Rebel Inc. -反逆の株式会社-
Ndemic Creations
国づくりシミュレーションゲーム
Android:無料 iOS:250円
祝!日本語対応!超ヒット作「Plague Inc」のデベロッパーがてがけた新作政治・軍事シミュレーション!ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
『Plague Inc. -伝染病株式会社-』開発元の新作シミュレーションが日本語対応!
「Rebel Inc.」は超ヒット作「Plague Inc」のデベロッパーが手がける政治・軍事シミュレーション。
今回は戦後の不安定な地域を安定させ、軍隊、民間、政治をコントロールし、反乱軍を阻止するリアルタイムストラテジーとなっている。価格は240円。
1億人以上がプレイした「Plague.inc」。伝染病を全世界に感染させていくという刺激的な題材で大ヒットした名作の新シリーズとしては看過できぬ。
待望の日本語対応!Android版は2月上旬に配信予定。自分も前作を相当やりこんだガチ勢なのでやりこみたい。
「Plague.Inc.」を発展させた政治/軍事シミュレーション
病原菌を流行らせ、人類を滅ぼすという、不謹慎と言われそうな超ヒット作「Plague Inc.」。
その続編である本作は、うって変わって、住民や地域を守るのが本作の目的となっている。
多彩でリアリティのあるイベントは健在。そして、何を優先し、何を切り捨てるかを選ばなくては勝てないというシビアで現実的な側面は更に強化された印象がある。
軍隊を増強し、反乱軍を鎮圧するだけでは安定は訪れない。疫病対策やインフラを整備するなど、全方位的対応を求められるのが面白すぎる。
バリエーション豊かなイベントが発生していく中で、多彩な作戦行動をリアルタイムで下し、状況に応じて取捨選択しなくては勝利は難しい。
軍事や生活環境の発展形式は、前作「Plague.Inc」をかなり踏襲している。前作が好きならチェックして損はしない。これは面白い。
「Rebel Inc.」の特徴はクールなUIとリアルに作り込まれたイベントの数々
一回のプレイで名作だと確信し、そして100回以上遊べた前作「Plague Inc. -伝染病株式会社-」に引き続き、洗練されたインターフェイスとリアルなイベントは健在だ。
噂によると本作は、第一線で活躍する政治家、ビジネス関係者、ジャーナリスト、国際的な慈善団体、および政府と協力して研究、開発されたという。
作戦行動の結果のアルゴリズムはかなり現実的に作り込まれているとのこと。そのリアリティは素人の僕には把握しかねるが、ゲームとしての作り込みは抜群だ。
闇雲に増強するだけでは、汚職やインフレのリスクが増え、支持率が上がらなければ安定できず敗北となる。このシビアでリアルなバランスは流石の一言だ。
プレイ感は前作の「ネクロアウイルス」を発展させたもの。緊張感ある交渉が面白い
限りあるポイントで、民衆の生活環境を向上させたり、政策を発令したり、軍隊を増強したり…。何をすべきか、何を捨てるかを選んでいく緊張感が本作の醍醐味だろう。
兵士を派遣し、地図上でドラッグさせ、リアルタイムに移動、バトルする要素も。前作の追加要素「ネクロアウイルス」(ゾンビを操り人類と最終決戦するモード)に近い。
軍隊を派遣し、敵を殲滅するだけではなく、和平や交渉をしていく必要もある。緊張感ある進展はやめどころがわからないほど面白い。
ゲームの流れ
血のような真っ赤な画面の前作とうってかわって、今回は平和の象徴のような緑。
人類を滅ぼす側に立つのではなく、今度は反乱を抑える側に。日本語対応したのでマニュアル読んどこうね。
画面上部のスタビリティがマックスにするか、和平をすることで勝利。右下の信頼度がゼロになったら敗北となる。
やがて反乱軍が蹶起。国連軍や民間軍をどう配置し、戦っていくか。殲滅させるだけでは次の紛争が発生する。このジレンマにどう対応するかが面白さ。
今回も健在、クールな発展ツリー。民間、政府、軍事の3項目を発展させていく。どれを切り捨て、どれを選ぶかが重要になる。
短期間にまとめてお金を遣うとインフレがあがり、概ねどの施策も汚職リスクが上がっていく。なので、ただ増強するだけでは駄目なのだ。
やがて対抗勢力が発生し、戦争を避けられなくなる。そうしたらこちらも兵士を派遣するしかない。
空爆をすれば民間人も死ぬ。毅然とした態度をとれば失うものもある。すべてをコンプリートすることはできない。痛みを再現したゲームだ。
前作でもおなじみリアルタイムで発生するイベントは今回も健在。各地で起こるイベントは予算がないと選択できないものも。
伝染病を流行らせる側に立つという衝撃的な題材だったからこそ、世界に警鐘を鳴らせたと思っていた。
反乱軍を鎮圧する、という、ある意味オーソドックスな作風になったのか、と思ったが、たとえ最適な選択をしたとしても、何らかの犠牲は発生してしまう。これこそが本作のテーマなのかもしれない。
「Rebel Inc.」序盤攻略のコツ
イージーモードでも勝てなかった高野だが、まずは都心部に本拠地を設立。政府→汚職対策をしっかりしてから軍隊を増強して、空爆しつつ敵軍隊を包囲していこう。
民間兵を使えるようになるには時間がかかり、国連軍は強くて即時利用できるがある程度時間が経過すると帰ってしまう。
支持率を見つつ、国策を練っていこう。インフラを整えるのも忘れずに。後半は支持率が余るので、強行な政策をしてもOKかも。
汚職対策をしてから軍隊を派遣せよ
安定度を100%まで高めるか和平を成功させれば勝利となる。後半、こちらが優勢になれば、反乱軍の指導者と交渉を進められる。
ただ軍隊を増強してフルボッコにするだけでは交渉が進まない。敵陣に軍隊を派遣する「攻め」の姿勢だけじゃなく、自分の街を守るべく待機するのも重要。
政治の項目から「民主主義」などをチョイスし、国際的な支持を得ることで反乱軍を抑え込もう。個人的には和平エンドのほうが簡単に感じた。