式姫転遊記

式姫転遊記

パブリッシャー Appirits Inc.

ジャンル コマンドバトルRPG

書き換えられた「伝承」を取り戻す純和風コマンドバトルRPG!陰陽師と式姫のキズナを信じるProject最新作

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式姫転遊記 レビュー

▲和の雰囲気を押し出したグラフィックが良き!

刻が移ろおうとも、式姫はアナタと共に在る。

『式姫転遊記(tenyuki)』は、式姫Projectシリーズの集大成と銘打たれたアドベンチャーRPGだ。

時は幕末の江戸、文化の岐路に差しかかって「伝承上の存在」が忘れられようとしている時代。

信じる絆を力の源としていた陰陽師は「式姫」を絶やさせまいと、書物の世界に紛れ込んだ妖怪の退治へ向かうのであった。

墨絵のような2Dアニメーションと、現実と架空世界を行き来するストーリーが素晴らしいので、和風モノが好きならゼヒ遊んでみてほしい。

式姫をコマンドとして用いるターン制バトル

式姫転遊記 レビュー

▲画面構成がダンジョンRPGっぽくて燃えるね。

パーティには8人の式姫をセットでき、バトル中は5枚の手札から使役する1枚を選択。使う度に空き枠からランダムで補充される。

アクションを起こす度に「霊珠」という必殺ゲージが溜まっていき、50以上になると通常技よりも強力な「奥義」スキルを発動可能に。

画面上には「コンボ」アイコンがあり、対応した武器(職業)の式神で埋めると霊珠ゲージが加速する。勝負を分ける重要なギミックだ。

式姫の特色を活かせるパーティを構築しよう

式姫転遊記 レビュー

▲さらに「属性相性」「霊珠増加量」なども。

式神は6種の武器を持っていて、それぞれ使役時のアクションが異なる。

「刀」なら攻撃後に守りを固める追加効果が付き、「術」は威力が低い代わりに全体へ範囲攻撃できるといった具合だ。

種類が偏っていると「コンボ」も埋めにくいので、パーティ編成は戦況に応じて選べるようバランスを意識したい。

『式姫転遊記』はバトルRPGにガチの和風ADVが付属していて楽しさ2倍増し!

式姫転遊記 レビュー

▲筆者はシリーズ初体験だったけど大いに楽しめた。

バトルの間に挿入されるストーリーイベントは設定が面白く、掴みも上手いからイッキに惹き込まれてしまった。

伝承から成り立つ式姫は不確かな存在として描かれ、時には別れのシリアスな場面もある。その分だけ人々との絆を大切にしているのがイイ。

主人公が書物に「転遊」して入り込んで様々な世界を渡り歩き、陰陽師として成長する王道シナリオも没入してしまう。

美麗イラストとは別の方向性で描かれた女の子もキュートだし、和風世界への一貫性も素晴らしい。ここまで読んで興味を持ったなら気に入るハズだ。

戦闘パートも見逃せぬ遊び応え

式姫転遊記 レビュー

▲味方の前兆に合わせて奥義を発動!

1人用クエストでもNPCやフレンドを仲間として加えることができ、プレイヤーと同じように式神で戦ってくれる。

コンボを埋めやすくなるし、同時に奥義を放てば「合体技」へ発展するなど良い事づくし。適度に連携している感があって中々楽しい。

「共闘」モードなら他のプレイヤーと一緒にマルチボスへ挑むこともでき、チーム内での戦略を問われるぞ。

メインだけじゃなく全体を通して遊び込めそう

式姫転遊記 レビュー

▲家具の配置はミリ単位で動かせる。

報酬や交換所から強化素材を集めることで、全キャラを最大ランクまで成長させられるのがポイント。

オマケモードには「デレ○テ」「アズ○ン」でお馴染みのミニキャラ鑑賞ルームがあり、家具をデコって自分だけの癒やし空間を創れる。

他にも式神ごとの専用イベントシナリオなど、様々なコンテンツの追加を予定しているようだ。今後を楽しみに待とう。

ゲームの流れ

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新米陰陽師の主人公は修行を詰みつつ「転遊」して伝承を護っていたが、書物の世界に現れるはずのない自立した少女と出会うことで、物語は急転していく。

珍しく主人公自身が戦うタイプで、選択肢セリフのみだけど物語にも介入する。男女から選べて「FGO」に近い。

PCゲーム「式姫草子」から続いている本シリーズだが、初見でも違和感なく入り込めるストーリーだ。

式姫転遊記 レビュー

バトル画面。式神をコマンドとして扱うことにより多彩な戦略性を実現。

ある程度定石は決まっていてオート運用でも構わないが、奥義の連携タイミングなどは手動じゃないと上手くいかない。

元になったブラウザ版と比べても動作がスムーズで遜色なく、アプリとして非常に移植度が高いのも良ポイント。

式姫転遊記 レビュー

式神は1体だけなら戦略的に微妙だけど、自パーティの8体+仲間3人も参戦するのでかなり奥深い。

「特訓」でクリティカル率などの特殊パラメータを伸ばす育成システムもあり、長期的に楽しめそうだ。

式姫転遊記 レビュー

式庵というミニキャラルームには8人が入室でき、各キャラの衣装を別キャラパーツへ替えることも出来る。

所有数の分だけバリエーションが増える太っ腹仕様もあり、デコるのガチ勢な方は大いに楽しめそうだ。

式姫転遊記 レビュー

手軽に楽しいバトルや和のビジュアルに惹かれたら、ストーリーも腰を据えて読んでみてほしいな。

果たして式神という存在は消えずに済むのか? 突如現れた「力」を持つ少女の正体とは?

後はアナタの目で確かめてくれ!(お約束)

『式姫転遊記』序盤攻略のコツ。

式姫転遊記 レビュー

チュートリアル中に11連、その後13連。スタート特典では計24回分のガチャを回せる。序盤を円滑に進めるべく式姫を多めに確保したい。

ホーム画面左下の「虎の巻」は初心者ミッションなので、バトルを進めつつ合間に達成を目指そう。デイリーやウィークリーも忘れずに。

パーティ内のバランス配分を見直そう

式姫転遊記 レビュー

考えなしに強キャラを並べるより、満遍なく武器種を使えるようにしてコンボ→奥義→連携技を狙うほうが強い。

各武器につき2体までが良さ気で、3体だと多そう。回復はコンボに指定されないからザコ戦じゃ不要になりがちだけど、もしもの時に役立つから入れておきたい。

「属性」だけは敵の弱点を突くように編成を偏らせるのもアリだが、序盤は常用パーティを育てるのが一番なので後回しにしよう。

式姫に持たせる装備は相性に気を付けたい

式姫転遊記 レビュー

武器の「加護」は、キャラの職業と合致した種類なら能力ボーナスを付与する効果が多い。必ず合わせるように。

特典で貰えたドロップポーナス系などはキャラを問わないので、火力に依存しにくい「弓」や「回復」に持たせておこう。

レアガチャだけでなく「通常召喚」から手に入る可能性もあるので、資金が貯まったら積極的に引いていくべし。