前衛的なクソゲーRPG外伝

クソゲーかと思いきや王道のファンタジーRPG！

「前衛的なクソゲーRPG外伝」は脱力感と、そのくせ妙に丁寧につくりこまれた懐かしさとバカさあふれる自称・クソゲーRPG。

ファミコン風のドット絵グラフィックに、ドラクエ風のコマンドバトル。そして、脱力したテキストのセンスがずば抜けた良作に外伝的続編が登場。

街やフィールドを十字キーで移動し、ボスと激戦を繰り広げる。バカゲーのフリをした、レトロRPGとしての面白さがきちんとある良作だ。

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バカゲーではない。これは王道RPGだ

脱力感のあるイラストに騙されてはいけない。戦闘や街の住人のセリフなど、随所に作り込みとセンスが光る。それはまるでRPGに対する愛と憎しみのようだ。

井戸を調べるとエリクサーをもらえたり、タルやツボからアイテムが出てくる。RPG好きが作ったであろう小憎い演出が連続する。これぞ、まさに王道。

要チェックや。

おまえがエースや。

「前衛的なクソゲーRPG外伝」の特徴はツッコミどころ満載の演出＆クオリティの高さ

自称クソゲー、確かに超バカゲーだ。だが、予想を遥かに超えてしっかりつくりこんでいる。

「グラフィック(一部除く)と音声だけは神。」アプリ説明にそんな自虐をしてたけど、ゲームとしてしっかり面白いよ。俺、この作者のセンス、大好きだ。

バトル・探索・育成。どれも楽しい

今回はファミコン時代のFFのようなグラフィックに、ドラクエのようなコマンドバトル。

必殺技と魔法、豊富なアイテムが用意されている。ボス戦はギリギリ勝てる難度調整がされており、熱いBGMも相まってかなり燃える。

町の住人のセリフ、ツボやタンスを探す楽しみ。王道RPGに対してのリスペクトにあふれている。そしてツッコミどころ満載の演出もたまらん。

作者自身の味のある落書き素材の敵キャラ、「凡庸でくそみたい」と自嘲するにはしっかりと作りこまれた設定と世界観。面白すぎる。

あ、R−17指定なのでお子ちゃまはプレイしちゃダメらしいぜ。

ゲームの流れ

馬鹿げたキャラデザと秀逸なテキストのセンスisやばし。投げっぱなしジャーマンのストーリー展開。

王様に「マジ卍」なんて言われるなんて思わなかったよ。って毎回これじゃね？

 

いわゆる昔のドラクエ・FFタイプのように十字キーで移動し、フィールドや買い物、街の探索が楽しめる。

宝箱だけじゃなく、タンスやツボ、井戸などを調べるとお得アイテムが手に入る。こういうのだよな、RPGって…。

 

フィールド、街や洞窟を十字キーか画面タップで移動していく。

そうそう、縦持ちでも横持ちでも出来るのがいいよね。こういうゲームもっと増えないかな〜。

 

このFF感あふれるメニューよ。しかし回復アイテムがいちいち面白いな。

魔剤って言うけど、エナジードリンクの飲みすぎ、ほんとよくないらしいよ。気をつけてくれたまえ。

 

七魔将（だっけか？）の一人、デーモンすずき。真の姿を表したときはかなり強い。

ツッコミどころ満載だし手書きのグラフィックが前衛的だけど、ゲームとしての完成度は非常に高い。興味が湧いたら前作もプレイしてみてけれ！

 

「前衛的なクソゲーRPG外伝」序盤攻略のコツ

レベルはサクサクあがっていく。回復役を買い込んで、通常戦闘では全体攻撃魔法の「フレイム」を使えば効率よくザコ戦を周回できる。

強敵とのボス戦は武器や防具を揃えてから、MPを節約しながら戦うといいだろう。役立たずの「ぬかたろう」は回復と防御でオッケー。すぐパーティから離脱するし。

チートを使えば楽勝！(それでいいのか？)

ボス戦は総力戦だ。大丈夫、今までやってきたRPGを思い出せばきっと勝てる。MP消費の効率の良い技を使い、回復しながら堅実に戦おう。

ちなみにストーリーだけを楽しみたいならアイテムの「だいじなもの」から「チート」を選べば最強になるので楽勝。うーん早く続きやりたい。