF5のように自由にジョブチェンジが可能。ジョブごとに装備できる武器やスキルも異なる。自由度の高い育成と強化ができる。
戦闘面では2倍速やオートプレイ、イベントの演出スキップも可能。特に戦闘は数秒で勝利できるほどテンポが良い。
ザコ戦はサクサク、強敵にはしっかりと戦略を立てて戦うといった育成とバトル両面にスリルがある。
「アンビションレコード」の特徴は重厚な人間ドラマと育成要素
反旗を翻した伯爵、暗躍する宰相、戦いに挑む傭兵たち。それぞれの野望がぶつかり合い、戦火の燃える大地を駆け抜ける!
「キングダム」や「ベルセルク(14巻まで)」にも通ずるものがある重厚なストーリー。傭兵たちの人間関係やセリフ回しもかっこいい。イイネ!
ケムコらしいシステム面の「RPGらしさ」が健在
シナリオもバトルも楽しい。スキルやジョブを覚え、部位破壊などを実装したコマンドバトルが楽しい。
倒せないほどに強い敵。バフ、デバフをかけ、攻略法を探せば楽勝。RPGのクラシックかつ根源的な面白さがそこにある。
タッチ操作とパッド操作が選択可能。操作性は同じく3Dのフィールドが舞台の「ディメンションクロス」と同様、若干慣れが必要だが、以前より改善されてるとも感じた。
ゲームの流れ
愚かな将軍で敗戦濃厚の戦場で、主人公は少女と出会う。運命が動き出していく。
ミニマップを参考に移動しよう。操作方法は今の所タッチ方式がオススメ。
行動順やキャラのHPやステータスが表示されたバトル画面。倍速やオートモードも実装。
戦略的に立ち回ることでかなり有利になれる。むかしはただレベルあげて殴りまくってたなあ…。
装備を買う、強化する、改造する。ジョブを変更する。スキルを覚える。
レベルアップや育成の楽しみがふんだんに用意されている。
戦士キャラは前衛、魔道士キャラは後衛に。ゲームの達成状況に応じてアチーブメントを獲得可能。
オート時の作戦も細かく決められるなど、かなり便利かつ親切なゲームモードを実装している。
今回のモンスターは敵側の「人間」。禁断の秘術を操り変身するのだ。
人間臭いドラマがどう着地するのか目が話せない。あと主人公かっこいい(3回目)。
「アンビションレコード」序盤攻略のコツ
傭兵の資質とはなにか?勝つことじゃなく死なないことだ。武器や防具は自分たちで合成・改造をして入手・強化して冷静な状況分析と判断が必要だ。
って主人公が言うてたぜ。
最高の武器や防具を装備し(強化をこまめに行い)、回復アイテムを潤沢に蓄えてうえで任務にあたるのが望ましいだろう。
「デバフ」で超有利!属性異常超有利!
ボスキャラも毒状態にしたり、攻撃力を下げたりできる。いわば「デバフ」が超強力。
後は部位を集中攻撃して「ブレイク」させることで有利になれる。
一方、強いザコ敵からは逃げるのも手。倒せない敵、開かない扉に想像力を馳せるのもRPGの醍醐味だからね。わかってんなー、ケムコさんよ!